ダイアン太閤記

　大阪発の雷鳥にて小京都金沢へ。同駅にて特急北越に乗り換え米所へ向かう旅程。

　雷鳥は窓が大きく、景色を楽しむにもってこい。しかし通路側の座席であり、また窓側の隣にはスポニチをでかでかと広げ読み耽る小汚いおっさん。通路で正座して読め。

　私含む周囲三席の指定席が家族連れ三人と重なるハプニング。JR側のシステムのミスだろう。私達他人三人組の方が先んじて座っていたこと及び個別交渉は労を要すると判断したのか、家族連れは座席を諦め、車掌と相談へ。雷鳥乗車前の新幹線でも同様のミスにより立ちっぱを強要されたらしく、妻はヒス気味にまくしたてていたが、私の座席は確保し得ており所詮他人事。急速に興味を失い、無視して寝る。

金沢までスポニチのおっさんが隣席。頻尿とかマジ死ね。俺は一度もトイレ行ってねえんだよ。眠りから覚めてもヒス妻が車掌だかなんだかと払戻について交渉。家族なんてもつから貧しいんだろうね。