バックアップ

日常のバックアップ。

壁に耳あり障子にメアリー

2008年06月30日 01時12分11秒 | 雑記
 いつか、頑張ろう頑張ろうとしていた。鼓舞していた。しかしながら頑張ることとは、当たり前の話なのだが、目標を達成するための過程におけるものであって目標として据え置くものではないのだ。

 一般的に頑張ろう頑張ろうと自らを鼓舞する人は確固たる目標がある人なのだ。目標なんて掲げたことがないから全然知りませんでした。

だからどう?ってだけ

2008年06月18日 00時00分24秒 | 雑記
 「人の気持ちを想像することができない」

 想像する対象、気を使う対象などいなかった。高校から大学までを独りで過ごしたため、私の周りにはそもそも人などいなかったのだ。

 昼時のモスバーガーは学生とおぼしきものや職業人などにより込み合っており、店舗二階の中心では、キジマと名乗る女性がアポ取りの電話をひたすらかけていた。

雲は月に照らされ僕はコンビニに照らされる

2008年06月17日 01時09分01秒 | 雑記
 バスを降りて家へ向かう道、いつものように夜の空を仰ぐ。天文学の素養がないことに加え考えることに向ける気力が無いため月の出ていた方角については分からない。月は進行方向に対して右上、夜の雲の真ん中にぽっかりと空いた空間に見られた。中心にある月と周辺の雲が白く照らされた様はチキンラーメンに落とした生卵のように見え、自分は努めて冷静であることを確認した。

排他的自己水域

2008年06月09日 00時53分16秒 | 雑記
 金曜日夜、土曜日そして日曜日が過ぎ去った。何かに気を注いでいたわけでもないのだが、黒蟻を踏み潰すが如く抵抗なく容易に、つまらなく過ぎ去った。

 腕を枕代わりに頭の下に置くと一定の間隔で動く鼓動。秒の進みより若干早い程度。全く晴れそうにない、いや雲が晴れたからといって、あるのは真っ暗に違いないのではないのかという声。

 踞りしゃがみこむ臆病者の周りには誰も近づこうとせず、変化を運ぶ風は吹かず、大地さえ愛想を尽かし草すら生えない。

自分の事すら他人事

2008年06月07日 00時38分27秒 | 雑記
 「生きている事を実感する」ために自傷をするということは、少なくとも私は無いように思います。

 私がリストカットをするのは、多分こうなのではと考えている程度で恐縮なのですが……、自分というものを傷つけるという行為により自分を他人化させる、悩み・苦しみを抱えている自分から自分を乖離させて楽にするものかなと考えています。

欲望と抑望

2008年06月01日 22時11分00秒 | 雑記
俺はカステラを食いたいのに買わない愚か者だ。スーパーにて他の和・洋菓子類と共にカステラが並んでいる棚に面したとして買わない愚か者だ。何を気にしてつまらない道を行くのでしょうか。それはやはり将来への不安です。ああカステラ食いたい。