バックアップ

日常のバックアップ。

で、結局のところ何が言いたいの?

2008年07月28日 23時58分38秒 | 雑記
 戦後日本は焼け野原の中から奇跡的ともいえる経済成長を果たし世界第二位の経済大国となった。前例のない驚異的な経済成長を遂げるなか、生活・福祉水準の大幅な向上、三種の神器(白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫)や3C(カラーテレビ、クーラー、自動車)に代表される耐久消費財の普及、そして、映画、プロレスや野球などの娯楽の充実といった経済的・物質的豊かさ、加えて経済的・物質的豊かさに伴う精神的豊かさを人々は獲得するに至った。そして、溢れるほどの豊かさ、目まぐるしい変化をもたらす経済発展が永劫永続するものという考え、加えてこのような経済発展を私達ひとりひとりが支えている・担っているという自信を獲得、戦中や戦前、また戦後さえも、過去のものとしたのである――――――――。

 現在、物質的・ 経済的豊かさとは獲得するものではなくなった。単なる洗濯機を、テレビを、自動車を、 誰かが購入したといって今や羨む者などいるだろうか。経済成長を遂げる過程のある時点以降、豊かさとは所与のもの、つまりは当たり前のものとなった。上記のような耐久消費財は人が生を受けたその時から親と同様そこにあるのだ。

 科学・医療などの技術は今も歩みを止めることなく進歩している。しかしながらその速度は鈍化しており、革新的なもの、それを獲得することを誰もが望むもの、その登場は非常に限定的となった。そして人々は豊かさという土台からそれぞれの道を歩み始めた――――――――。

血塗れホルスタイン

2008年07月27日 23時17分26秒 | 雑記
 先週は月曜日が祝日。従って火曜日から金曜日までの4日出勤。
 火曜日午前中は健康診断。身長体重血圧などの測定は勿論、レントゲン、内科検診、尿検査、聴力検査、血液検査。周囲に残り時間10年も無さそうな老人、粛々と余りにも粛々とひとつひとつをこなす。午後からはリスケ起案準備をしながら合間に資産分類。

 水曜日はリスケ決済。早帰りデイ。先輩の送別会出席。幹事が糞で主役の先輩欠席。

 木曜日。記憶なし。

 金曜日。貸付稟議準備、合間に自己査定。会社が一件潰れる。

 総括。班長が一週間通して優しい。何があった?

天も呼ばない地も呼ばない誰も呼ばない

2008年07月15日 08時16分08秒 | 雑記
 部屋の相方と冷房温度設定の争い。利己に徹するなら20℃希望であるが、相方に気を使い23℃で譲歩提案。しかしながら相方は25℃で頑として譲らず、論拠「昨日26℃で寝てたやん」。この闘いに負けるようなことがあるならば、フロリダでグレープフルーツ農園を拓く。

 結果、敗北。初っぱなに前例作ったのが宜しくなかった。リスケもそう。てか25℃でも暮らしやすいね。エアコンの真下にいたから2℃の差が出たと思われ。時間が経ちゃ均一。敗北の罰はグレープフルーツ農園とかのたまったがポリエステル100%の肌着を身に付けることに事後変更。ごわごわするから日がな1日身を捩ることになろう。

バスの記号

2008年07月13日 00時49分10秒 | 雑記
 土曜日。組合の関東地域の支部会議出席のため埼玉へ。我が支部は遠隔地であるため日当などが10千円支給されるものの休みは休みたく、全く気が重いものだった。
 しかしながら面白いことは多々あった。暑さで頭をやられた故ああありましたねという感じになりつつある。

サイケなでしこ

2008年07月07日 01時32分16秒 | 雑記
 最寄りのスーパーでメロンを購入した。蒸し暑い土曜の午後のことだ。出向く前から買おうと決意していたわけではない。昼御飯を調達しようと薄い緑のカゴを抱えフルーツコーナーを通りすぎようとしたとき、ふと、ああフルーツが食べたいなと思ったのだ。衝動に駆られたという程ではなかった。ああ食べたいな、それだけである。

 甘い香り漂うフルーツコーナー。アメリカンチェリー、パイナップル、グレープフルーツ、キウイなど様々な色を発するフルーツ、そしてその値段をそれぞれ見て回りアンデスメロンの前に立ち止まった。目当ては初めからメロンだった。メロンは高級なフルーツであり、稀にしか食べれないものと子供の頃に洗脳されているためか、他のフルーツなどはなから眼中にはなかった。

 主婦たちが行き交うフルーツコーナーの中心。棚に並べられたアンデスメロンはどれも498円。ひとつひとつを目視のうえ、これはと思ったものを手に取り、重さ、固さ、網目の三点を確認する行為を三回ほど繰り返す。私はくだもの屋ではないためベストオブベストがどれなのか分かりかねたが、そのうち比較的網目が整っていたものを購入。

 尚、メロン一玉のみを購入する客は奇異と思われるのでは?という疑心暗鬼に襲われ特に欲しくもない黒豆煎餅も合わせて購入のこととした(予算オーバーのため昼御飯は購入せず)。バーコードの読み取り作業、そしてメロンを入れた袋を台に置く際、レジ店員は非常に善く丁重にメロンを扱っていた。

 店員の好意を裏切らぬよう、メロンが痛まぬよう振動に最大限気を配りながら寮に戻り共用冷蔵庫にて冷やす。んなぁあ!今すぐ食べたいよお!という衝動がなかったこと嘘偽りなく、つとめて静かに気持ちはやることなく私は部屋に戻った。今はまだそのときではないのだ。

 私がアンデスメロンを食したのはその翌日、昨日に続き蒸し暑い日曜日のことだ。