ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

再び木材の呼称について、というよりも英語の話ですが

2009年01月25日 | 材料の呼称
昨日アーチトップの材料を紹介した際に、「フレイム“ド”・ビッグリーフメイプル」と表記しました。通常は「フレイム・メイプル」と表記されることが多く、それで意味は通じるわけですが、何故敢えて「フレイムド」と表記するのか?
それは「杢の表現は統一すべき」と考えるからです。フレイム(flame)は名詞なので、名詞を修飾する時は“flamed”と語尾を変化させて形容詞形にしなければなりません。他の杢のほとんどは、形容詞形で表記されています。例えば「キルト(quilt)」は常に「キルテッド(quilted)」と形容詞形で表記されており「キルト・○○○」という表記は目にしたことがありません。ならば「フレイム」も「フレイムド」と表記されて然るべきなのではないでしょうか。
細かいことにこだわりすぎかもしれませんが「正確にできるものは、できうる限り正確に」表現したいと思っているのです。

*「バーズアイ」に関しては、英語でも“bird's-eyed”ではなく“bird's-eye”で、おそらく-(ハイフン)が入ることで、形容詞形になるのではないかと思います。

お問い合わせ ABE GUITARS

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 工房名について | トップ | トム・リベッキー 雑誌に紹... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

材料の呼称」カテゴリの最新記事