ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

Gibson WM-45 ナット・サドル作成→完了

2013年04月25日 | ナット・サドル作成・調整
樹脂製のナットを


取り外し


スロットをクリーニング


牛骨で新規作成します


弦間を割り出します


{1.448"-(0.016"+0.024"+0.032"+0.042")}÷5=0.2668"→補正して0.268"


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


サドルは牛骨に交換されていましたが、ロッド調整の結果、低くなったので


新規作成し


完了しました


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マスキングテープ

2013年04月20日 | その他
今月初め、仙台で塗装・塗料関係の催しがあったので行ってきました。いきなり行って入れるものではなく、塗料を扱っている業者のみが、取次店経由で参加できるという仕組みです。一応、そういう業者に認められているわけです。

といっても、展示ブースは建築・自動車関係が大半で、ギターの塗料・塗装そのものを扱っているわけではありません。なので、とりあえず勉強になる、程度の内容なのですが、意外な製品との出会いがあったりもするので、業種は違えど侮れません。

実は、一番の目的は「サンプルのマスキングテープをもらうこと」です。テープメーカーがかなり出展しているので、会場をぐるぐる回って、何度も「初めて来ました」みたいな顔をして、ちょっと質問して「なるほど」と頷きながら、一杯もらってきました。これで半年くらいは持ちそうです。



マスキングテープの選択は、実は生死を分ける程の、というと大袈裟ですが、かなり重要なポイントなのです。これまで何度泣かされた事か…よくあるのは、フレットすり合わせの時に指板をマスキングし、終わってテープを剥がす時に指板サイドの塗装が一緒に剥がれてしまう、というものです。或いは、テープを貼った部分の塗装が、剥がれないまでも、テープの糊によって塗膜面に悪影響が生じ、バフがけや最悪の場合再塗装を強いられる、ということもあるのです。

なので、選択の際の一番重要なポイントは「粘着力が弱いこと」です。そしてもう一つは「切れやすさ」、力を入れずともササッと切れてくれないと、作業性が悪くて困ります。

今回もらったサンプルで、結構いい感じだったのは

カモイ ミント


これは一番粘着力が弱い。しかし、弱すぎて剥がれてくることもあるのが残念。

ニチバン 2541


カモイに比べると、適度な粘着力で気に入りました。しかし、惜しいことに、切れ味が悪く、作業性は劣ります。

結局、いつも使っている
ニットー 7286


これに落ち着きますね。粘着力と切れやすさが両立している、稀有なテープです。ニットーさんのブースで、ベタ褒めしてきました。

今後も、マスキングテープの探求は続きます。
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YAMAHA FG-130 サドル溝加工+サドル作成、他→完了

2013年04月19日 | ブリッジ関連
サドル溝が浅いので、深く加工し


サドルを新規作成


ブリッジ自体も、少し削ります


カウンターシンク加工


溝加工


リーマー加工をして


サドルのオクターブを合わせて


完了しました
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YAMAHA FG-130 ナット作成

2013年04月17日 | ナット・サドル作成・調整
ナット作成に入ります


トラスロッド部分の隙間をマホガニー材で埋めて


スロットをクリーニング


高さの目安をつけて


弦間を割り出します。{1.453"-(0.016"+0.024"+0.032"+0.042")}÷5=0.2678"→補正して0.268"


溝を切り込み



高さ調整


磨いて完了


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YAMAHA FG-130 フレットすり合わせ

2013年04月16日 | ネック関連
すり合わせに入ります


平面を出した後、ファイルで成形


マイクロメッシュで磨きます
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YAMAHA FG-130 指板修正→フレット入れ

2013年04月16日 | ネック関連
指板を修正します


スロットをクリーニングし


面取りをして


フレットを


打ち込みます


そしてエッジの面取りです
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YAMAHA FG-130 フレット・ナット取り外し

2013年04月15日 | ネック関連
ヤマハFGをお預かりしました。


フレットが減っているので交換します


外します


ナットも



外して新規作成します
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#018 ブレイシング接着 其ノ三

2013年04月14日 | 制作過程
Xブレイシングのホゾ加工をします

レイアウトして


ノコで切り


組んで


接着します


前の工程
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Fender Japan Stratcaster ナット作成+調整→完了

2013年04月11日 | ナット・サドル作成・調整
ナット作成に入ります。スロットをクリーニングし


牛骨を切り出して、弦間を割り出します




溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


サドル・オクターブ調整をして完了しました


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Fender Japan Stratcaster フレットすり合わせ

2013年04月10日 | ネック関連
すり合わせです。平面を出して


成形


マイクロメッシュで磨きます
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Fender Japan Stratcaster フレット入れ

2013年04月09日 | ネック関連
フレットを切り出し


打ち込み


余剰分をカット


そしてエッジの面取りです
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Fender Japan Stratcaster 指板修正

2013年04月08日 | ネック関連
指板を修正します


平面と


アールを両立させるのは、結構、大変です


スロットをクリーニングし


エッジの面取りをして


修正完了
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Fender Japan Stratcaster フレット・ナット取り外し

2013年04月07日 | ネック関連
ストラトをお預かりしました


フレットが減っていますので、交換です


ネックを外し


フレットを抜きます


ナットも取り外し


ペグも取り外します
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YAMAHA Pacifica ナット作成+調整

2013年04月05日 | ナット・サドル作成・調整
ヤマハ パシフィカをお預かりしました


プラ製のナットを交換します


ロッド調整し


溝をメイプル材で埋めて


平面を出し


牛骨で作成


弦間を割り出します。
{1.318"-(0.013"+0.017"+0.026"+0.036")}÷5=0.2452"→補正して0.246"


溝を切り込み


高さ調整し


磨きます


サドル調整をし


指板アールに合わせて


オクターブ調整をして完了です。


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1975 Martin D-28 サドル溝加工+サドル作成→完了

2013年04月04日 | ナット・サドル作成・調整
サドル溝が浅いので、深く加工し


牛骨でサドルを新規作成です


オクターブ調整し


完了しました


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