hotひと息ついてみよ

今日も一日おつかれさま。そう自分に言ってあげよう。

この春からの「みんなで一歩」

2016-02-13 22:16:53 | 日記
縄文のころから製塩が行われ
古墳時代には麹発酵もされていた
奈良時代には
今のような味噌が食されるようになったという

この大地で
遠い昔と同じように
大豆から育て
麹を加え
そう 手塩にかけて作った味噌は
きっと いい塩梅(あんばい)で

この春から
私たちのまず一歩は
自分の足で 大地を踏みしめながら
ここで味噌を作ってみようと思う

この足の裏に感じる地球の鼓動に
私たちは多くの時をも超えて
山や風やひかりと話ができていた頃のことを
からだが こころが
きっと思い出すと信じているから

ほらっ
だから
最初の一歩……



雪が降れば犬は喜び

2016-02-13 18:36:51 | 日記
とは言え
雪の中を駆け回る犬など
とんと最近お目にかかっていない

とは言え
新雪に自分の足跡を残すって
いくつになっても ちょっとわくわく
してやったりの感じ
それもまた
とんと最近やってはいない

大雪対策は
豪雪地域の方にとっては
本当にご苦労なこと

そこまでいかない地域に住む私とすれば
敷地の雪を道路にまかない
デリバリーなどは注文せず
冷蔵庫の中身と相談の上
家庭内で自給自足に心がける

まだまだ枝ぶりの細い
庭のどんぐりの木の枝の雪を
早め早めに払う

雪の中
ファンヒーターの灯油が切れたりしないように
まずは満タンとする

明日の朝のことは
朝考えることとして
まずは早起きのために早く寝る
そうは言っても
たまに窓から雪も眺め
もしかしたら
この雪の中
動物が森からやってくるかもしれないと
その姿を探す
って森など近くにはない
けど近所でタヌキぐらいには会ったことがある
なんの自慢?ってね

とは言え
春の湿った雪があと一度ぐらい降ることはあるかもしれないけれど
しょせん
自然には太刀打ちできないと
真摯に深く
自分の無力さをしみじみ感じる
それもまたいいものだ




大の苦手だった英語だから

2016-02-12 21:29:26 | 日記
NHKの英語のテキスト
「シンプルエンジョイイングリッシュ」を定期購読している
英語が大嫌いだったから
一番苦手なものをやってみようと思って
基礎英語から初めて
去年 このテキストにたどり着いた

言葉って
ひとつひとつの単語の積み重ねではなく
わりかと
全体の雰囲気で聞き取るものだと
日常の会話では そんな当たり前のことが
なぜか他国語になると
全ての言葉を聞き逃すまいと
私の数少ない英単語の和訳を
ひとつひとつ照らし合わせているうちに
会話はどんどん先へ先へと進んでいき
頭の中がパニックになった状態で フェードアウト

そうなれば
無意識に英語には拒否反応

そんな私に
英語を「ふんふん」と軽く聞き流しながら
イメージで英語を耳に入れることを教えてくれたのは
この「シンプルエンジョイイングリッシュ」
分からない単語があったって
気にしない 気にしない
どんどん聞いていくうちに
なんとなしか 話の方向性ぐらいはわかってくる

嫌いなものが
好きになる
好きにならずとも
嫌いでなくなれば
世界は広がるものだ

好きなことは 追及してしまうし
達成感のレベルも高い
けれど苦手なことは
ささいなことでもうれしくなってしまう
すごいって感心してしまう

私からしたら
庭にやってくる鳥たちの言葉がわかるぐらいに
言葉の世界が広がったって
そりゃあ 英語が堪能な人にはわかるまい
この感動
このときめき
英語が大の苦手でよかった
そう思ったら
できないこともなんか悪くはない
強がっている?
それでもいいよ 楽しいんだから
レベル低いってことも
なんか悪くない




みずみずしいもの それは大根

2016-02-11 21:02:14 | 日記
大きい 太い大根が98円でね

まな板の上で切ってみたら
それは
さくっと
みずみずしくて
 
お昼は
定番の水菜と大根のサラダに
で いつもこのサラダを食べるときには考える
何をかけようって
マヨネーズ?
うーん 実はうちにはマヨネーズがない
買ってもいつも使いきらない
マヨネーズは嫌いじゃないけど
すべてマヨネーズ味になってしまうのがちょっと気に入らない
オリーブオイルに塩コショウ
うーん 下の方ばかりが味濃くなってしまうのも
ちょっと気にいらない

かと言って
自家製ドレッシングってタイプではなく
わりかと 面倒くさがりだから
結局 そのまま食べた
水菜の青臭さと大根の甘みも 
すっごく気に入った
冬の根菜類は大好き
寒さから身を守るために糖度を上げて
凍りつかないようにするなんて
すっごく感心して 感動してしまう

感謝しながらいただいた
けど
大根って生で食べると
ちょっとお腹が冷えてしまう
だから冬場に大根おろしなんてとても無理

今日はお休みで時間があったから
午後から ことこと 大根を煮た
箸の作法には反するけれど
柔らかく煮た大きい輪切りの大根に箸をさすと
その箸が透けて見える
その様を 右から左から満足げに眺めて
口いっぱいにほおばった
からだにやさしいってこんなだよなって

大きく太い大根は
明日の味噌汁の具の分だけ
ちょっと残っている
白菜と凍み豆腐とで作ろう

まずは たいへん
ごちそうさまでした




森と木々たちの声に私は

2016-02-08 00:12:45 | 日記
森と言えば
トトロの森
メイがトトロに出会う木々に囲まれた小道

森はすっかり明るい光も差し込み
トトロに出会えそうな懐かしさやわくわく感がただよう場所って

けど昔から 森と人との間にはたくさんの約束事があったはず
新月伐採だったり
森の口開け神事だったり
そして
そこには決して人が立ち入ることもできない場所もあって
優しくも怖くもあり 
人は森に畏敬の念を抱いていたはずだった

自然が温かく包み込んでくれることがあっても
厳しい自然との共存は 厳しくつらいことも多かったはず

いつからか
森は
森林公園のようになってしまい
街の雑踏から逃れてきた人たちを包み込む母のようになってしまったけれど

忘れてはいけない
山との
森との
海との
自然との約束

ごうごうとうなる山の風
ごうごうと波打つ海

奢ってはいけない
人が自然を支配などできない
甘えてはいけない
山も海も 人のためにあるのではない
そこで生きるということは
そこでの約束を守らないといけないということを
忘れてはいけない

雪が解けたころ
冬芽が芽吹き
静かに それでいて力強く春を迎える森には
私たちを次の季節へと導いてくれる光にもあふれ
だからこそ
ていねいに たいせつに
付き合っていかなければいけない

この森も すべて
私たちだけのものではないのだから

風はぴんぴんと突き刺すようにまだ冷たい
けれど 日差しは少しずつ和らぎ
冷たく強い北風の中
大地に立っていた木々たちの声も
少しずつ 少しずつ 明るい歌声に変わりゆく

寒さに耐え 闇を越え
またひとつ大きくなった あの山のあの大木に
会いに行かねば
畏敬の念を持って