hotひと息ついてみよ

今日も一日おつかれさま。そう自分に言ってあげよう。

縄文時代で ひと息

2015-07-25 05:37:31 | 日記
福島県の海沿いに
アクアマリンふくしまという水族館がある

この夏
わくわく里山 縄文の里という施設がオープンした

縄文時代

なんともスローライフ的な響きがある

誰かが質問していた

「縄文時代の人たちって 平均寿命何歳でした?」
「そうですね 今のほうが ずっと長生きです」

生きているとか
生かされているとか

朝を迎えたり 夜を越えたり

けれど きっと 今よりずっと厳しい自然を感じ
けれど 確かに 今よりずっと自分の源を感じ

縄文時代は「死と再生」この思想の中で
生きていて
生かされていて

永遠に続く何かを感じながら生きていたのなら
きっと 今よりすっと深く生きていると感じ
日々過ごしていたとしたら

スローライフとかって
言ってしまうのは
いかがなものかと

私の中に
ずうんと 力強く響くのものがあって
ちょっと たちうちできないな
ちょっと そわそわと 
大きい大きい相手と向かい合ったときみたいで

縄文時代の人たちは
いつまでって 長さではなく
日常を とても日常らしく生きることの深さで言えば
今より ずっとずっと長生きだったって
きっと きっと そうだったって
わたしは 縄文土器を前に
ひとり納得していた

いつもひとりでいいの?いいの!

2015-07-23 23:38:23 | 日記
雑踏のなか
乾いた風を頬に感じ
うろつくのも嫌いではないよ

隣りに立っている人は
こんなに近くにいて
体温さえ感じるほどであっても
私に興味もない
私も知らない 知る必要もない人

孤独は自由

ひとりが寂しいなんて
誰が言ったの

暗闇の中 星を眺めるのも悪くない
けど 真夜中のコンビニのあかりにも
こころ安らぐ

鳥のさえずりも 時には騒がしい

車のエンジン音、ガサガサ ざわざわしている中で
まどろむことも わりといいよね

明るくふるまう 
寂しくふるまう

どっちでもいいけれど

寂しくふるまうより
明るくふるまうのは
ちょっと悲しいから

いいの
いいの
わたしは寂しい人ってことでいいよ

 

こころが落ち着くから

2015-07-11 23:55:15 | 日記
なにか楽しいことがあるわけでない
そう セミとカエルは迎えてくれる

私の住む地域は すっかり田んぼが減って
カエルの鳴く声さえ気づかず初夏を迎えた

疲れたらここにおいで
って
風かひかりが迎えてくれる

ここでは みんなが主人公
すてきなアングル捉えるカメラマン
絵描きであれば 鮮やかな夏色を染めるだろう
風と共鳴する音を奏でるのは音楽家

忘れていた私の好きだったこと
ひとつひとつ思い出す

手作りの木のブランコに乗った

山が近くなったり 遠くなったり
動く動く山が動く

夜になれば ホタルが舞う
ホタルは 私のために舞っているのではなく
生命の流れの中でひかり飛ぶ 

畑のじゃが芋も 他の作物も
私のために実るわけではなく
自然の中で芽吹き花咲き実を結び…

おごってはいけないよ
勘違いしてもいけないよ

けして厳しくではなく
それでいて はっきりと しっかりと
私を戒めてくれる

歳を重ねると
こころから戒めてもらえることがだんだん減ってくるから
ありがとね
って
また来るからね
って 
そう思っていると
じゃが芋畑から
疲れたらまたおいで
って
大きな声が私に届く

私もじゃが芋畑に向かって
大きく大きく手を振った

日曜日の夜

2015-07-05 22:00:02 | 日記
月曜日の仕事は午後からだから
ほんの少し気持ちに余裕がある

明日の朝寝坊も大丈夫
と思うだけで こころは安らぐ

日曜日の夜更かしは
ちょっと贅沢

テレビも深夜ラジオも
数時間後からの 一週間のはじまりの朝を迎えるために
静かに音を消していく

でも私はまだ眠らなくて大丈夫
月曜の朝から朝寝坊

だらしがないのはいけないと
何度も口酸っぱく伝えていたのは母としての私

でもほんとは だらしのないことなんか
全然へいき

朝起きられないから早く寝なさいと
早く歯も磨きなさいと
きびしく伝えていたのは母としての私

でも私はまだ眠らなくて大丈夫

暗くとも さびしくとも こわくとも
夜は大好き
私はまだまだ眠らない

庭のトマトは夜露が大好き
誰がみていなくとも
葉が生き生きとしている
あつい日差しの中のトマトの実もいいが
夜露に湿り 緑色をましていくトマトの葉もいい

夜の景色を知っている?
朝を待つこの静けさを知っている?
日曜日の夜は
ちょっと夜更かし

さらさら さらさら

2015-07-04 23:56:39 | 日記
さてと
まずは
今日一日を振り返ることも大切
余計なことは言わなかったか?
きちんと
必要な嘘はつきとおせたか?

川のせせらぎを聴いてきた
というか
行った場所が川の近くだった

やたらと
水の音の中に埋もれていたいと思うことがある
だから雨の日は気分がおさまる

川は川上と川下とで
微妙に音を変えながら
けれども
そのズレさえそのままに
私の耳へと入り込む

だから
その中にとっぷり包み込まれる気分になれるのだと

しょせん私の嘘など 子どもだまし
けれど そのだまし合いが上手いと下手では
生き難さが違ってくる
そんなあがきも
せせらぎは、一緒に流してくれる

魚が飛び跳ねた

水面に波が広がった

いくつものまあるい形が広がっていく

私のこころも少しだけ揺らいで
もうやめようよ
大人の真似事
もうやめようよ
愛想笑い
もうやめようよ
でもやめれない

つまんないな
よわっちいな
けど
なにかそれも
人間くさくって
嫌いじゃないよ

また川は穏やかに流れている
また私も流れるがままに
この先は
広い海か 急流か 滝か
けど
なにかそれも
ちょっとどきどきして
嫌いじゃないよ