人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

スーペルコパ:レアルマドリード 2-2 バルセロナ

2011-08-15 23:38:32 | サッカー
昨日はプレシーズンマッチ、
レアルマドリード対バルセロナの試合がありました。

リーガのチャンピオンと国王杯のチャンピオンが闘うこの大会、
くしくもクラシコ対決となりました。


クラシコといえば、ここ近年バルセロナの圧倒的な強さばかりが
スポットを当てられていますが、
少なくともこの試合はそうではありませんでした。

試合展開ではほぼレアルマドリードが主導権を取り、
バルセロナがきちんとした崩しが出来た回数はほぼゼロ。
シャビやピケらを投入することで多少の改善が出来たものの、
全体を通してレアルマドリードが圧倒していたといって良いでしょう。

その理由はいくつか考えられますが、
まずはバルサの中盤の布陣の問題。
シャビ、ブスケツを控えにし、またピケも控え。
後方からいいボールを配球できる選手が軒並みベンチに座っていました。
そのため中盤でレアルマドリードの守備に苦しみ、
カウンターを生み出してしまうことが多々ありました。

そしてメッシの低パフォーマンス。
ドリブルで崩したりの一人無双が今回まったくといって良いほど発揮されませんでした。
それどころか90分ほぼ消えたまま。
岡田元日本監督が
「ちょっとふっくらした?」
と言ってしまうほど、動きに切れがありませんでした。


他にもありますが、要するにバルサの攻撃の軸であるシャビとメッシ、
この両方がうまく機能していなかったわけです。

一方のレアルマドリードはほぼフルメンバー。
オーソドックスな4-2-3-1で勝負しました。
ここで注目したいのは、昨年度のようなぺぺを中盤においた変則的なシステムではなかったということ。
つまりこの試合において、采配としてでなく、実力でレアルマドリードはバルセロナを
圧倒したということ。

試合の結果がどうあれ、このことが意味することは大きいです。
今までは策を弄しなければ勝てなかったと思われる相手に、正面から組み合って渡り合えるようになった
ということですから。
もちろん相手がベストメンバーではなかったことを考慮すべきですが、
選手たちの意識としてはだいぶ違ってくるのではないでしょうか。



この試合、
レアルマドリードがカウンターからの崩しとセットプレイからの流れで2点取ったのに対し、
バルセロナはビジャとメッシのスーパープレーに助けられた形。

もし第2戦もこの調子であれば、レアルマドリードの勝利はかなり期待できそうです。
プレシーズンなので負けても関係ないとはいえ、
両監督この試合を調整目的とは考えてはいなさそうです。

第2戦、どう動くか今から楽しみです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿