人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

やばいDELEのB1が簡単すぎる(笑)

2011-05-18 05:39:19 | 日記
現地時間 22:30
今日はDELEのインタビュー試験でした。
知らない方のために一応説明しておくと、英語で言うところのTOEIC(もしくは英検)です。
B1っていうのはレベルのことで、一般の方が受けるレベルとしては一番初級のレベル。
といっても初級でもそれなりに難しい、と脅されていたんですが、受けてみて、いや、
受ける前に課題を渡された時点で、
「なんだこれ(笑)?」
と、思わず言ってしまうほど簡単でした。

生来試験等で全く緊張しない人間なんですが、おかげで完全にリラックスムード。
試験官相手に15分くらいおしゃべりしに行くかー、みたいな緩い気持ちになりました。
試験官も優しくて話の分かる人だったので余計にね(笑)。


ほぼ試験の内容を一言一句覚えているので、日本語でどんなやりとりだったか、列挙したいと思います。
まあ、暇な人だけ見ていただければ。


ちなみに与えられた課題:
課題1 先週末にやった事を述べる。
課題2 マンガみたいなの見て説明する。

----------------------------------------------------------------------------------------
試「初めまして、お名前は?」
俺「ラモンです、よろしく。」
試「調子はどうですか?」
俺「良いです。良いですが、ちょっと疲れました。」
試「それはこの街に?それとも勉強に?」
俺「勉強です。」
試「(笑)。どこの国の出身ですか?」
俺「日本です。」
試「日本のどこですか?」
俺「東京です。」
試「東京ですか。日本の首都ですね。
スペインに来てどのくらい経っているんですか?」
俺「8か月です。」
試「なるほど。
  …それでは、試験問題に入る前に軽くトークをしたいと思います。
  よろしいですか?」
俺「どうぞ。」
試「私は東京のことを知りません。あなたの街、東京について説明してください。」
俺「東京ですか?東京は大きな街で、人がたくさんいます。私はそこで以前働いていましたが、
  毎朝電車の中にたくさんの人がいることが本当に嫌でした。」
試「私も見たことがあります(笑)。朝のホームで(駅員さんが)電車に人を押し込む映像を。」
俺「そうなんですよ。私はあれが嫌いだったんですけど、
  会社に行くには乗らなければいけなかったので…(笑)。」
試「なるほど。私に東京の見所(魅力)を教えていただけますか?
  私は東京に行ったことがないので。」
俺「見所ねえ…。東京は電化製品で有名だと思います。例えば秋葉原なんかは電化製品やマシンが
  たくさん売られています。また浅草と呼ばれる場所は東京でとても古い場所で、
  とても綺麗です(ここのところちょっとうまく説明できなかったな…)」
試「東京とアリカンテを比べてどうですか?アリカンテのほうがいいと思うところはありますか?」
俺「そうですね…。東京に比べて太陽があるのが良いですね。それに人も少ないですし。」

試「なるほど、分かりました。それでは課題1に行きたいと思います。
  先週土曜日は何をしていましたか?」
俺「先週土曜は実のところ何もしていません。DELEのために勉強ばっかりでした。」
試「なるほど。それでは日曜は?」
俺「日曜はバルにサッカーの試合を見に行きました。」
試「なるほど。どこの試合ですか?エルクレス?」
俺「ごめんなさい(ここで笑いを誘う)、エルクレスではなくて
  レアルマドリード - ビジャレアルの試合です。」
試「なるほど。」
俺「私はレアルマドリードファンなので。」
試「なるほど、レアルマドリードが好きなんですね?クリスティアーノ・ロナウドも…」
俺「ええ。彼ってイケメンだよね?」
試「(笑)。それでは先週金曜日は何かしていましたか?」
俺「覚えてないけど、多分寝てました。
  先週までクロアチアとスロヴェニアに旅行していて疲れていたので。」
試「旅行に行っていたんですか。それは素敵ですね。クロアチアとスロヴェニアに旅行するのは初めてでしたか?」
俺「はい。」
試「スペインで行ったことある場所よりも多くの街を回ったんですか?(ここら辺ちょっと曖昧)」
俺「いえ、私は既にスペインはたくさん旅しているので。」
試「そうなんですか。今まで行った(スペインの)都市で最も良かった都市はどこですか?」
俺「間違いなくマドリードですね。」
試「それは都市として?それともレアルマドリードがあるから(笑)?」
俺「うーん、どうだろう、分かんないわ(笑)。(笑いを誘う)」

試「(笑)。分かりました。それでは課題2に移りたいと思います。
  この紙に書かれている内容について説明してください。」
俺「1コマ目はカップルが映画館の前で観る映画を決めている場面ですね。」
試「どんな種類の映画ですか?」
俺「一つはホラーで、もう一つはラブロマンスですね。最終的にラブロマンスの方を選んでいます。」
試「なるほど。」
俺「けどこれは男性の選択じゃなくて…。」
試「あなたは理解しているようですね(笑)?(なんて訳せばいいんだ(笑))どの映画を見るかの選択権は、
  常に女性の方にありますよね。」
俺「ホントそう(笑)。男性はいつもそんなもんですよ…。で、2コマ目は男性がチケットを買っています。」
試「なるほど。」
俺「3コマ目は映画を見ているところで、4コマ目は女性が、映画が終わった後男性が寝てしまっていることを
  発見した場面ですね。」
試「なるほど。」
俺「そして最後はそれに対して女性が怒っていて、男性はそれに反論している、って感じです。」
試「なるほど、分かりました。何故男性は眠ってしまったんでしょう?」
俺「映画がつまらなかったんでしょう。私もラブロマンスは好きじゃありません。」
試「なるほど。あなたはどんな映画が好きですか?」
俺「私が好きなのはアクションですね。」
試「アクションのどんなところが好きですか?」
俺「どんなところ…?うーん…、ごめんなさい説明できません。」
試「分かりました。問題ないです。スペインにきてから映画館で映画を見たことがありますか?」
俺「いえ、ありません。スペイン語が分からないので。それに英語も。」
試「なるほど、分かりました。それでは最後に見た映画はなんですか?」
俺「日本のアニメです。」
試「何と言う名前ですか?」
俺「(借り暮らしのアリエッティと言おうとしたが絶対わからないと思ったので)ジブリです。」
試「ジブリですか。私は知りませんね。私が知っているのは「千と千尋の神隠し」だけですね。
  あれはとても良い映画でした。」
俺「そうですね。私の言っているのも同じ会社のものですよ。」
試「へー。」

~終了~
------------------------------------------------------------------------------------------------

実際はもっとフランクだったので、友達と会話してる感じでしたよ(笑)。


筆記が残ってますが、この分だと、落ち着いてやれば問題なさそう。