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人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

カンボジア旅行記6 - アジア特有のやるせなさ 編-

2010-07-08 19:55:20 | 旅行
カンボジアもとうとう最終日。

今日は近場に行くにとどめ、まったりします。


行った場所は「カンボジア文化センター」。
アミューズメントパークのようですが、結構前に建てられたものなのか、
いい感じに趣があります。

チケットは高めの15ドル。
パンフレットをもらいました。


ぶんかむら。右下の写真は「お金持ちのうち」。こちらは昔 の うちです。

吹いたwww。


アメリカーところ。エーレビリッカーところ。

ちゅうごくむらの説明。
「ちゅうごくじんは むかしからいて、 シンじだい から いまでも いろいろなところに います。」


そうですか。


レストラーン、あしのマサージ。



さすがに不安になりました。
誰も突っ込まなかったのだろうか?

中に入ったものの、ほかに客は0人。
これ…日本の過疎ってる遊園地みたいだ…。
戦慄を覚えながら敷地内を回ると究極的にシュールな公園が(ちなみに地図には存在しません)。



イエーイ。


ムーン。

ちなみにこれらの像、近づくと笑い声を発します。


この、見るものすべてを軽く置き去りにするようなセンスを前に、
我々がいかにちっぽけな存在かを痛感すると同時に、
カンボジアと日本の間に、文化の違い以上の何かを感じざるを得ません。



そしてこれが何者だったのか、今でも不明です…。



その後、イベントがあるというので、例の「お金持ちのうち」に。
すると、現地の人に弟がさらわれました。
飛び入りでイベントに参加することに!マジで!?


始まりますよー。


ぞろぞろとやってくる人々。


どうやら結婚式が始まるようです。
婿役は、弟です。


結婚式で舞を披露。

この後、カンボジアでは新郎新婦の髪を切ります。
確かにちょっと床屋のおっちゃんにも見える…。


みんなで祝いの舞を踊ります。


この後もいろいろ儀式がありましたが、弟の面が割れるため、掲載しません。悪しからず。

最後はみんなで輪になって踊ります。
自分も参加して踊ってきました!
女の子に
「一緒に踊ってくれませんか?」
なんて言われたら、断ることなど出来ようはずもあるめえ!!



イベント終了後、敷地内を一通り見て回りましたが、
結局、現地の方以外には誰にも会いませんでした。
というか、この文化センターは何がしたいのか、結局理解できませんでした。


その後はホテルでゆっくりした後、ショッピングとホテル内のプールで
カンボジアに来て初めてバカンスっぽいことをしました。

そして夜が更けます。
カンボジアもこれで最後。
アンコール・ワットに対する寂寥の思いを胸に、就寝するのでした…。



「アメリカーところ」にあった像。なにか、なにかが決定的に違う…。


カンボジア旅行記5 - カンボジアで日本戦 編-

2010-07-07 18:26:45 | 旅行
カンボジア4日目。

遺跡もだいぶ回ったので、本日は遺跡以外にも色々行ってみたいと思います。


>午前9時半:タクシーに乗って遺跡へ出発。


とはいえ、午前中はやっぱり遺跡です。

バンダレイ・スレイという遺跡へ行きました。


バンダレイに行く前に立ち寄った遺跡。やたら韓国人?が多かったです。



バンダレイ・スレイに着きました!
もはやちょっとやそっとの遺跡じゃ驚けなくなってる自分がいます。
はい、食傷気味です。



バンダレイ・スレイ入り口。


入り口の柱に彫られたガルーダ。何かとても愛嬌がある気が…。


建物。パッと見他の遺跡との違いが分からない…。


さあ、中に入りますよーっと。



で、これ。


…。

なんだか分かります?
えー、男性の象徴だそうです。

ここにココナッツミルクを注いで飲むと幸福になれるそうです。


…老若男女の皆様にも思うところがありそうですが、
決して口に出してはいけません。
胸に秘めておくだけにしましょう。

…ちなみに女性の象徴もありました。
残念ながら写真は撮っていません。
決して淫猥なものだったからではないことを、弁明しておきます。


その後は遺跡をぐるり。


切り取られた大木。以前この辺りに雷が落ちた影響らしい。


建造当時の姿を見てみたいですね。


彫られたデヴァター1。


彫られたデヴァター2。



といった感じで、
午前中は早めに遺跡めぐりを終え、街のファーストフード(ラッキーバーガー?だっけ)で
食事をしました。
セットメニューが300円程度で、お手ごろ価格です。
日本でオープンしたら、価格ハザードを起こしそうな値段ですね。

店内ではカンボジアのTVがやってました。
カンボジアの芸能人などが出ていて、
「アジアって顔変わらんなあ…。」
と思いながら、ボーっと見てました。

TVでは今週の音楽ヒットチャート的なものもやってました(C-Popていうのかな?)。
でもよく聴くと、今流れている曲は韓国語ですが。
次流れた曲はカンボジア語?だけれど、演歌にしか聞こえないんですが。
そもそも、ここの街でCDが売られているところを見たことがないんですが。


うん、不思議だ!



>午後1時ごろ:タクシーに乗ってセントラル・マーケットへ出発。


カンボジアには大きなマーケットが3つあります。
・オールドマーケット
・セントラルマーケット
・ナイトマーケット
の3つです。基本的には土産物屋がメインとなっています。

今回行ったのがセントラルマーケット。


マーケット外。


マーケット外2。

中は所狭しと店が並び、独特の雰囲気を醸し出しています。
セントラルマーケットには生鮮食品も売られており、地元の方も肉、魚、野菜を求めやってきます。


マーケットの中。


マーケットの中。まるで小宇宙です。

自分は買いませんでしたが、シルクのベッドシーツやテーブルクロスなどが主な商品で、
日本では考えられないくらい安いです。
もし日本でカンボジア産のシルク製品を見たら値段を確かめてください。
1万円?5千円?とんでもないことです!


>午後2時半ごろ:タクシーに乗ってミュージアムへ。


次に向かったのはアンコール・ワット博物館。
アンコール・ワットに関する歴史や仏像なんかを展示している場所です。
残念ながら撮影NGのため写真はありませんが、最近作られた建物らしく、中はとてもきれいでした。
最初にミュージアムの概要を映画館みたいなところで見るんですが、
客は自分らしかいませんでした。
大丈夫なのか?
というか、カンボジア来て思うのが、どう考えても採算取れてなさそうなものが多いことです。
ポストカード10枚1ドルとか、アンコールワットの写真集2ドルとか…原価はいくらなのか?

とにかく、一番感動したのは空調が効いてることです。
エアコンとかホテル以外ありませんからー。



>夜:ナイトマーケットへ。



夜はナイトマーケットです。いわゆる夜店で、お祭りの屋台に近いイメージですかね。
扱っているものはすべておみやげ物ですが。

一通り回った後、夕飯を食べることに。


夜のマーケット。サッカー観戦用の大きなプロジェクターがあり、立ち止まってみている人も。


とても活気にあふれており、わくわくする場所でした。
カンボジア料理屋でカンボジア風しゃぶしゃぶと焼肉を食べながら、先日のオランダ戦を
TVで観ていました。
そういえば今日はパラグアイ戦じゃないか。

ということで、食事を終えた後速やかにホテルへ帰り、パラグアイ戦を観戦しました。
惜しかったねパラグアイ戦!

ただ全部カンボジア語で、言ってる事まったく理解できなかった!
一方、トゥーリオを「タナカ!」と連呼したり(しかも"カ"にアクセント)、
4文字の選手(長友、中澤等)の呼び方もアクセントが最後の文字でめっちゃ不自然で、
爆笑でした。



次回は
カンボジア文化センターへ行きます。
かなりシュールです。

カンボジア旅行記4 - 只者ではない! 編-

2010-07-06 19:46:12 | 旅行
カンボジアに滞在して、はや三日目。

本日ももちろん観光へ行きます。


しかしながら、残念なことに
遺跡の名前を忘れてしまいました。
なので、申し訳ないですがそこんとこ触れずにブログを書いていきたいと思います。


>午前9時:タクシーに乗って郊外の遺跡へ出発。



アンコールワット遺跡群の北にある遺跡。

写真に見える入口に入り、上へと昇っていきます。



遺跡頂上。

頂上からは結構見渡しが良いです。


頂上からの眺め。


眺めその2。見た目よりかなり高い位置まで登っています。


頂上から見た現地の物売り。


途中現地の警察官が、
「俺の警察バッチを買わないか?」
と持ちかけてきましたが、
もちろん違法なので買いませんでした。
皆さんも気をつけましょう。


ちなみに二日目よりも断然暑かったです。
Tシャツはもはや水着状態です。
二日目でヒイヒイ言っていたのが笑っちゃうくらいです。


遺跡見学を終え、次はさらに郊外にある遺跡を目指します。
途中、現地の村を通りました。アンコールワット近郊の街も相当アンティークな感じだなあ、と思っていましたが、
村はその比ではなかったです。
崩れそうな高床式住居で、電気が通っているのかすら怪しい住居があちこちに。
どうやって生活しているんだろうか…。


民家を抜けていき、郊外の遺跡へ到着しました。

入口。正確にはこの前にジャングル内の道を通って行きます。

この遺跡はアンコール・ワットやその他主要な遺跡群と作られた年代が違い、
もっと前に建造された遺跡だそうです。

色も確かに茶色っぽく、歴史を感じさせますが、ところどころ朽ちているものの遺跡自体は綺麗でした。



遺跡内。


遺跡のところどころに彫られている神様(名前忘れちゃった)。


遺跡内の神殿?お墓?忘れたけど神聖な場所。


外観。毎回思うけどよく綺麗に残ってるよね。


その他にもいくつか遺跡を回りましたが、あんまり写真撮ってなかったので、
割愛します(おい)。



>午後1時:トン・レサップ湖へ出発。



昼食を済ませ、あらかた遺跡を制覇した一行は、アジア最大の湖、「トン・レサップ湖」を
目指します。
実は自分、極度の船酔い体質なので正直不安だったのですが、トン・レサップ湖へ向かう船は
あまり揺れなかったので大丈夫でした。

というのも、トン・レサップ湖も、その支流も水深が浅く、人が立つことができる程度だからです。
その事実を知ったとき、自分は拍子抜けしてしまいました(笑)。


船に乗り、一路トン・レサップ湖へ。

言うのを忘れていましたが、トン・レサップ湖には人が住んでいます。
湖の上に生活しているのです。人々のたくましい生活力に驚かされます。



水上の家。何を間違ってこんなことに…?


いやいや、沈むから!

多くの人がここで魚をとり、生活しています。何と学校までありました。
カンボジアの人にとってこの湖は生活に欠かせないのです。


湖に向かう途中。最初ディ○ニーランドのアトラクションかと思った…。

そして湖に到着。


湖にはおびただしい数の民家が。


船の向こうに見える民家。

物売りも一味違い、おもむろに船に自分の船を近づけたと思うと、
ひょいっと乗り込んでジュースいらんか?と来るわけです。
…断りましたが。


湖の上に家を建てようなどと、誰が考えたのだろうか…。


一通り見て回り、土産物屋で一服したのち(ワニが飼育されてました…。湖にはいない…よな?)、
もう一度アンコール・トムへ行きます。

山の上にある遺跡から、綺麗な日の入りが見えるんだそうです。
疲れた体に鞭打ち、山登り、プラス今世紀最大の急勾配の階段を上り、いざ日の入り!!


ん?


んん?


この上なく、
曇ってます。


雨季なんです。雨が降るんです。
写真じゃわかりませんが、このときかなーり怪しい雲が辺りを覆いつつありました。

しばらく日の入りを待ったんですが、雨が降る気配が濃厚になってきたため、
残念ながら断念することとなりました…。


この後、レストランへ行こうとしましたが案の定雨が降り、
その上半端じゃない土砂降りだったため、本日の観光を終え、ホテルへと
帰還するのでありました…。





次回はカンボジア4日目。
…何やったっけ?
…市場とか行ったかな…。

カンボジア旅行記3 -アンコール・トムと踊り子 編 -

2010-07-05 20:50:05 | 旅行
引き続きカンボジア二日目の話。

>午前10時半過ぎ:タクシーに乗ってアンコール・トムへ出発。


アンコール・ワット見学を終えた一行は、次にアンコール・トムへと向かいました。
ちなみにワットもトムも人の名前ではございません。


途中の道を撮影。車とバイクとゾウと…え、ゾウ?


まずはアンコール・トムの入り口、南大門に着きました。



南大門。道の両端には蛇を掴んで綱引きをしている男たちのゾウ、じゃなくて像があります。


こんなところにまで造詣を凝らす必要なんてないと思うんですが、昔の人はよくやり遂げたものですね。
ただ、残念ながらほとんどの像は頭を盗人たちに切り取られてしまい、完全な形のものは
少なくなっているのが現状。貴重な歴史遺産がこんなことになるのは可哀想ですね…。




「新しい顔だよ、アン○ンマン!」


南大門を越え、中央に向かうと新たな遺跡が現れます。
バイヨンです。


バイヨン。


この遺跡の見所は、ずばり「顔」。
尖塔に顔が彫られています。



顔があるのが分かりますか?心霊写真じゃないよ。


尖塔に彫られた顔。ちょっとこれすごくない?(コギャル風に)


あちらもこちらも顔が。


歳月を経て徐々に朽ちていくも、仏はその慈愛の笑みを絶やすことなく私たちを迎えてくれます。
しかし私たちは暑さでへとへとです。

この後歩いてアンコール・トム内にある主要な遺跡(旧王宮とかゾウのテラスとか)を回りましたが、
あまりの暑さと湿気のため、ほとんど写真を取れてません。

かろうじて一枚。


これは…何の遺跡だ…?


えー、ということで色々見た後、タクシーに乗り込みました。
昼食を済ませ、再び遺跡巡りです。カンボジアはそれしかないといっても過言ではないです。



>午後1時半ごろ:タクシーに乗ってタ・プロムへ出発。



タ・プロムも有名な遺跡で、見所は朽ち果てた遺跡と侵食する自然です。


タ・プロムへ向かう途中。こんなジャングルの中、よく遺跡見つけたよな…。


忽然と現れるタ・プロム。


タ・プロム遺跡はガジュマルの木が生い茂り、遺跡全体を飲み込んでしまった遺跡です。
根っこが、根っこが…。


侵食される遺跡。むやみに木を切れば遺跡も崩壊するというジレンマ。


自然の力を思い知らされる光景ですね。


太っ。


細っ。


個人的にはこの遺跡が一番面白かったようにも思います。
圧巻の遺跡でした。



午後3時ごろになり、観光は終了。早いだろって?
雨季だから、このくらいの時間から雨が降るんですよ。


なので、本日の最後のイベントはディナーショー。
ビュッフェタイプのレストランで食事を食べながらカンボジア伝統舞踊を見ました。
ダンス、というよりも舞踊なのでゆったりとした動きが多く、なんか深い踊りでした。


ショー風景1。女性はともかく、男性はどう見ても野球部。


ショー風景2。よく分からなかったけど、神様らしいです。


ショー風景3。右の娘はとてもかわいかったと思います。


がっくりきたのは、ショー終了後すぐに、
日本人と思しきアジア人がゾロゾロと舞台上に上がり
記念写真を撮り始めたことです。

ちょっとさ、なんていうか、ワビサビの文化の日本人としては、
もう少し考えた行動をとってほしかったです。
ほら、隣の欧米人たちも引いちゃってるよ、もー。



ということで、長かったですが2日目が終了。

次回は、

また遺跡です。

カンボジア旅行記2 - アンコールワットの神秘 編-

2010-07-04 14:03:15 | 旅行
案の定更新できず…。


こっからはほぼ毎日更新しますよ!(ほぼ、というあたりに自信のなさが表れてますが…。)


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カンボジア2日目。

今日はアンコールワット行きますよ!

>午前9時:タクシーに乗ってアンコールワットまで出発。



アンコールワット入口。

写真では伝わりにくいですが、ジャングルの中に悠然とたたずむその巨大さは言葉になりません。
周りは水に囲まれており(皇居みたいなイメージ)、その周りはお土産物屋がズラリ。

写真はその池の上に架かった石造りの橋。ここをまっすぐ行くと門があるので、中に入ります。



内観。

アンコールワット、デカイネオッキイネ!
こんなものがジャングルからいきなり現れたら、ビックリするわなー。

中に入るとさらにビックリしました。



アンコールワット壁画。壁一面に「ラーマーヤナ(だっけ?)」の戦争シーンが描かれています。


アンコールワットの回廊一面にこの物語が描かれています。


回廊。右側の柱が、マンガのように1コマ1コマを分ける区切りの役割を果たしています。


デヴァター像。アンコール遺跡群にはいたるところにこの女性が彫られています。

これを作ったときの労力を考えると、気が遠くなりますね


回廊の中を進むと、さらに内部へ入ることができます。


尖塔。

尖塔と階段。見た目以上に急な階段です。


中にはこのような尖塔がたくさんありました。
中央の塔には登ることができ、写真は登ったところにある尖塔の写真です。
ちなみに上る階段がめっちゃ急なうえに高いため、くだりがすごく怖かったです。
前にいたスペイン人のおばさんは高所恐怖症だったのか、手足がぶるぶる震えながら下り階段を下りていたもので、
こっちも肝を冷やしてしまいました…。



上から見た景色。ジャングルしかねえww。


ただただ圧倒されました。
ただただ汗をかきまくりました。ドロドロです。



けれど、観光はこれで終わりではないのです。
ほかにもたくさんの遺跡があります。アンコールワットはそのうちの一つなのです。
体力がもちません。はっきり言って死にそうです。

しかし、我々は観光を続けます。なぜかって?



そこに遺跡があるからだよ!




次回はアンコール・トムとかに行きます。
To be continued…。