～ わたしたちのおなか と はたけのつち ～

４０種類あると言われている生命活動に必須の微量ミネラル。
これが、土の中にバランスよくあると、野菜は美味しく、そして本来の抗酸化力を発揮します。
肥料・農薬なしでも、濃厚な味で虫も寄り付かない。健康な野菜になるのだそうです。

私たちも野菜と同じ。私たちのお腹が畑の土…同じなんです。

私たちのお腹の中、咀嚼し嚥下した食べのは、
強酸性の胃液で腐敗しやすい食べ物を強制的に発酵状態にします。
小腸で徐々に発酵が促進され消化吸収が進み、
最後は、腐敗臭ではなく、発酵臭の便が出るのが理想です。（良い腸を通ると腐敗臭はしない）

これらが上手くいかないと、腸内がアルカリ性に傾き栄養吸収力は低下し、
腐敗便となり、免疫力や気力の低下に繋がると言われています。
最近は「うつ」も腸内環境を整えましょうと言われてますね！

腸内が良い環境であれば、免疫力ＵＰ、消化吸収能力の向上、ビタミンの合成機能もＵＰ。
低体温症の原因も腸内環境が影響している。改善できるそうです。
それに、幸福感につながる脳内の神経伝達物質「セロトニン」の多くは腸内で生成されています。
腸内環境を整えると、心も落ち着くのです。
もっと言うと、心が落ち着くと、精神的なものからくる痛みや病気が緩和されることもあります。

改善は大変そうだと思われますか？
真面目に取り組めば、１週間程度で改善できるそうです。

以下は簡単なポイントです。

≪食べ過ぎない≫土に例えると、土づくりでよく生ごみを微生物に分解させて発酵させて
　　　　　　　　栄養価の高い土を作るコンポストってあります。
　　　　　　　　土に対して、肥しの元となる生ごみが多すぎると分解がうまくいかなくなります。　
　　　　　　　　それと同じで、食べ過ぎは分解がうまくいかない、
　　　　　　　　消化吸収がうまくいかないことになるのです。

≪１口３０回は噛む≫これも、コンポストなどの土づくりに例えますけれども
　　　　　　　　　　土に投入する生ごみが大きすぎては微生物たちも分解できずに腐敗の原因となります。
　　　　　　　　　　小さく砕いておくことが、栄養価の高いバランスの取れた土を作るコツ。
　　　　　　　　　　あまり噛まずに食べるのは、腸内の環境が低下する原因になってしまうのです。
　　　　　　　　　　それと、咀嚼は、唾液が出る・腸の蠕動運動促進・脳の活性化を促します。
　　　　　　　　　　…これだけは４週間かけて身体に覚え込ませるしかないそうです。

　　　　　　　　　　…白状しますと、私、友人から、噛め！！鵜呑みにするな！！と言われてたので
　　　　　　　　　　　これ、結構むずかしいです。。。と言うか、書いてるくせに出来てません
　　　　　　　　　　　努力します

≪発酵促進剤を食べる≫土づくりの時に、分解発酵を促進させるために、
　　　　　　　　　　　微生物たっぷりのボカシと言うものを加えます。。。発酵促進剤。
　　　　　　　　　　　私たちの食べ物で言うと、例えば、納豆・味噌汁・たくあん・漬物・
　　　　　　　　　　　甘酒・醤油・酢（酢のもの全般）・梅干・ちょっと前にブームになった塩麹とかも
　　　　　　　　　　　こういうものを、毎食、必ず摂取。。。ほぼほぼ和食になってしまいますね(^^)
　　　　　　　　　　　…食といのちの中でも多く書かれてありましたが、
　　　　　　　　　　　本物の味噌や醤油、合成された成分が添加されていない製品でなければ
　　　　　　　　　　　効果は期待できません。購入時点で原料などの表示を確認確認…。

≪お腹をさする≫寝る前、それから、目覚めた直後、出来れば両方、無理なら寝る前だけでも良いので
　　　　　　　　ご自身のお腹を、腸の辺りを「の」の字にさすってあげて下さい。
　　　　　　　　腸の中の菌ちゃんたちに、ありがとう！って心を込めて手のひらでさすれば
　　　　　　　　言葉がなくても、きっと必ず感謝の気持ちが伝わります。
　　　　　　　　さするのは、蠕動運動の促進、活性化になります。

すみません…。簡単なポイントのつもりが長々と続いてしまいました。読み難かったですね

全部は無理だよーーーーと思うなら、出来ることからでも良いので、やってみてはいかがでしょうか？


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因みに、食事中は水分を摂らない方が唾液がしっかり出るので、頭の片隅に覚えておいて…みて、ね！

参考資料：吉田俊道氏 「作ろう菌ちゃん野菜」より

読んで下さった方の健康と幸せを願って