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TVの2時間ドラマでいくつかの局が各々ドラマ化している“浅見光彦”シリーズ。
完読目指しているのですが、まだ1/3くらいは読めていません。
図書館で読んでない本棚にあるかなーと、内田康夫のコーナーを見に行くと、
確かコレまだ読んでないなぁーと借りてみました。
タイトルが“風のなかの櫻香(さくらこ)”となっていて、ちょうど桜の季節ですし、
表紙の半跏思惟像の表情にも惹かれて手に取りました。
表紙をパラッとめくると物語の前に近畿・中部地方の地図と北部九州の地図が載っていて
福岡空港と佐賀県の多久が道路のルートで結ばれている地図がありました。
お!これは福岡もチラッと出てくるんだ!
よし!浅見光彦と旅をしながら探偵ごっこだ!と
ページを繰ると、奈良県の尼寺が舞台。
お寺の名前こそ変えてありますが、半跏思惟像が表紙で奈良県の尼寺が舞台となると、
歴史や奈良に詳しい方なら、あそこが舞台なの!!と驚かれるかもしれません。
主人公のこういうところが好きなんだよなぁ
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それにしても、飛行機嫌いの主人公、久しぶりに飛行機に乗ってました
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内田さんは小説に書くときに現地に取材に出かけてから書かれます。
それに面白いのは、プロットを全く作らずにいきなり頭から小説を書いていかれるそうです。
おそらく、ミステリー作家でそのような書き方をするかたは他にいらっしゃらないのではないでしょうか。
他の方の複雑なミステリーも好きですし、内田さんの重厚な社会派のミステリーも好きですが
このくらいの、(どのくらい?って言われそう
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“箸墓幻想”“天河伝説殺人事件”、京都も出てくるけれど“平城山を越えた女”
あと浅見光彦シリーズではないもので“明日香の皇子”など、
内田さんの作品は以外に奈良県が多く舞台として出てきます。
半跏思惟像の表情に惹かれるなんて、高校生の頃の自分を考えたら想像もできないんですけれど、
取材で実際に訪れて書かれたミステリー小説は、ミステリーの面白さはもちろん!
その土地が持つ魅力をも伝えてきてくれます。
なんだか奈良に、とても行ってみたくなりました
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ご来訪ありがとうございます
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1億冊を突破したのはもう8年も前のこと。
当時、大極宮の京極夏彦さんのブログに載っていて面白いなぁと思ったのが
記念パーティーに出席したら、あっちにもこっちにもあそこにも浅見光彦が沢山いた!!とありました。
各局歴代の浅見光彦を演じた俳優さんがあちこちにいたわけです。
どの俳優さんがイメージに合うかは人それぞれ。。。好みはあれど皆面白く見てきました。
これからも楽しみです。