pinのかけら

人生ってながい…

“やばい”んですか?

2007-06-29 | こどもともども
この間、娘が研修旅行で撮ってきた携帯ムービーを見ていた。
私は音だけ聞いていたんだけど、どうやら見晴らしのよい展望台からの景色を撮っていたらしい。

一番に着いた娘の声。

「わぁ~!すごい!きれいだよー!!」

次にやってきた友人Aの声。

「わ!なにコレ!すげーやばい!」

次に着いた友人Bの声。

「ホントだ。マジやばい!」

その後、次々と「超やばい」「やばい」の声・・・

(-.-)なんなんでしょう・・・この表現は。


その昔、私が小学生だった頃、子供達の会話に漫画の影響が色濃く出始めた頃でした。
ショックを受けた時のガーンという効果音を口で言ったり、ウッソ~なんていう言葉が流行ったり。
そんな頃、たぶんやはり漫画の影響だったのだと思うのですが、友達の間で“やばい”という言葉が(しまった!とか、まずい!といった意味で)使われ始めました。
で、なんの抵抗もなく、私も親の前で「やばい!間違えた!」と“やばい”という言葉を使ったのです。
が、それを聞いた親は「なんていう言葉を使うんだ!それはヤクザの使う言葉だ!!」ととても強く私を叱ったのでした。
そんな叱られる様な言葉だったなんて…とずいぶんショックを受けたのを覚えています。

それが今では、いろんな意味で使える若者の便利語ですものね。
でもねぇ・・・きれいな景色をみて、“やばい!”でいいんでしょうかねぇ。

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