お茶のお稽古に 先週、今週と続いて 行ってきました。
お軸が この「花弄香満衣」なのでした。
花を弄(ろう)すれば 香りが衣に満つる
すなわち 花のたくさん咲いているようなところに行くと
知らぬ間に 身につけている衣服に花の香りがつく、の意。
今の季節 花が一斉に咲き始める頃にかけられるお軸で
そのままの文字の意味を解釈してもいいのですが、
掘り下げた意としては その人の環境、身の置き所として
よりよい影響を受けるところにいなさい、ということ・・・とか。
朱に染まれば赤くなる、というものかしら。
ふむ~ 戒めですね、この言葉も。禅の言葉は またも奥深い・・・
お花は 先日京都の義母の庭からいただいた 珍しい椿を持っていきましたら
早速 使ってくださいました。
これは 孔雀椿 という お茶花には 少し派手らしいのですが
それも一興ということで・・・
備前の緋襷の花器に 椿はとても良く似合います。
私は吉野棚の薄茶平点前のお稽古をしていただきました。
桜の季節に 吉野の棚を、ということですね。
お道具もいつも ステキでしゃれています。
先生のご自宅である教室は マンションなので 炉は置き炉です。
炉のお手前に やっとほんの少し慣れてきましたのに、
来月は もう風炉に変わってしまいます。
柄杓の扱いが 決定的に下手くそなのです・・・わたくし^^;
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花を弄すれば 香り衣に満つ・・・の写真。 (Photo by 娘)
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