前日投稿した記事について,コメント数があまりに多いので確認してみたところ,試験問題の内容について事実誤認がありました。皆様のおっしゃるとおり,山菜おこわについて契約書に含まれていないので,保存義務の内容は自己のものと同一の保存義務で合っていますね。
ブログ氏及び読者の皆様には,この場を借りてお詫び致します。なお,前日の記事のうち,ブログ氏に関する部分は削除することに致しました。
ブログ氏及び読者の皆様には,この場を借りてお詫び致します。なお,前日の記事のうち,ブログ氏に関する部分は削除することに致しました。
コメントをしているから、その内容を客観的に見ろと言っているのに。。。大丈夫か?
なんでもかんでもオウム返しすれば言いわけではない。状況に合わせた応用力が必要なんだよ。
言ってることわからないのなら、質のレベルが推定される。
そんなことすら分かりませんか?
あなたなどに言われなくてもみな勉強してます。
君たち,そういう態度品がないよ。
君たちの私的な不安や焦燥感が見えて見苦しい。
もうやめにして,勉強しなさい。
しかし、どうしても一言言いたい。
黒猫さん
これが顔突き合わせて言った事なら「ごめんなさい」と謝るでしょ。
本来なら相手方のところに行って謝るべき位のレベルの失礼なことを相手にしてますよ。
ネットに甘えてませんか。
なめ猫さん
どう読んでも個人攻撃でしょ。
色々言いたいこと通りこしてかわいそうになってきました。
がんばってください。
お二人に言いたいのは、誠意をもって自分が傷をつけた人間と向き合ってないのではないですか?という問題提起です。
司法制度改革に不満があるなら法務省とかに直接訴えろよ。
批判してる自分に酔ってるんだろうな
挙げ句の果てには司法試験委員会まで敵に回すような発言か。素直に謝罪して事態を沈静化させればいいのにね。
どういう意図でコメントしようと、結果としてか弱い受験生を不快にさせてることが問題なんだろうが。相手の立場に考える視点に欠如してるわ
またご自身は傷つかなくてもご子息は傷つくかもしれない。一般的に見て不快なコメントをしてるのが問題なのに、自分は傷つかないからOKってそんな話がありますか。悪いことは言わないから、一般的な観点で黒猫がしたことをお考えになったほうがいいですよ。
>立場の強いものが弱いものを攻撃するのは見苦しいものです。
彼の本意は,か弱い受験生の個人攻撃にあるのではなく,新司法試験制度そのもの,法科大学院制度そのものを批判しているのです。
そんなことくらい,読めば解ります。
>なめ猫氏は例えばご自身やご子息が同様の攻撃にさらされても黒猫氏を擁護できるのですか?
批判者は,前提事実を誤認してますので,痛くも痒くもありません。
法科大学院制度ないし,その理念そのものが「看板倒れ」に陥っている嫌いがあることは,黒猫さん世代の弁護士からみれば,誰の目にも明らかです。
勿論,LS卒の新司法試験合格者にも優秀かつ有能な方はいらっしゃいます。
しかしながら,私の周囲でも,旧司法修習のもとでは,およそ考えられないような,殆ど使い物にならない新人弁護士が輩出されてきて,弁護士という職業・資格に対する社会的信用が失われつつあることも,現実問題として見受けられます。
このように新制度のもとでの受験生「全体」が,そのような誤解・偏見の目をもってみられること自体が,業界全体にとって不幸なことだと思います。
以上は新司法試験合格者に関する話でしたが,もう1つはまだ合格していない人の話です。最近,とある司法試験受験者のブログ(http://revo7star.blog2.fc2.com/blog-category-20.html)を読む機会があったのですが,どうやらこのブログ氏は,2011年に慶應義塾大学の法科大学院を卒業し,今年が2回目の司法試験受験になるようです。論文試験の民事系について再現答案構成を書いているのですが,問題文と読み比べてみると,一体何だこの解答・・・。
黒猫もあまり受験生をいじめたくはないので,言及は必要最小限にとどめますが,今年の民事系設問3は,簡単に言うとFがHに500箱の山菜おこわをHに預けていたところ,その全部が盗難に遭ってしまい,それが原因でFが進めていた山菜おこわの商談(Hに預けていたものに関する商談ではない)も破談になった。HのFに対する債務不履行の成否について検討した上で,この商談が破談になったことについての損害賠償を請求できるかについて論じなさい,という問題です。
なお,問題文の中にある寄託契約書には,「受寄者は,本寄託物を善良な管理者の注意をもって保管する。」という条文がありますので,答案では善良な管理者としての注意義務に違反したかいなかを検討しなければならないはずですが,このブログ氏の書いた答案構成は以下のようなものでした。
…
見事なまでに契約書完全無視。法律の専門家でないと理解できない話になってしまうので詳細は省きますが,それ以外にも明らかな失敗だと思われる部分が多々あるので,さすがにこの人が今年の試験で合格することはないでしょう。しかし,本人は「民法はちょっとやってしまった感がある。だが、できない人多いでしょ。そうすると、去年と同じくらいかな…。45~50点くらい?」とも書かれているので,あまり致命的な失敗ではないと思っている節もあります。
「定評のある」法科大学院に含まれることはほぼ異論がない慶應ローの卒業生でもこんな感じの人がいるので,法務博士の質なんて全く保証されていないんですよ。
ナイーブな時期にあんなことされたら不快だし人によれば傷つく人もいるでしょうに…。ブログ主はいらっとする程度で傷付きはしなかったみたいですが。
それと新司がありえない設定だとしても、それが事実誤認を1ミリたりとも正当化する事実にはなりません。
立場の強いものが弱いものを攻撃するのは見苦しいものです。
なめ猫氏は例えばご自身やご子息が同様の攻撃にさらされても黒猫氏を擁護できるのですか?
一般社会において,そもそも,①「商人」でもない「一般民間人」が,「商人」の扱う大事な「商品」を廃屋で大量に有償で預かるなどということは殆ど考えられないことだし(「元商人」にして「一般民間人」という設定も変だよなぁ),まして,②二種類の,大層な分量の「商品」を預かるにあたって,一方を有償にし,他方を無償にすることも非現実的だし,さらに③当該大層な分量の二種類の商品を保管するにあたって,一方の「商品」についてのみを契約書で書面化することも非現実的なんだよ。
このように重畳的に非現実的な架空事例を前提として,「無償寄託」などという社会的意義の乏しい契約類型(旧司法試験では,稀に択一試験の選択枝にお目見えする程度だったかと思うな)を使って,新司法試験も随分と「くだらない」引っかけ方とするもんだなあ,と思うよな。
>「安易な中傷が、有能な法律実務家への発展途上段階にある受験生をどれだけ傷つけるか」
真に「有能な法律実務家への発展途上段階にある受験生」であれば,批判者ご本人も認める単なる「ポカミス」によって傷つくとは到底思えません。「バカからバカと言われても傷つかない」のと同様,「ご自身が契約書を読めない」(と批判された)方から「見事なまでの契約書完全無視」といわれたところで傷つきません。「受験生2」君も,批判者をせせら笑うくらいの度量が欲しいものです。
現在の救いがたい法曹養成課程の欠陥に対し,大所高所から真っ当な批判を続けて見える黒猫さんを,心から応援しております。
率直にいって、黒猫さんの「見事なまでの契約書完全無視」という指摘は、弁護士として、社会人として相当迂闊なものであったのではないでしょうか。このような強い否定評価を下す場合には、まずご自身の認識に誤りがないかどうかをよく確認するべきです。黒猫さんはそれを怠って、新司法試験の受験生なのだからこういう基本的な誤りをするはずだ、という予断をもって記事を書き上げ、結果としてご自身が契約書を読めないことを露呈してしまいました。
このような事実に反した安易な中傷が、有能な法律実務家への発展途上段階にある受験生をどれだけ傷つけるか、すでに「合格」してしまった黒猫さんには、そのような最低限の想像力もなくなってしまっているのでしょうか。
削除しても、魚拓はずっと残ります。深く反省して欲しいですし、ご本人のブログ上で正式に謝罪し、事後このようなことがないよう、きちんと約束して欲しいと思います。黒猫さんが良心に従って誠実に対応されるのか否か、注目しております。
「不動産の即時取得」の起案も、書いてる時にああこれかと気づいたけど、あれはさすがにないわと思いましたw
きちんとブログの著者に直接謝罪すべきではないでしょうか?
我々受験生にとっても今回の事は非常に悲しいできごとでした。
他人を擁護すべき弁護士が一受験生をナイーブな時期に一番気にする言葉で攻撃することがあったことを非常に残念でなりません。
このようなことが二度と起きぬよう願ってやみません。