ブログ開設２周年につき・・・

　６月になったので，ブログデザインを変更してみました。夏のデザインにするのはまだ早すぎるので，ジメジメした季節を気分だけでも涼しくしてみようと，今回は竹のデザインを選んでいます。

　ところで，この「黒猫のつぶやき」も，ブログを開設してから早２周年を迎えました。
　最初は，どうせ読む人などほとんどいないだろうということで，好き勝手なことを書くためのブログということで開設したのですが，法科大学院関係のことを書き始めたあたりからアクセス数が徐々に伸び始め，最初は匿名ブログだったのがいつの間にか黒猫の実名もばれてしまい（そのため，昨年の９月ころから間接的に氏名は公開していました），今では法曹関係者の間でも結構知られたブログになってしまいました。
　ブログ開設当初は，上記のような匿名ブログということで，「黒猫はうちの飼い猫（アレックスという今年４歳の雄猫。通称アーちゃん。）のインターネット上の代理人であり，実在するオリジナルの弁護士とは別人格です」というようなふざけた設定を作っていたのですが，今日ではこのような設定を維持する意味もありませんので，ブログの概要と自己紹介もこの際変更することにしました。
　
　このブログがきっかけで，裁判所の書記官にまで「黒猫のつぶやき読んでますよ」などと言われたり，ある出版社から書籍執筆のご依頼を頂いたりもしたのですが，唯一残念なのは，アクセス数が増えるにしたがって，罵詈雑言めいたコメントが増えていくことです。法科大学院関係の記事ならまだ分かるのですが，前々回の『風林火山』に関する記事のコメント欄を見たときには，さすがに呆れました。
　黒猫のつぶやきは，そもそも上記のように，開設の目的が「好き勝手なことを書く」ことだったこともあり，以前から歯に衣着せぬ毒舌の記事を多く書いてきたので，ブログが有名になるにつれて「敵」を作ってしまうことはある意味宿命だと覚悟していますし，だからこそ面白いということでアクセス数が増えてきたという面もあるのだろうと思います。
　しかし，以前はコメント欄から結構有益な情報を得られることも少なくなかったところ，最近のコメント欄ははっきり言って読む気も起きません。そんなに黒猫の書いた記事が気に食わないなら読まなければいいだけの話だと思うのですが，世の中には暇な人が多いのでしょうね。
　このブログを敵視する人として考えられるのは，第一に法科大学院関係者でしょうが，法科大学院の学生などが，このブログのコメント欄や２ちゃんねるの「黒猫のつぶやきについて語るスレ」なんかで黒猫の悪口を書くことに熱中しているのであれば，たぶんその人はろくな法曹になれないと思います（いや，ろくでもない法曹にすらなれない可能性も高いか・・・？）。
　それ以外の可能性としては，弁護士その他の法曹関係者はさすがにほとんどいないと思いますが，その他の一般社会人や学生などがせっせと黒猫の悪口を書いているのであれば，おそらくその人はろくな人間ではないでしょうね。

　ちなみに，あの事務所については，黒猫は５月いっぱいで退職しています。理由はここには書けませんが，１月からの無理な復職で病状が悪化してしまったので，少し静養してから将来のことを考えようと思っています。