黒猫のつぶやき

法科大学院問題やその他の法律問題,資格,時事問題などについて日々つぶやいています。かなりの辛口ブログです。

自民党・司法制度調査会の「誤り」

2013-06-29 22:52:09 | 法科大学院関係
 最近,左手の人差し指を蚊に刺され,刺されたところが化膿してしまいました。近くの皮膚科に通院して治療中ですが,指に包帯を巻いた状態でパソコンを使うのは結構きついです。おまけに指が痛むと思考力も低下します。メールを何通か頂いていますが,このような事情のため返事はしばらくお待ち下さい。
 
 さて,6月26日の検討会議では最終的な取りまとめが公表されましたが,既に法曹関係者の関心は取りまとめの内容ではなく,政府・自由民主党がどのような判断をするのかに移っています。検討会議は,法曹養成制度関係閣僚会議の諮問機関であり,閣僚会議は検討会議の意見等を踏まえつつ,法曹養成制度のあり方について今年の8月2日までに検討を加えて一定の結論を出すものとされており,閣僚会議がほとんど中身のない検討会議の取りまとめを丸呑みしてしまうのか,それとも検討会議の決定を一部覆すなどして一定の存在感を示すのかが注目されているのです。
 自民党の司法制度調査会は,6月18日に『法曹養成制度についての中間提言』を公表しており,その内容は法務省のHPで公表されていますが,既に他のブログなどでも言及されているとおり,中間提言の内容は検討会議の(脳天気な)考え方とは一線を画するものであり,特に法曹人口問題や司法修習制度については,自民党の議員も相当程度に的確な問題意識を持っていることが分かります。
 そして,第16回会議の資料として公表された和田委員の意見書『今後に向けての意見の補足』は,自民党の中間提言に対し和田委員が率直な感想を述べたものです。有識者会議の委員が会議の結論をすっ飛ばして政府与党の検討結果に意見書を出すというのはかなり異例ではないかと思いますが,中間提言に対する黒猫の感想も,概ね和田委員の意見と似たようなものです。
<参 照>
法曹養成制度についての中間提言(法務省HPより)
http://www.moj.go.jp/content/000111842.pdf
和田委員意見書(第16回会議)
http://www.moj.go.jp/content/000112061.pdf

 ただし,黒猫としては一箇所だけ強調しておきたいところがあります。中間提言の第5(1)についてです。

「当調査会のヒアリングでは,法科大学院は不要であるという厳しい意見も出された。他方,実際の教育現場では,従来の法学部では果たし得なかった実務的側面の強化,教員や先輩・後輩・同期を含めた学生同士の密接な交流,社会人や他学部出身者等これまでとは違ったルートの学生への途を拓いたこと,等積極的な存在意義が認められた。したがって,厳しい意見や視点を重要視しつつも,現段階では原則としては法科大学院を通じた法曹養成プロセスを維持し,むしろその内容やあり方の改善を行う方向性を提言する。」

 黒猫はこれを最初に読んだとき,「お前らの目は節穴か!」と思わず叫びたくなりました。
 一方,和田委員は中間提言の第5に関し,次のように述べています。

「「内容について」は,「ヒアリングや法科大学院の現場視察を通じ,法科大学院における教育の質は高く,学生たちの教授陣や学問環境への満足度も高いことが伺えた」とある。ヒアリングや視察の限界から仕方がない面があるとは思われるが,残念ながら,表面的な把握にとどまり,平均的な学生たちの本音にまで迫ることはできていないように思われる。」

 和田委員の指摘が間違っているわけではありませんが,このような表現ではあまりにも穏当すぎて,自民党の議員たちに問題の本質が伝わらないおそれがあると言わざるを得ません。したがって,まだ指は痛いですが,この記事では自民党の議員たちが何を見誤っているのか,しっかりと説明したいと思います。

1 法科大学院による厳格な思想統制・情報操作
 芸人から法曹を目指し,今年東大ローの未修者コースに入学したという萩原遼さんのブログは,4月30日を最後に記事の更新はなく,その後はツイッターで日々の感想等を書かれているようですが,その内容を見ると,法科大学院や法曹界の現実を知ってかなり落ち込んでいる様子が窺われます。特に,6月19日と20日のツイート内容は要注目です。

(6月19日ツイートより)
論理的思考ってゅうのゎ。。。

ソクラテスは人間でぁる。。。。
人間はぃずれ死ぬ。。。。
ゅぇにソクラテスはぃずれ死ぬってゅぅこと。。。

そぅ。。これゎもぅ。。。
法的三段論法。。。。

ロースクールとかマヂ病み。。。
もぅマヂ無理。。。。

寝逃げしょ。。。。


(6月20日ツイートより)
ロースクとかマヂ病み。。。。
等と、ついうっかり流行にのったネタツイをしたせいで一部のフォロワー様にご心配をおかけしております。ぼくはロー制度を否定するものではなくむしろ肯定派で、落ち込むこともあるけれど、私は元気です。


 上記のとおり,萩原氏は6月19日のツイート内容について,翌日に「ぼくはロー制度を否定するものではなくむしろ肯定派で」と釈明していますが,なぜ萩原氏はこのような釈明を行わなければならなかったのでしょうか。 
 最近の法科大学院では,教授やその手先となった学生などが反法科大学院的な言動を逐一監視しており,法科大学院生が実名で法科大学院批判の意見を公表しようものなら,修了に必要な単位が認定されない,奨学金の支給が止められるなど様々な迫害を受けるおそれがあるのです。このような法科大学院の思想統制については,主に下位校で行われていることが注目されていますが,実は東大ローのような上位校も例外ではないのです。なお,最近の萩原氏による他のツイート内容を読んでも,彼が本心からロー制度を肯定しているとはとても思えません。

 また,とある有名大学の法科大学院では,修了式で概ね以下のような内容の訓辞があったそうです。

「政府・自民党のグループでは,もっぱら「このたびの司法制度改革は失敗だった」と断定するような意見が多数を占めているようであり,誠に残念である。しかし,法科大学院制度を中心とする司法制度改革は,本当に失敗だったのだろうか? 今一度,修了生の諸君は考えてみて欲しい。例えば,法科大学院の授業は,諸君にとって有益だったのではないか? もし,法科大学院が諸君にとって有益であったと考えるならば,ぜひ,しかるべき行動をとってもらいたい。考えるだけではダメである。法科大学院が有益であるという意思を表明する行動を伴わなければならない。」

 この情報はメールで頂いたのですが,情報提供者様にブログへの転載許可を求めたところ,転載の許可は頂けたものの,提供者個人が特定されないように十分配慮してほしいという要望を頂きました。本当は大学名と発言者氏名も分かっているのですが,そこまでブログに書いてしまうと,狭い法曹界ではそれだけで誰が情報提供者であるか特定されてしまい,提供者様が法曹界内部で様々な迫害を受けてしまうおそれがあります。そのためこの記事では大学名等は伏せ,メールでお知らせ頂いた訓辞の内容も一部加工しています。
 そして,上記のような訓辞は修了生に対し任意の協力を求めるような口ぶりになっていますが,「法科大学院の授業は役に立たなかった」などと公言すれば修了後もどのような迫害を受けるか分かりません(修了生の大半は奨学金等の借金を抱え,司法試験の受験勉強のために法科大学院の施設を利用していること,弁護士には法科大学院擁護派もまだ相当数いることなどに注意する必要があります)。
 訓辞は今年の修了式で行われたものらしいので,「法科大学院が有益であるという意思を表明する行動」というのは,おそらく具体的には検討会議のパブコメで法科大学院制度を擁護するような意見を出せという意味でしょう。先日行われたパブコメでは,法科大学院制度を批判する意見が殺到する一方で,現役法科大学院生ないし修了生と思われる人からまるで模範解答のような法科大学院擁護の意見も出されていましたが,おそらくそのような意見の相当数は,学生や修了生が出身法科大学院の指示に従って出したものと考えてよいと思います。

 このように法科大学院は,民主主義国家とは思えないような思想統制・情報操作を平気でやるところであり,いわば司法改革によって日本の中に突如現れた北朝鮮なのです。法科大学院生は,公然と反法科大学院的な言動を取れば,単位をもらえず中途退学させられるなどの形で,当局によって人知れず始末されてしまうのです。
 自民党の司法制度調査会は,これまで法科大学院の現状に関し法科大学院協会からヒアリングを行い,一橋ローと青山学院ローの視察も行ったそうですが,そもそもヒアリングの対象自体が相当に偏っている上に,学者や官僚の決めたスケジュールに合わせてヒアリングや視察を行っても,法科大学院関係者によって厳格に統制された「法科大学院マンセー」の声が聞こえるだけです。
 北朝鮮の現状について,国営放送である朝鮮中央テレビの内容を鵜呑みにして「金正恩第一書記は北朝鮮の国民に大変慕われている」という報告をする人がいたらかなりの失笑を買うと思いますが,自民党の司法制度調査会がやっていることはそれと大差ありません。

2 法科大学院教育の無用性
 それでも百歩譲って,法科大学院生やその修了生の中には,法科大学院の教育内容に本気で満足し,法科大学院教育が役に立つものであると本気で思っている人もいると仮定したとしても,それは単なる思い込みに過ぎません。
 実務的側面の強化といっても,法科大学院の実務教育が司法修習の前期修習すら代替できていないことは司法制度調査会自身も認めているところですし,人的交流なら司法修習でもできますし,社会人や他学部出身者云々といったお題目が掛け声倒れに終わっていることは前回の記事でも書いたとおりです。
 何より,法科大学院の修了を示す法務博士の学位が,法曹界でも企業等でも全く評価されていないことは周知の事実であり,仮に法科大学院在学中はその授業内容に満足できたとしても,修了して社会に出れば,その授業内容は子供のままごとと大して変わらない(少なくとも実社会ではそのようにしか思われていない)という現実に直面するのです。それでも現実を受け入れ,必死に司法試験の勉強を頑張ったり就職活動を頑張ったりした人は何とか職を得られることもありますが,現実を受け入れられない人は引きこもりになってしまうのです。最近は猫の惨殺死体などが見つかると,近所に住んでいる引きこもりの法務博士が真っ先に疑われたりするそうですが,あいにくこれは単なる噂なので,どこまで本当のことかは黒猫も知りません。

 司法制度調査会が挙げている法科大学院の「存在意義」なるものは,これまでの議論で客観的データにより否定されたものばかりであり,しかも法科大学院協会の言い分を真に受けて,最近は難易度が下がりすぎて司法書士にも馬鹿にされるレベルに落ちぶれた現行司法試験を「必要限度を超えて難解にみられる」などと主張するなど,中間提言のうち「第5 法科大学院の在り方」に関する部分は,政治家としての見識が大いに疑われる不可解な提言に満ちあふれています。
 中間提言のその他の部分,特に法曹人口問題や司法修習については相当程度的確な認識が示されているだけに,法科大学院制度に関する提言内容の残念ぶりは際立っています。中間提言というからには今後も検討を続けるのでしょうが,今後は法科大学院の現状を直視し,法科大学院制度自体に批判的な見解にも十分耳を傾ける充実した検討が行われることを期待するしかありません。

109 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-06-29 23:12:14
予備経由以外の新司弁護士数(就職できなかったり転向した新司経由者を除く)が、
旧司弁護士(予備経由含む)数を上回るのはいつになる頃なんでしょうか?
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-29 23:14:35
訂正します

×いつになる頃なんでしょうか?
○いつ頃になるんでしょうか?


もしくは予備以外の新経由が、旧+予備経由を上回るに至らないまま予備経由が主流になる、ということもあるでしょうか?
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-29 23:49:31
「ふん…そろそろか」
そう言うと、ご主人様はカメラのタイマーをセットし、
「よーし、出していいぞ」
と言い、ムチを振りおろしました。
ひゅっ…パシンッ!
「くうっ!うああっ!」
ブリュッ!ブッ!
「っ!はっ、だ、だめえっ…もうっ…ウンチぃっ…うっああ…だめ、だめ、で、出ますっウンチぃッ!…あああっ…!」
「ほら、出しちまえっ!」
そう言うとご主人様は私の腹を足で蹴り上げたのです。お腹をいきなり圧迫されて、もう我慢のしようがありませんでした。
ブリッ!ブババババッッ!ブリュビュルリュリュッ!ブリブリブリブリッッ!!プシャアアーーッ!!
カメラが、パシャッ、パシャッ、と音を立てて、私の脱糞姿を写していきます。フラッシュの光が私の痴態の全てをありありと見せてしまいます。
「うあああああっ!ひいいっ!あああっ!出てるううっ!うあーっ!!ウンチが、ウンチがああーっ!だめ、撮っちゃだめえーっ!ま、まだ出ますぅっ、うああっ!」
ブリュブリューッ!ブスッ!プシャアーッ!ゴボッ…ブリブリリリッッ!
「ひいっ…止まらないい…っ!ウンチがぁ…止まらないのぉ…っ!うひいいんっ!あうああんっ!ああああっ…お、おっきいのが出ますうっ…あううっ…おっきいウンチぃ…ああっ、で、でるっ!ひ、ひああああっ!あふうううっ!」
ムリムリムリ…ブリッ!ぶりゅぶりゅっ!ブバッ!ボチュンッ!ブリブリブリッッ!!ブババババッ!バリュブリブリ、ブボオオッ!ビュリッ…ぶじゅるる…ぷしっ、ぷしゃあああああああ……
パシャッ、パシャッ、パシャッ、パシャッ…
「あああああ…あ…う、ウンチ…っはあ…写真…撮られて…はう…はう…」
私は恍惚とした表情で、残りのウンチを捻り出していました。
ムリッ…ボチャッ…ブッ!…ブスーーッ!ブリブリッ…ボチャン…
「全く…ウンチひりだしてイっちまったのか?」
「は、はい…ウンチ…で…イってしまいました…」
「ウンチして、写真とられて、興奮してイっちまうなんて、もう一級のド変態だな。全く、汚ねえペットを拾っちまったなあ?」
その言葉で、体中がゾクゾクと打ち震えるのを感じました…
「はい…しのぶは…汚い…ウンチ犬です…ご主人様あ…」
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-29 23:50:03
わたしの家は、田舎にあります。家の周りは田んぼばかりです。電灯も少ないので、夜に
なるとあたりは真っ暗になります。そのころ、わたしはそっと家から抜け出すんです。
田んぼの近くの道で、服を全部脱ぎます。はだしで田んぼに入ると土が足の指の間に入っ
てきてすごく気持ちいいんです。
そして、田んぼを通り抜けたところにあるどぶ川で、わたし、ウンチをするんです。
学校では、学級委員もやってて、成績もいいんだけど、毎日夜になったら裸で、お外で、
ウンチをするんです…
今日も…また家を抜け出しました。田んぼの湿った土はウンチを連想させて、なんだか、
興奮してしまいます。
興奮して、便意を催して、そしてそれがまた興奮を誘うんです。
「っはあ…はぁ…」
息が荒くなってきます…
田んぼはまだ先、半分も残っているのに、便意と興奮で私のおまんこはぬるぬるになって
しまいます。
「っはぁ…おまんこ…ぬるぬるするぅ…はやくぅ…はやくウンチしたいぃ…」
わざとエッチな言葉を出して、さらに興奮を高めていきます。もうおまんこ汁は腿までし
たたり落ちてきます。
「っふ…っはぁ…はぁ…う、ウンチぃ…ウンチぃ…ブリブリ出したいよぉ…お外で…素っ
裸で…ブリュブリュひりだしたいのぉ…はぅ…あぁ…」
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-29 23:56:13
黒猫先生

修了式の訓示、それ、うちのローですよ。それか、複数のローの修了式で同じような訓示がなされているかのどちらかですね。

以前は合格者向けだったんですけど、今はとうとう修了式でお願いするようになりました。
有益な授業???何にとって有益なんですかねえ。
実務のままごと講義はもうやめたらいいと思うんですけどねえ。これが前期修習でやることなんだとしたら
修習所もろくなところじゃないですね。
 
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-30 00:38:58
自民党さん自民党さん、かつては正しい認識だったじゃないですか。当時の通りですよ。


「法科大学院への異論は、文部科学省不信と国の規制に対するアレルギーが原因」と複数の関係者は指摘する。もともと自民党の法務関係議員には「日本の法学部教育をだめにしたのは旧文部省と大学」(太田誠一衆院議員)という意識が強い。「法科大学院が従来の法学部の延長なら、質など望めない」という訳だ。

法務関係議員は旧通産省出身者を中心に、規制緩和論者が多かった。「受験資格を何らかの形で制限することは、法曹の量確保にマイナスになる」という考えから、大学院に対する第三者機関の評価いかんで受験資格を得られるかが決まるという当初構想を認めなかった。予備試験ルートを重視したのも、「質の悪い法科大学院は、市場原理に任せ、受験予備校と競わせることで淘汰(とうた)すればいい」という考えが根底にあった。

2002年8月25日読売新聞
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-30 00:50:20
浜辺陽一郎の自宅に電凸した伊藤真塾長は男の中の男だわ!
マジでガチでしびれたぜ!
伊藤真ばんざい!!
伊藤塾ばんざい!!!
http://blog.goo.ne.jp/9605-sak/e/0b5046c5dd5073f3c22ae53ae53bac3f?guid=ON
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-30 01:07:31
ことの始まりは一昨日のこと。
彼の家で彼と同居している彼の姉の誕生日会があった。
誕生日会の準備で忙しく私はその日は一日中トイレに行かず、
寝坊し慌てていたためにいつも常備している腹巻もし忘れていた。
少し寒いと思いながらも
彼「お前顔色悪いけど大丈夫か?」
私「デュフフwもう元気すぎてやばいですよ。」
などと平静を装っていた。
そして腹痛の波がひとまず収まり私は安心してたんだ・・。

7時になり私以外の人は皆帰宅していった。
片付けをしていたら彼の姉に「お風呂入っていきなよ。」と言われたから
疲れていたし入る事にしたんだ。
今思えば、何が何でも断ればよかった・・。
それで脱衣所で脱いでたらまた腹痛が襲ってきた。
正直昼のときなんてチ○カスレベルの痛さだった。
しかしなんとかこの20年で生み出した呼吸法で気にならないレベルまですることができた。
パッパと入って出ればいいやと思い風呂に入った。
そしてリンスをしている時、突然痛みが帰還してきた。
やばいよ、これオリンピックレベルだよと思いながら
脚をつねり痛みを分散させる作戦をし、なんとか乗り切った。
乗り越えられた自分に感動しながら湯船にもう一回浸かったんだ。
そのときの自分の心の緩みがいけなかった・・。
肩まで浸かった瞬間全部でた。
それはもう・・今まで見たことない位でた。
食事中の人は悪いけど、もうバナナ2本と水タイプが魚雷のように出てった。
私はうんこまみれになった。

茶色に染まっていくお湯を見て現実逃避をしようかと思ったが出来なかった。
なぜならとてつもなく臭かったからだ。
これは絶対匂っている・・!と焦った。
そして、また出た。
しかも私はすこし肛門が切れやすくて切れていたらしく血も出た。
どんどん臭くなっていく風呂。
しかし、換気のためドアを開ければ居間にいる2人にばれる。
私はこいつ本当普段なに食ってるんだよwと思いながら耐え、
とりあえず湯船から上がった。
体についたウンコ達を流し再度ウンコ色の湯船を見つめた。
これ・・流せばいいんじゃね!?と思い、
自分頭良いなぁと栓に手をかけたら
脱衣所のドアが開いた。
彼の姉が洗濯しにきたのだ。
私は風呂の鍵を閉めた。
幸い匂いは分からなかったらしくドア越しに話しかけてきた。

彼姉「1ちゃん。お風呂出るとき栓抜かなくていいよ。洗濯につかうからw」
私「そうなんですか。・・エコですねw」
エコとかいいよ!別のことでしてよと思った。
とりあえずウンコしたことがバレないように努力した。
彼姉「1ちゃん。長風呂だけどどうかしたの?」
私「いや・・別に。あの今日エコ止めにしません?」
彼姉「駄目だよwもったいないじゃない!」
私「でも、一回の風呂水再利用より募金とかの方がいいじゃないですか!」
彼姉「どうしたの?そりゃそうだけど、風呂水再利用止めても何も得じゃないじゃない。 誰も救われるわけでもないし・・。」
いや、ここにいるよ!!と捨てるように促したが駄目だった。
彼の姉は「とりあえず、ちょっとコンビニ行って来るね!」と言って出てった。
私は今お姉さんはいない訳だし、捨ててもいいんじゃ・・
と思ったんだ。
しかし、ここで約束破ったらなんか感じ悪いなと思って辞めた。
置いてあったバスクリンを入れてもただクリーミーな色になっただけで
意味は無かった。
どうしようか真剣に考えていた時、風呂のドアが開いた。

彼が私が風呂で寝てると思い確認しに来た。
一瞬フリーズする私。
彼も状況に気づいたのか気まずそうに口を開いたとき、
私は「ピャーーーーーー!!!」と奇声を発し
彼にクリーミーなうんこ水をかけた。
呆然としている彼にパニクり「これはウンコじゃない!!!」と叫び
私は泣きながら栓を抜き服を持って逃走した。
幸い追いかけてこなかったのですぐに服を着て帰った。

で、携帯以外荷物全部彼の家に置いてきた・・。←今ココ
もう会わせる顔がないです。絶対ドン引きですよね・・。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-30 01:35:08
蚊に指を刺されたくらいで化膿で包帯とかどんだけスペランカーなんだよw

てかフツー指に蚊が止まったら刺される前に気づくだろ
返信する
Unknown (Unknown)
2013-06-30 02:49:14
法科大学院関係者は、生活のために必死なんですねえ。
わかります。
わかりますが、人間としては最低ですね。
返信する