ちょっと疲れ気味なので,今日の記事は軽めにします。
司法修習生の給費制廃止違憲訴訟ブログ・3月9日付け『学部生の方の話』より。
http://kyuhi-sosyou.com/blog/?p=141
「今の学部生は、ロースクールに行かないようにするために、早いうちから予備試験の勉強を始めたり、大学の課題を減らそうとしているそうです。
大学1年生から予備試験の勉強をするために予備校に通っている人も珍しくないようです。私は早稲田大学法学部(旧司法試験の受験者数が一番多い大学でした。)を出ていますが、私が学生の頃は、1年生から予備校に通う人はだいぶ少なかったです。それが今では、1年生から予備校に通い、勉強に集中している人も多くいるそうです。自主ゼミではなく、予備校で勉強する理由は、予備試験は一般教養から多く出題され、範囲が広いため、予備校の力を借りないと勉強が終わらないからとのことです。
予備試験に本腰を入れるとなると、どうしても大学の授業との両立が問題になります。そのため、最近の学部生はなるべく大学の授業の負担を減らすために、楽な授業をとったりしているようです。中には、いわゆる偏差値の高い大学に行くと、課題が多く、周りも優秀で単位をとるのに気を抜けず、予備試験に集中できないため、あえて偏差値がそれほど高くない大学に行き、効率よく単位を取って予備試験に集中するのが賢い手段だという考えもあるようです。
そうまでしてロースクールに行きたくない理由は、お金と時間がかかるためです。学部生の間では、ロースクールに行くことは「禁錮2年、罰金300万円」と言われているそうです。」
「禁錮2年,罰金300万円」とは言い得て妙ですね。ただし,これは既修者コースで入学した人の場合なので,法学部の4年間をダラダラと過ごしてしまい既修者コースに入れなかった人は,「禁錮3年,罰金450万円」に刑が加重されることになります。
黒猫はもう意見を提出してしまいましたが,このフレーズはパブコメにも使えそうです。
(使用例)
聞くところによると,最近の法学部生で法曹を目指す者の中は,大学1年生の頃から予備試験合格を目指して予備校で勉強する者が多くなっているという。予備試験は極めて合格率の低い難関試験であり,しかも法律科目のほか出題範囲の広い一般教養科目も課されるため,予備校の力を借りないと勉強が終わらないというのがその理由であるが,一方で学部生の間では「ロースクールに行くことは禁錮2年,罰金300万円」と言われるほど,法科大学院は忌み嫌われているという。
法科大学院を修了するには多額のお金と時間がかかる一方,その教育内容は司法試験にも実務にもさして役に立たず,司法試験の受験資格取得以外にメリットがないことは,既に学部生の間にも広く知れ渡っているということである。また,予備試験を受験しようとする法学部生は,大学の授業も負担を減らすためになるべく楽な授業を取ろうとする者が多く,さらには予備試験の勉強に専念するため,受験段階から授業負担が少なそうな偏差値の低い大学を敢えて選ぶのが得策だと考える者までいるという。
学生からここまで忌み嫌われている法科大学院が,もはや制度として存続し得るはずはない。
司法修習生の給費制廃止違憲訴訟ブログ・3月9日付け『学部生の方の話』より。
http://kyuhi-sosyou.com/blog/?p=141
「今の学部生は、ロースクールに行かないようにするために、早いうちから予備試験の勉強を始めたり、大学の課題を減らそうとしているそうです。
大学1年生から予備試験の勉強をするために予備校に通っている人も珍しくないようです。私は早稲田大学法学部(旧司法試験の受験者数が一番多い大学でした。)を出ていますが、私が学生の頃は、1年生から予備校に通う人はだいぶ少なかったです。それが今では、1年生から予備校に通い、勉強に集中している人も多くいるそうです。自主ゼミではなく、予備校で勉強する理由は、予備試験は一般教養から多く出題され、範囲が広いため、予備校の力を借りないと勉強が終わらないからとのことです。
予備試験に本腰を入れるとなると、どうしても大学の授業との両立が問題になります。そのため、最近の学部生はなるべく大学の授業の負担を減らすために、楽な授業をとったりしているようです。中には、いわゆる偏差値の高い大学に行くと、課題が多く、周りも優秀で単位をとるのに気を抜けず、予備試験に集中できないため、あえて偏差値がそれほど高くない大学に行き、効率よく単位を取って予備試験に集中するのが賢い手段だという考えもあるようです。
そうまでしてロースクールに行きたくない理由は、お金と時間がかかるためです。学部生の間では、ロースクールに行くことは「禁錮2年、罰金300万円」と言われているそうです。」
「禁錮2年,罰金300万円」とは言い得て妙ですね。ただし,これは既修者コースで入学した人の場合なので,法学部の4年間をダラダラと過ごしてしまい既修者コースに入れなかった人は,「禁錮3年,罰金450万円」に刑が加重されることになります。
黒猫はもう意見を提出してしまいましたが,このフレーズはパブコメにも使えそうです。
(使用例)
聞くところによると,最近の法学部生で法曹を目指す者の中は,大学1年生の頃から予備試験合格を目指して予備校で勉強する者が多くなっているという。予備試験は極めて合格率の低い難関試験であり,しかも法律科目のほか出題範囲の広い一般教養科目も課されるため,予備校の力を借りないと勉強が終わらないというのがその理由であるが,一方で学部生の間では「ロースクールに行くことは禁錮2年,罰金300万円」と言われるほど,法科大学院は忌み嫌われているという。
法科大学院を修了するには多額のお金と時間がかかる一方,その教育内容は司法試験にも実務にもさして役に立たず,司法試験の受験資格取得以外にメリットがないことは,既に学部生の間にも広く知れ渡っているということである。また,予備試験を受験しようとする法学部生は,大学の授業も負担を減らすためになるべく楽な授業を取ろうとする者が多く,さらには予備試験の勉強に専念するため,受験段階から授業負担が少なそうな偏差値の低い大学を敢えて選ぶのが得策だと考える者までいるという。
学生からここまで忌み嫌われている法科大学院が,もはや制度として存続し得るはずはない。
やってもやらなくてもいいのではなく、義務的ですから!!
その結果,生活に困窮して,また元の場所に戻ってしまう人も少なくありません。
くれぐれも,違う本当の意味での受刑者にならないように。
井上正仁と佐藤幸治自分達の大学を没落させたA級戦犯として歴史に名を残して欲しい。
某所では、「下位ロー卒は「前科」と同じ!」というフレーズもあったようです。
体制側の人間がふんぞり返ったところで国民がそっぽを向けば良いのです。
そのための運動は出来ます。
ロー絶対だめキャンペーンもその一環でしょう。
「法曹有資格者」の要素従属性
・法科大学院修了+新司法試験未受験(最小従属性説)
・法科大学院修了+新司法試験受験・不合格(制限従属性説)
・法科大学院修了+新司法試験受験・合格+司法修習回避(極端従属性説)
・法科大学院修了+新司法試験受験・合格+司法修習修了+弁護士登録回避(誇張従属性説)
責任共犯論に立って,増員論者やローは志望者を「ここまで落ちぶれさせたら可罰的」 て感じなのかな。というか,増員論者とローが正犯で,この要素分けは単に被害の発展フェイズにしか思えないけど。あるいは,志望者からみると後戻りのための黄金の綱はどこまでならあるかって見方もできるかも。受験から遠ざかってますんで,変なこと言ってたらお許しを。