7月18日
こんばんは。
昨朝も、強い雨風で、
西日本には大きな爪痕を残し去っていった台風でしたが、
みなさんの地方は大丈夫だったでしょうか。
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奇跡の一本松をこの目で見ることができたこと、
陸前高田へ立つことができたこと、
すべて、一関の方々のご親切から叶ったことでした。
この被災した松の一株が、高野山の真言宗総本山金剛峰寺
にお預けされています。点と点が結ばれた瞬間でした。
右手には、被災当時の写真が展示されています。炎・・・という文字。
そうなんですよね、気仙沼も一晩中、炎に包まれていたということで
した。報道されていないことがたくさんあるのですよね。
そろそろ、出発時間になりました。
時間にして10分程だったでしょうか。
短い時間であっても、たくさんのことを学べたひと時でした。
頭上には、飛行機雲・・・・。
校長先生が、運転手さんに頼んで、
奇跡の一本松のもっと近くへバスを走らせてくださいました。
奇跡の一本松周辺について こちら
4年経った今もまだ残る瓦礫の山。
本当なら、今年もここの砂浜は海水浴場で賑わっていた筈です
と案内してくださった校長先生はおしゃっていました。
こちら
奇跡の一本松とユースホステル。
この先は、未来都市のような光景が続きました。
美しい風景とたくさんの人達の笑い声。行き交う車。到着する列車。
今は、「希望のかけ橋」と名付けられたベルトコンベヤーが続いています。
「希望のかけ橋」・・荒涼とした風景にしか見えない私は・・おかしいのでしょうか。
「希望のかけ橋」ベルトコンベヤーについて こちら
美しい海から離れなくてはならなかった方々が、一日も早く、安心と
希望を取り戻せますように・・・・。
陸前高田を来訪される方 こちら
そして、18:00。
まだまだ、日は暮れず、まるで、私達を歓迎して
くれているようにさえ思えました。
陸前高田に入った所から、ずっと紫陽花がどこにも
植えられていて、とっても和み、心が晴れやかになりました。
わああ、ここですねえ。
小さな公民館!なんてK先生は言っていたけれど、
やっぱり、HPで見ていた通り、立派な建物です。
東山地域交流センター こちら
一歩中に入ると、木材の香りが香っています。
森林浴みたいです。
1時間程、リハーサル。みんな疲れているでしょうが、頑張って
歌いました。
20:30頃、宿泊施設 大東ふるさと分校 へ。
こちらの宿泊施設も、サマーコンサート実行委員会の方々が
わざわざ足を運んで推薦してくださいました。
もう1件の施設もよかったけれど、サマーコンサート会場へ近いこの施設を
選ばせてもらいました。
ふるさと分校。ここは、とてもステキでした。
子供達も
「え―、コテージなのお~」
「テンション上がる~」
2階建てのコテージを4棟借りて、
ベッドと和室が付いていて、ホント私達大人も
「ステキねえ。ここだったら、合宿にもいいかも」
と疲れも吹き飛ぶようでした。
そして、夕食。
カニグラタンや、地元の
味噌での味付けの煮物がとっても美味しかったです。ほのかに温かくて
それも嬉しかった。
さあ、明日は、7時には朝食です。
結局、マラカス500個の配布の仕方や、
色々なことで、12時までガタガタ。
「もう、寝なさい!!」のK先生の鶴の一声で、コテージへ。
「声が出なくなるわよ。特にソプラノは」の私の脅かしにも似た
発言も功を奏した??。
夜になると気温がぐっと下がると聞いていましたが、全く感じないですみ、
翌朝、カーテンを開けると・・・・・。
岩手へやって来たんだわ、という光景が広がっていました。
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