映画「キリエのうた」B iV iで観てきました。
岩井俊二監督(ヨメさんは好きみたいです。自分は知らなかった)作品、主演 アイナ・ジ・エンド(歌手。自分は知らなかった)、松村北斗(すごい人気あるみたい。自分は知らなかった)、黒木 華(好感度高い)、広瀬すず(朝ドラ「なつぞら」以降、好感度高い。静岡県出身)という豪華な顔ぶれ。
ただ、今回自分が「観にいこう!」って思った理由は、パンフレットを指差していますが、「帯広コーディネーター&制作」ということで森山真人さんが参加されているから。
9月2日に帯広で森山さんにお会いしたとき、そのことをお聞きして、上映を楽しみにしていたのでした。エンドロールでもしっかり名前、でてました ( ´ ▽ ` )ノ 。ロケ地は帯広、大阪、石巻・仙台、東京と巡ります。映像がとても綺麗でした。
ということで、自分がすごく関心がある分野の作品というワケではなかったけど、でも、すっごくいい映画でした。ネタバレになるからあまり書けなくて残念だけど、よかったです。ジーンときます。
メインストーリーにあまり関係がないところで、多少は許してもらうとして、カラオケスナックの常連客でちょーしのいいオヤジがでてくるんだけど「横井さん」っていうのが笑えたなぁ(← わかる人はわかる)。映画の中で横井さんが「夜明けのスキャット」を歌うシーンがあるんだけど、メチャ上手いじゃん!!とかびっくりして、あとでパンフレットで確認したら配役は元コメコメクラブのカールスモーキー石井で2度ビックリ。そりゃ、歌、うまいワケだ。
あと、役の中で半ギレする変態オヤジが出てくるんだけど、あとでパンフレットで確認したら「IT会社社長の波田目」って書いてあって、なんでわざわざIT会社って書くかなぁ〜って思ったり。「会社社長」でもストーリー的にはぜんぜん問題ないのに。なんか最近IT企業の社長ってこういう風に扱われがちだよね。そもそも「社長」っていうのをそういうところに扱われるの、心外だよなぁ〜。と思ったり。
あと浅田美代ちゃんが広瀬すずの祖母役で出演してた。これも観てるときは気がつかなくて後でパンフレットで見て気がついたんだけど、ま、年齢的にもそうか・・って。考えてみれば自分も65だしなぁ〜と思ったり。でも美代ちゃんが婆さんっていうのも自分には衝撃だよね。可愛かったからなぁ〜。
ま、それはさておき。でも、本当に映像が綺麗で、雰囲気があって、余韻がジーンとくる映画でした。個人的には広瀬すずさんが新境地を拓いてカッコよかったと思いました。ますますファンになっちゃいますね。最後に、森山さん、帯広でシーン、寒い中たいへんだったと思います。お疲れさまでした。とても素敵な映像をどうもありがとうございます。