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東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今年で11回目になる「YAHOO! Internet Guide JAPAN」誌による「WEB of the YEAR」が発表になった。インターネットを利用している人なら誰でも投票できるこのコンテストは 事実上「2006年でもっともユーザーに指示されたサイトを決める」と言ってもいいと思う。前回までは13部門に分かれていたが今回からは18部門に増加。「情報検索部門」では Yahoo! JAPAN が Google に初めてTOPの座を明け渡すのか、「ショッピング部門」では 楽天市場 と Yahoo! オークションの2強に Amazon が挑む。「コミュニティ部門」では急成長 mixi が 2チャンネル の6連覇を阻止するか。もちろん部門を横断した「年間総合大賞」「話題賞」「新人賞」などがどのサイトに決まるのか。興味は尽きない。

各賞の受賞についてはこちらのサイトで発表されているので、興味のある方はご覧いただければと存じます → WEB of the YEAR 2006

ここでは各賞の受賞状況をみた後の自分の感想を書いておくと、「YouTube がすごいっ!」ってこと。「ネットレイティングス賞」「話題賞」「動画部門賞」の3賞を獲得。まだ英語サイトなのに日本からの利用者数、視聴率の伸びが著しく、特に動画部門では2位の「GyaO」3位の「Yahoo! 動画」を圧倒的に引き離しての受賞。

正直なところインターネット上でここまで急激に動画が出てくるとは思っていなかった。動画の力、恐るべし。

ごく最近で自分が YouTube を利用した例は ヨメさんが「(去年の)紅白でDJ OZUMAが相当ヤバいよ(笑)」って言うので、「ふ~ん、じゃ見てみるか」みたいな感じで即 YouTube へ。お目当てのシーンがすぐに見つかるし、丁寧にNHKのアナウンサーが謝罪している様子まで、全部動画でアップされている(あえてリンクははらないけど (^_^;) )。これでいちお、お茶の間の話題にもついていけたりする。

こういう利用の仕方は 趣味的で、ちょっと俗っぽい感じ。YouTube の支持層を見てみても10代、20代の支持が圧倒的。だから30代、40代向けやビジネス利用はまだまだこれからって感じたけど、そう遠くない時期にビジネス的なノリが出てくるだろうと思った。自分はまだシステム的なことやビジネスモデルもよく見えていないけど、考えるとすれば今しかないと思う。「社内SNSに動画」みたいな感じで、テーマを上げると「年頭訓示を動画化するか」とか、「妄想エンジン」がかかりそう (^_^;) 。

それから。もう1つ。

受賞各サイトは「Web2.0」的要素を取り入れたサイトが多いということ。
情報検索部門では Yahoo! JAPAN が Google に初めてTOPの座を明け渡したし、「ショッピング部門」では 楽天市場 と Yahoo! オークションの2強が Amazon の後塵を拝した。その他受賞はできなかったけど、上位に躍進したサイトはどこも多くの利用者の集合知を集め、ユーザー規模を売りにしたコンテンツを提供する「場」を創出している、「2.0」的要素を色濃くもったサイトが多い。前述の YouTube こそ その典型で、言ってみれば「ユーザーによる動画投稿サイト」だ。

多くの利用者に使われて、サイトのトラフィックが向上し、その「トラフィックがお金に変わるエンジン」が組み込まれたサイトは俄然注目が集まり、ネットビジネスとして色めき立ってくる。今年はnanotyでその分野に本格参入する。目指すは「新人賞」と「コミュニティ部門賞」。がんばっていこう!

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