この世の果てのようなこの場所を、天国と呼んでむすびは慕っていた。根室の春国岱、立ち枯れたエゾマツと湿原の中にエゾシカが群れを成して暮らし、秋になるとオオハクチョウが、シベリアの寒さから逃れるように水辺にやってくる。
湿原に陽の光が注ぎ、エゾシカの群は水辺を歩きながら、湿地に生える草を食む。シカの鳴き声が青い空に吸い込まれる。むすびはそこに立ち尽くす。
オホーツクの海。遠く見えているのは国後島なのか知床の連山なのか。それにしても自然が作り出す終末感が半端ない風景。それが心を打つ。
朝日にもっとも近いまち 根室で開かれた 漁港都市・水産都市 商工会議所連絡協議会 通常総会&懇親会に参加していました。
今日は羽田空港から。
根室・中標津空港に飛んで、そこからレンタカーで根室に向かいました。途中、春国岱に少しだけだけど寄れたのはラッキーでした。懇親会での語らいもとても楽しかったです。設営してくださった函館商工会議所、根室商工会議所の皆さま、どうもありがとうございます。