たとえば中学生の頃のイチロー少年の「将来は大リーガーで活躍したい」という夢も、孫社長がソフトバンクを創業したときにミカン箱の上に立ち、唯一の社員である二人のパートさんを前に「将来は1兆、2兆という規模の仕事をする会社にします」と語ったことも、もしその時点で客観的に物事を評価する人たちからすれば、どうしょうもなく恥ずかしい代物だったろう。どう考えても彼らには、自分たちの実力に対する冷静な判断力が欠落していたとしか思えない。
世界を目指すような一流のスポーツ選手になると、一般の人には想像もつかないようなハードな練習を積んでいるそうだ。ハードな練習は間違いなく苦しい。自分の能力の限界に挑戦し、さらに能力をさらにアップさせようとするのだからそれは苦しいに決まっている。
「苦しいと思うな。楽しいと思え」式のプラス思考をよく耳にするが、苦しいときに楽しいと思えというのは無理がある。そんな精神論は、かえって意識を「苦しい」に向けさせ、ますます「苦しい」という思いを強めることにしかならない。
一流のスポーツ選手も練習中は苦しいと思っているそうだ。しかし彼らはその苦しさを克服する「魔法の杖」をもっている。それが「人生の目的」なのだ。先ほどのイチロー少年や創業時の孫社長が語っていた「人生の目的」。夢のような話。でも楽しくて痛快な話だ。
一流のスポーツ選手の「人生の目的」は金メダル。表彰台に立つ自分を思い浮かべるときに、脳に発生する喜びや楽しさ、快感。彼らはそれによって苦しい練習に耐え、心のバランスを保っているのだ。
つまり苦しい練習に対して、人生の目的は楽しいものなのだ。一流のスポーツ選手たちが よくもまぁ、あんなに努力できるものだとあきれるくらい、ムチャクチャに努力しながら、努力しているなどとは少しも考えていないのは やはり苦労と同じくらい楽しいからにほからない。一方目的のない人に限って努力するときのつらさを知っているのだ。
結論としては、私たちも「人生の目的をもとう!」ということ。そして人生の目的とは頭で考えるのではなく、心で感じるものである、と。論理的な人たちから言わせれば「何、夢みたいなこと言ってんの?」っていうような楽しくて痛快な「人生の目的」をもとうではないか。そしてワクワクしながら、楽しく仕事に邁進しよう。
この記事の内容は西田文郎さんの著書「人生の目的が見つかる魔法の杖」を参考に書いております。西田文郎さんの著書は「NO.1理論」「ツキの大原則」とあわせてぼくの大お気に入りなのです。
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「毎月、給料をちゃんと貰える仕事をしよう」
なんて考えるのがこの国の人達の大半だろうと思います。
会社の歯車でも無く、ただ生活をする為に仕事する訳でも無く、もっと大きな目標を持てばいいのに。って思いますけど。
俺は負けずに頑張ります!
「建設耐震業界にそりたけ有り!あいつに任せりゃ大丈夫!」
いつかそうなります。
そりたけなら絶対やれるって、本当にそう思っているよ。思い出すなぁ、「S社一熱い男」と呼ばれていた頃を。気合い入ってたもんね。今でも健在だね。今の方がもっと熱いか。
ぼくの目標はあえてここでは書かなかったんだけど、しっかりと心に据えて、取り組んでいきます。
お互い励まし合って、がんばってこうね!!
ところです。
(長くなるので語りませんが)
夢は見るものではなく、叶えるもの!
がんばります(^O^)/
夢は見るものではなく叶えるものだー
おーっ
がんばろー
おーっ
やっぱりかねごんにはこんな感じがよく似合うね。