iPad、iPhoneをお使いの方ならおなじみのiBooks対応の電子書籍。この制作を開始します。
紙の書籍をバラして、スキャンして、PDF化して登録するアレじゃないですよ。
原稿をおこして、表紙の画像とか、挿入写真とか用意して、オリジナルで制作します。もちろん電子書籍ですから紙の書籍のように印刷する必要はありません。保管スペースもいりません。iPadで読んでいただくのが今のところベストです。目次から項目をタップするだけでそのページにハイパーリンクするし、フォントの大きさも変えられるので、ページの概念もなくなります。
書籍を読んでいくと写真がセットされているページもあるでしょう。写真かと思ってタップしてみたら、その写真が動き出す、動画が挿入されているページもあるでしょう。動画が終れば、粛々と次のページに進んでいけます。あくまでも電子書籍です。
インターネットが普及して、情報源が書籍からWebに広がってきたところで、また書籍というと時代と逆行しているように思えるかもしれませんが、そうではありません。書籍は書籍でも電子書籍です。書籍は螺旋階段のように発展して、昔の書籍よりも一段成長した新しい書籍になりました。これは、ケースバイケースですが、Webよりも見やすく、読みやすく、配布・携帯性もよくなります。これからはこういう電子書籍が復権してくるはずです。
これまでブログを書いてきて、膨大な文書や写真などの資産をお持ちの皆さま。たとえばその中から書籍にしたい20くらいの記事をピックアップして、電子書籍化することができます。コンテンツ自体はもうあるので、体裁を作りこむところだけで電子書籍化することができます。会社紹介、製品紹介、学生向け会社書籍・・・、いろいろな電子書籍を作り、配本していけます。
iPadという素晴らしいディバイスの特性を活かし、情報発信するための新しい媒体を作っていけます。これから楽しみです。
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