「龍馬伝」が終ってしまって普通ならガックリで、これから毎週1回の楽しみが減ってしまうところだけど、そうなんです。今日からまた始まりました「坂の上の雲」。昨年末に3回、今年3回、来年末3回で完結するこの大型ドラマ。当初はなんでそんなに気長な企画にするんだって思いましたが、納得です。もう妥協なく、徹底的に現地ロケにもこだわり、作り上げた作品。とても1年では作りきれなかったわけです。見ればわかりますね。
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」も「坂の上の雲」も「翔ぶが如く」も全部読んだし、どれも大好きだけど、自分が一番好きなのは・・・。「坂の上の雲」なのです。どれもみんな登場人物の志が高く、日本人が本来もつ高い精神性溢れる作品になっているから大好きだけど、「竜馬がゆく」は竜馬の暗殺で、「翔ぶが如く」は西郷の死で終るのに対して、「坂の上の雲」は日露戦争の勝利で終るところがいいよね。日本海海戦で勝利する件は圧巻です。今からワクワクします。
今回放送分は「日英同盟」。極東に迫る大国ロシア。それに立ち向かい、日本を守るために働く軍人や政治家たちは凛々しく、税金の半分を軍事力の強化にまわし、困窮を極める生活にも耐える国民も素晴らしい。貧しくても精神性が高く、当時最強の英国でも卑屈にならず、堂々としている。明治人の気骨あるふるまいに感動を覚える。
戦争の賛美などではなく、帝国主義の時代という大きなうねりのなかで、懸命に生きたその姿に共感するのだ。
今年の2部に入って、登場人物たちはいよいよ志高く、台詞の一言一句にいたるまで品格があり、若く、勇敢だ。
映像はどこまでも美しい。
日本古来の武士道精神をもつ若者たちが、西洋の近代文明を懸命に学びながら、帝国主義の列強たちと渡り合い、日本の独立を守り抜く痛快なドラマにワクワクしています。
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そこまで無茶しちゃ、いかんですよ!
ぜひぜひお身体をお大事に、自重なさって下さいね。
そうそう、クリスマス会の出席のハガキ、投稿を忘れておりました。ぜひ参加でお願いいたします。バタバタしていて申し訳ありません。
yamaさん
はじめまして。富士市に引っ越されるとのこと。ようこそ、静岡県へ!
富士川第二小の辺りは自然がいっぱいで、のどかでいいところですね。ぼくはその先の秀村医院にときどき通院していて、そのあたりは車で通ります。富士川駅まではちょっと遠い感じですが、車でしたら問題はないですね。賑やかな富士の街中までも車なら問題ないと思います。
どちらから転勤されてくるのでしょうか。東京の私鉄沿線の街から移動されると、田舎なので驚かれるかも (^_^;) 。でもこのあたりなら空気もいいし、いいところだと思います。ぼくも花粉症がひどいですが、前述の秀村医院(漢方治療)はばっちり効きますよ。
それがいちばんですよね。
東名高速道路の富士川サービスエリアにスマートインターができましたので、車の場合はどこにいくのにも便利になりました。素朴な感じはそのまま残しているしいいところだと思います。何より晴れた日の富士山の眺めは絶品ですよね!