牛壱日記

藤井陽一 ギタ-リスト

パッチケーブル

2020年03月29日 23時05分58秒 | Weblog

このエフェクター、つないだだけで凄い音変わっちゃうなー

と思う事はよくあるあるなんですが、

本当にそうなのか?

まぁ、確かに変わってしまう物、特に古い機材には多いかも、

それも味、確かにそうでしょう。でも、、

ケーブル、パッチケーブルが原因だったら?

直列でつないでたらかなりの接点数、ほんと変わります。

ケーブル変えただけで別もんか?という事も珍しくない。

スイッチャーについても同じ事、このスイッチャー音が悪い、

とか、すぐ大元の物に原因を求めがちですが、

本当にそうか?

パッチケーブルをGS-6、2524、CAEで作って実験。

やっぱり半田の質よりとめる技術、

直列5個でもローがモケない、ハイ落ちしない。

カナレのGS-6 これが一番かなー、

一番作るのめんどくさい。油分ある手で芯線触ってるとハンダのノリがわるくなる。

でも芯線が一番太い。

ちゃんと作れると一番ハイがきれいに出る。そして力強い。

パッチケーブルはずっとモガミの2524で作ってたけど、

1本2本重なってくるとやっぱりどうしてもローがダブつく、

レンジは一番広く、太くなると言えなくもないですがw

人によって好みは当然変わるとは思いますが、GS-6が一番好き。

なぜにこんなにケーブル、ケーブル、半田、ハンダとこだわるかと言うと、

できるなら1個1個のエフェクターやスイッチャーの性能をちゃんと出したい。

作った人の思惑の音に近い感じ、ポテンシャルをちゃんと出した状態で判断したい。

ただそれだけなのです。ギターの内部配線も一緒かな。


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