最初にここに来たのは小学校4年生くらいでしょうか、
当時杉並に住んでいた私は、親父に連れられヤマベ釣りにやって来た。
それから、夏は毎週のように来て、たまには100匹近く釣ったり、
中学生になると友達と泳いだりもしました。
親父はここが好きだったから埼玉に家を買ったのかな、
意味もなくザリガニを何十匹も穫って持って帰っててきたり、
天然のうなぎを捕まえて大騒ぎしたり、
ニジマス、鮎なんかも釣れた事があったり、
ほんとうに子供の頃の思い出の場所でした。
30何年ぶりに来てみて、自然の景観はそれは変わりますが、
何もなかった川岸に民家が密集し、
護岸が立派になり、川に降りれなくなって当時ほど川遊びの人がいなくなっていました。
でも釣れるならあそこかな、最近30数年振りに復帰した釣り自分内ブームを検証するために
行ってみた。
川のにおいが当時のままだった。
ここがこうなってて、あそこがこうなって、こっからこう流して、
ここはもっと激流だったなぁ。こここんなに段差があったかなぁ、
当時のにぎやかだった川縁の音までもが蘇ってきました。
また来よう。朝の散歩に。
漁協のおじさんと知り合いになり、「ここ釣れるよ」
若者アングラーに声をかけられ「先週ここで40オーバー釣りました」
なんだかノスタルジックな一日でありました。
ここが私の里山なんだな。