牛壱日記

藤井陽一 ギタ-リスト

テールピース インプレッション大会

2011年11月19日 09時27分04秒 | Weblog


PeggyDayさんの協力を得まして、

完全削り出し、ジュラルミンのテールピースの試奏会。

インプレするのは同一素材の非メッキ、クローム、◯秘の3種類。

アンプは私の73年製Marshallとスタジオの1960のキャビ。


ギターはGibsonレスポール92年製カスタムショップ、カスタム71&村上アニキの73年製

そして、弦奏工房 Ka LinのLP

弾き手は関雅樹、村上正芳両氏&私。

聞き手は製作者のメーカーの方(名前を明かしていいのかわからない)

発案者弦奏工房伊達氏、平野楽器平野君、

そして特別参加、ベーシストの視点から山崎洋。

伊達氏、ギター4本の弦とっかえひっかえで大忙しw

急遽アンプの上が作業場に。

ギターパーツ多々あれど、アルミの部品が良いと言われてるのはテールピースの他は

ごく一部ではなかろうかと思いますが、なんかある?

スチール物からアルミに変えただけでも結構な効果が期待できますが、

これまた数多のメーカーそれぞれ音が違うのは当たり前の事で、

ましてや、同じアルミでもモノホンヴィンテージとリイシュー物でも音は違うだろうし、

じゃあなんならいいんだよ?という自問自答にはお好みで、と本末転倒。

今回は鋳物と削り出し何がどう音の違いに作用するか?

同一素材でメッキは如何に音色に作用するか?

これはもうとっかえひっかえ3人のギタリストがああでもない、こうでもない。

加えてメーカーに質問攻め、聞いてる3人の意見も顔を見つつ、どう?

Indyのスイングアームなんかも手がけた事のある製作所、

こんな物は造形的にはオチャノコサイサイでありましょうが、

音に関してはやってみないとわからない。真剣に意見を交わしたのでした。

やっぱり弾き手が3人いたのは良かったですね。他人が弾いてる方が良くわかる。

みんな好みのレンジ感も違うし弾き方もまったく違う。

代わる代わる弾いてても出て来る音が違う、が、材質の質感は良くわかる。

誠に有意義な時間でありました。

結果、鋳造より削り出しは良いよ。メッキは物凄く変わるのでお好みで、



それだけかい!



 

コメント (6)
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