筍を温泉の帰りに、一個300円で求めました。それを、まるごと使い切り料理にしていただきました。
先端の柔らかくて風味のあるところは、筍山菜ご飯に、
中間部分は、大豆と煮てシニア滋養スープに、
堅い根っこのところは、あさりと蒸し炒めにしました。どれも作りすぎて何回かに分けて「ばっかり食」もまた楽しと、いただきました。
簡単に筍の旬を活かせたと思っていますが、いかがでしょうか。
昨年の今ごろも書きましたが、筍の空洞にある白い粒状のものは、チロシンといわれ、チロシンはアミノ酸の一種で、新陳代謝を活発にし、ホルモンバランスを整え、脳内でドーパミンやノルアドレナリンという物質に変換されるといわれています。
ドーパミンは脳を活性化させ、やる気を起こす力になるそうです。目標を達成した時の満足感、快感、興奮した気持ちなど味わいたいものです。これらを産み出す「筍パワー」ってすごいですね。
ドーパミンが不足するとやる気や集中力が低下すると言われています。この季節に筍がいただけるのも、自然の恩恵そのもので、シニア世代には必須です。
お茶のお稽古でよく「集中して!」と、注意されますが、来週には効果が期待できて、間に合いそうです。 (・。・;