先日、暖かい火鉢の郷愁に思いをよせ、火鉢屋さんに夫と出かけてみました。とても懐かしい木製の火鉢を見て、火鉢のある生活をしてみたくなりました。
家の倉庫にも同じような火鉢が大事に仕舞ってあります。これは、長姉夫妻が施設に入所するまで使っていたもので、大きくて立派なものです。でも現在の生活で居間に炭火をおこすのは、炭や灰の始末など大変なことです。
火はおもてなしの心の原点でもあり、茶道では季節で火を近くに遠くにと移動させます。家でも気軽にお茶していますが、炭火をおこすのは大変なので、電熱式の炉や風炉にしています。宮崎では神武様が済んだら炉になり、着物も単衣から袷(あわせ)ななるとのことで、つい先日炉にしたばかりです。
長姉から譲り受けた木製の火鉢に電熱器を入れて使うか、それとも炭火で頑張るか、それとも新しく小さな木製の電気火鉢を用意するか迷っています。やはり今の気持ちは、木製の簡単な電気火鉢があったら欲しいです。
火そのものがご馳走、そんな気がして餅を焼いたり、目刺を焼いたりする憧れの昔の火鉢生活がしてみたい。 !(^^)!