味わい一筆

季節感ある暮らしをいっしょに楽しみましょう

「海幸 山幸」のおもてなし

2015-09-03 11:44:10 | 暮らし・ライフスタイル

この夏、我が家にも兄弟夫婦や親戚、友人たちが訪れた。せっかくの訪問も台風通過で残念な思いもしたが、宮崎地方の気象もプラス思考でとらえ、我が家流精いっぱいの海と山のおもてなしをした。

神話のふるさと宮崎県では、「海幸彦・山幸彦の兄弟物語」が有名である。

 海幸彦と山幸彦のあらすじ
むかし、日向(ひむか)の国に、兄海幸彦、弟山幸彦の兄弟神がいました。兄は釣りが得意で弟は猟が得意でした。

ある日、二人は道具を交換して 兄の海幸彦は山へ獲物をとりに、弟の山幸彦は海へ獲物をとりに行きました。

ところが山幸彦は、兄の大切な釣り針を魚にとられてしまいました。山幸彦は海幸彦に心から謝りましが、海幸彦は許してくれませんでした。

山幸彦は、海神の国の豊玉姫にそのことを話してみました。豊玉姫は、すぐにたくさんの魚を集めて釣り針を探し出しました。山幸彦は、兄に釣り針を返しました。・・・

波のうねりで遠くの台風が感じられる頃に青島神社を案内した。観光客もまばらで、青島駅前には七つ星バスもひっそり停車中だった。そのようななか島に向かって歩いた。大きな波のしぶきから届く磯の香に、姉がとてもなつかしいと感激していた。






いよいよ台風接近、どこにも出かけられない暴風雨時は、父の残してくれた円卓をかこみ、海幸山幸いっぱいのお好み焼きをして過ごした。

 

作り方はいたって簡単、お好み焼き粉に、冷凍のシーフードミックスを混ぜ、しばらく寝かせておく。

片面を焼いて、豚薄切り肉を載せ、反してもう片面を焼いて、お好みソースを塗り、かつお節、マヨネーズ、青のりをトッピングして海幸山幸お好み焼きのできあがり。









台風一過の朝には強風で一掃された山の緑の鮮やかな綾町のつり橋に出かけた。またまた姉がこんなに綺麗な緑は久しぶりに見たと喜んでいた。




(今回も足がすくんで、とうとう私だけ渡れなかった。)


宮崎は海あり、山あり、時々台風の通過あり、それらをミックスしての我が家流身の丈おもてなしもまた楽しの「一つ星」 (^_-)-☆