碁ロック

30過ぎて囲碁を覚えました。
初段を目指して修行中。

更新停滞、一括更新、長文注意です。

今日は天元戦第1局。

2010-10-28 00:10:59 | 囲碁
 北海道新聞がかなり力を入れています。

 第36期天元戦のページ

 中継ブログ
 カメラを4台使って中継するようです。
 日中見れる方はとても楽しめると思います。

 前日から既に多くの写真が公開されています。
 動画ページには検分の様子が公開されています
いいなあ。見れる人。

第36期天元戦挑戦手合が始まります。

2010-10-26 02:02:07 | 囲碁
 山下敬吾天元に結城聡九段が挑戦する、第36期天元戦5番勝負が今週の木曜日に
開幕します。

 二人の対決は何か新鮮な顔合わせですね。
 対戦成績は山下天元の10勝4敗だそうです。
 今年好調な二人ですが、勢いはやはり山下天元が上でしょうか。
 ここをしっかり防衛して一年を締めくくって欲しいですね。

 この天元戦は、第3局と第4局の間にアジア大会が挟まる日程になっています。
 二人共アジア大会の選手になっています。
 タイトル戦の気合のまま世界戦も戦えればいいんでしょうけど、3連勝で決まって頭の中を新たにしてアジア大会に臨むほうが打ちやすいかもしれませんね。

 ということで、頑張れ山下、勝つんだ道吾!


◎ 先週は世界戦など色々ありました。

 農心辛ラーメン杯では、注目の李世ドル九段が3回戦で中国の謝赫七段に敗れてしまい、10連勝の夢は潰えました。
 日本チームは坂井秀至碁聖が2番手として4回戦に出場しましたが、謝赫七段に敗れてしまい、日本チームは第1ラウンドでは勝利を得ることが出来ませんでした。

 去年も似たような状況でしたが、寂しい結果ですね。
 第2ラウンドは11月末に韓国で行われます。残る高尾紳路九段、羽根直樹九段、結城聡九段に期待しましょう。


◎ 名人戦では、最終予選決勝が1局行われ、山下道吾本因坊が瀬戸大樹七段に勝ち、4年ぶりの名人リーグ復帰を果たしました。
 今週、羽根直樹九段-山田規三生九段、王銘エン九段ー林漢傑七段の2戦が行われ、残る2席が決まります。
 林漢傑七段の勝利に期待します。

 
◎ 第58期王座戦も始まりました。去年と同じ顔合わせですね。
 第1局は張栩王座が黒番中押し勝ちしました。
 山田規三生九段は初戦を落としたのは痛かったですね。戦前は、山田九段は好調を取り戻し、張王座は調子を落とし気味だっただけに、勢いのまま勝ちたかったですね。


 【棋譜再生】

 張王座の高目!また出ましたね。山田九段は内側から掛かりました。
 張王座は厚みの研究が続いていますね。

 第2局は11月4日に京都でおこなわれます。


◎ 女流本因坊戦はまさかの3連勝決着でした。

 謝依旻女流本因坊の強さは飛び抜けていますね。
 向井千瑛四段は最右翼の挑戦者でしたので長期戦を期待しましたが、終わってみれば一気に押し切られた感じです。

 女流名人戦リーグでは今週、奥田あや二段と向井千瑛四段の直接対決が行われます。
 奥田二段が勝つと無傷の4連勝。挑戦権がグッと近づきます。
 同期の3人で激しい戦いをしていますね。切磋琢磨ですね。


◎ 密かに注目している関西棋院の第1位決定戦3番勝負。

 結城聡九段は今期勝てば連続5期ですね。
 挑戦しているのは村川大介五段。二十歳の関西棋院期待の新星です。
 村川五段は先日の三星火災杯での予選枠抜けで名を上げました。


 【棋譜再生】

 100手で村川五段の中押し勝ち。
 闘将結城九段を相手に見事な勝利ですね。
 でも結城九段は天元戦や世界戦もあるし、ここは絶好調を維持するためにも負けていられません。

 第2局は11月5日におこなわれます。
 結城九段も対局が多くて大変ですね。

農心辛ラーメン杯が始まりました。

2010-10-19 23:12:37 | 囲碁
 日中韓が5人1組の勝ち抜き制で争う団体の国際棋戦、第12回農心辛ラーメン杯が日曜日から始まっています。

 日本からは、井山裕太名人、坂井秀至碁聖、高尾紳路九段、羽根直樹九段、結城聡九段の布陣で出場しています。

 日曜日の第1戦、韓国の李世ドル九段と中国の王檄九段が対戦し、李世ドル九段が勝ちました。
 今日行われた第2戦では、日本の1番手、井山名人が李世ドル九段に挑戦しました。
 名人戦を4連勝で終えて絶好調の井山名人ですので、ここで大物食いを見せて欲しかったですが、、、。


 【井山vs李棋譜再生】

 残念ながら李世ドル九段の黒番中押し勝ちとなりました。
 李世ドル九段は一番手に出場し、10連勝を狙っているとか。
 日本チームも最強の井山名人が一番手で出ましたが、負けてしまいました。
 はたして李世ドル九段は止まるんでしょうか。日本選手は何勝できるんでしょうか。

 李世ドル九段の打ち方はなんか怖いですね。相手に地を一つもくれないつもりのような。
 大石同士の攻め合いのなかで井山九段は取られてしまいましたが、先日の山下九段との碁でもそんな感じでしたね。
 相手の目や根拠を奪って厳しく攻めて、自分も目がないですが攻め合いで勝ってしまう。読みがとっても深いってことでしょうか。

 布石を打ち合って全体の構想を練るというより、序盤から石がガツガツぶつかり合っていますね。大場を打つって場面が少ない。急場が続く感じです。
 右上の団子になったところも、団子にされても死ぬわけじゃないし、白を切って攻める方が大事ということなんでしょうか。
 序盤に孤立した自分の石もどんどん助けてしまって、逆に白地がない。

 難しくてわかりません。私にはあまり見慣れない打ち方です。

 日本選手では、テレビアジア選手権で活躍した結城聡九段に期待したいです。
 去年、日本選手で唯一勝利(2勝)を得た羽根直樹九段も、最近は元気が無いですがここで活躍してまたフィーバーして欲しい。

 がんばれニッポン、金メダル!

三星火災杯&先週の碁

2010-10-17 01:44:44 | 囲碁
 山下道吾本因坊が日本人棋士として唯一勝ち残っていた、第15回三星火災杯のベスト16戦が先週の13日に行われました。

 対戦相手は世界最強との呼び声高い韓国の李世ドル九段。
 山下九段は李九段とは世界戦で過去に2度対戦しているようですが、勝ったことはありません。

 国内戦で抜群の調子の良さを見せている今の山下九段だけに、今回はいけるんじゃないかと期待していましたが、、、。

 結果は李世ドル九段の白番中押し勝ち。
 やっぱり強いですね~。

【棋譜再生】

 厚みが役に立たない展開にされてしまうような感じですね。上辺で3子取られたところで形勢苦しいんでしょうか。
 コウで白は全てヨセるコウダテを打てて黒はコウに勝っただけになった気がします。

 李世ドル九段は翌日の8強戦で中国の古力九段に負けてしまいました。
 世界の壁は厚くて高いですね。

 山下本因坊は気を取りなおして、国内棋戦で更に活躍して欲しいです。
 まずは今週木曜の名人戦最終予選決勝の瀬戸大樹七段戦をきっちり勝ってリーグ入り。
 そして、もうすぐ始まる天元戦挑戦手合いでコケないようにしてほしいです。


◎ 先週の世界戦と同じ日に女流本因坊戦の挑戦手合第2局も行われました。


 【謝vs向井棋譜再生】
 前回と違いゆっくりした立ち上がりでしたが、ジャーナルでの瀬戸七段の解説によると、向井千瑛四段が決め手を欠いて、謝依旻女流本因坊が逆転した碁だったようです。

 謝先生は前々日の囲碁フェスにフル出場するなど忙しいはずですが、流石ですね。
 向井四段は3連敗は絶対に避けたいですね。同期で友達でライバルだけど、笑っていられない事態になるかも。


 その他にも注目対局がありました。

 本因坊戦リーグではリーグ初参加の瀬戸大樹七段が趙善津九段に勝利。
 女流名人戦リーグでは万波奈穂二段が吉田美香八段に土を付け、リーグ内は更に混戦模様。
 王冠戦では山城宏九段が挑戦権を得ました。今年は絶好調ですね。
 碁聖戦予選Aでは安藤和繁四段が片岡聡九段に勝利。碁バイルセンターで配信もされていました。
 碁聖戦予選Aでは林漢傑七段、三谷哲也六段も勝利。

 碁聖戦で取り上げた方々は私が勝手にアミーゴ関連棋士と位置づけて応援している棋士です。
 瀬戸七段も「碁的」で出演したのでアミーゴ棋士に認定。山城九段も囲碁フェスを見に来ていましたね。

 謝先生も勝ったし、「囲碁普及に関われば手合いにも勝てる!」みたいなジンクスを作って欲しいですね。


◎ 毎週みている囲碁将棋ジャーナルですが、今週はアナウンサーが澗随さんの担当でした。

 この人いつも言うことが変ですが、今週は解説で瀬戸七段が来たせいかイケメン押しのコメントが多くいつも以上にウザッたかったです。

 でも澗随さんの「無駄話」にツッコミながら観ているのが楽しいんですけどね。

IGOFESTIVALに行ってきました。

2010-10-14 23:13:45 | 囲碁
 月曜日に六本木ヒルズにて行われた囲碁フェスティバル2010に行ってきました。

 普段みている棋士のブログや囲碁サイトの方々も囲碁フェスのことをいっぱい書いていて楽しくなりますね。
 今年もとても楽しく良いイベントでした。

 開会30分くらい前に会場につきましたが、既に人が結構来ていて、テーブル席に空きがないくらいでした。


 開会の挨拶は武宮正樹九段と万波佳奈四段の挨拶のみで簡単に終了。妙花の組み合わせなどがアナウンスされました。
 この二人は袴姿ではありませんが、今回は男性棋士も含め、ほとんどの参加棋士が袴姿でした。

これは閉会式で棋士が勢ぞろいしたとき。

張栩棋聖はいつものスーツ姿でした。

妙花を解説している様子。となりは聞き手でおなじみ稲葉禄子さん。

 妙花の対戦風景。
 梅沢由香里五段対鈴木歩五段

 局後の検討風景

 潘坤初段対鈴木歩五段


 私は妙花も楽しみでしたが、やはり9路盤スタジアムでプロ棋士と打つことを一番の楽しみにしていましたので、受付開始から早速申し込みました。

 9路スタジアムは4つのテーブルでそれぞれプロ棋士が5面打ち、それが8コマありました。のべ160人がプロと打てる計算になりますね。
 去年はプロ棋士だけでなく有名なアマ高段者も混ざっていましたが、今年はプロだけにしたようです。やはりみんな折角ならプロと打ちたいですよね。

 9路コーナーは主に高梨聖健八段、三谷哲也六段、安藤和繁四段、竹清勇四段、大澤健朗初段が時々交代しながら受け持っていました。最後の方で大沢奈留美四段も打っていましたね。他にも参加棋士がいたかもしれません。

 1回の抽選で2コマ分の40人が選ばれるのですが、一緒に行った妻は最初の抽選で当たり、安藤和繁四段に打ってもらうことが出来ました。

 9路盤の風景。打つアンディー。

 私は、、、。特訓までしましたが、全ての抽選に外れました!残念すぎる!
 エントリーの列に並んだり、発表を見に行ったりとウロウロしていたので、妙花の解説をほとんど見ていませんでした。

 入門教室も大盛況でしたね。特に梅沢由香里先生の時は凄い人だかりでした。
 万波佳奈先生や、大沢奈留美先生、王唯任四段が主に担当し、妙花で敗れてしまった先生方も入門を手伝ってくれたようです。

 大沢先生の入門教室。私は大沢先生の袴姿が一番ハイカラさんっぽくって可愛かったと思います。

 ずっと9路盤付近をうろついていた私ですが、最後の抽選に外れたあとは張栩棋聖の4路盤コーナーがあるテーブル席付近で妙花を観戦しながら、4路盤セットが空くのを待っていました。
 一時は張栩棋聖や河野臨九段が4路盤の解説をしていて、凄い人だかりが出来ていました。
 そして妙花決勝も終わる頃、やっとテーブルが空いたので4路盤セットを試す事ができましたが、そこでサプライズが!

 妻と二人で4路盤問題をやっていて、「解説がないと合ってるか分からないね」などと話をしていたら、「どうですか?分かりますか?」と謝依旻女流三冠が声をかけてきて下さいました。

 いやあ、やさしい。そしてカワイイ。
 難しい4問目、5問目を丁寧に変化図付きで解説してくださいました。
 慌て過ぎて写真を撮ってもらう機会を逸しました。

 謝先生といえば対局中のコレ

碁ワールド6月号より
 厳しいイメージがありましたが、間近で見たらいやあ、そら可愛いですよ。
 写真がないのがほんとに惜しいね。

 今回はメインの参加棋士の他にも、大竹英雄名誉碁聖、河野臨九段、山城宏九段、首藤瞬七段、林漢傑七段、黒瀧正樹六段、孔令文六段、大橋拓文四段、藤沢里菜初段などが遊びに来ていました。
 他にも来られていた棋士もいたはずですが、分かりませんでした。
 高尾紳路九段も変装して女流棋士を観に来ていたようですね。

 大人気の武宮先生は写真撮影や色紙へのサインも快く応じ、マイ筆ペンで「遊神」と色紙に書かれていました。
 他の棋士にも人が集まり、そこかしこで即席写真撮影会が開かれていました。
 写真を撮ってもらえた方がとっても羨ましい。シャイな私達は妻と9路盤を打っていただいた安藤先生に写真をお願いするのがやっとです。
 安藤先生、ありがとうございました。応援しま~す。

 
 あっという間に終わってしまいましたが、今年もとっても楽しかった。
 去年のフェスよりも確実に進化していましたね。囲碁つながりが広がって行っている感じです。
 また来年も楽しみにしています。

もうすぐ囲碁フェスティバル2010!!

2010-10-10 06:57:04 | 囲碁
 待ちに待ったIGOFESTIVAL2010が今週の月曜日(10/11祝)に六本木ヒルズアリーナで行われます。



 今年は過去一番の注目度だと思います。

 まず、万波佳奈先生が大変身した「碁的」が凄かったですね。
 ゆうちょで置かれることになり、より多くの人に手に取ってもらえたのではないでしょうか。

 さらに「週刊碁」でも事前告知を大きく載せていただいたようです。
 囲碁パラダイスでも梅沢由香里先生がゲスト出演し、告知していました。

 そしてイベント参加棋士に張栩棋聖の名があるのが凄いですね。時の第一人者であり、このようなイベント等にほとんど参加されないこともあって、レア度が激高です。
 張栩棋聖が最近研究している4路盤の問題が紹介されるようです。

 また、恒例の「妙花」が今年は13路盤で行われるというのが、張栩棋聖の参加と絶妙にリンクしていてグッドですね。
 張栩棋聖は13路盤の普及に力を入れていて、台湾では張栩杯と名が付く13路盤のプロ棋戦も出来ました。

 手筋の応酬の9路盤に比べ、13路盤の妙花は布石が少しある分、より初心者にも囲碁っぽさが分かりやすいかもしれませんし、解説会は囲碁の強い人も十分満喫できる位の濃さになると思います。

 楽しみですね~。棋士先生の羽織袴姿も楽しみです。


 私は9路盤スタジアムで勝利を得るため、「COSMI」で練習をしています。
 勝つ!

第35期名人戦決着!

2010-10-10 01:51:59 | 囲碁
 井山裕太名人に高尾紳路九段が挑戦していた第35期名人戦七番勝負は、井山名人が怒涛の四連勝で初防衛を果たしました。
 井山名人おめでとうございます。

 今期の名人戦は、井山名人と高尾九段の過去の対戦成績がよく話題に上がりました。
 七番勝負開幕前までで井山名人の8勝1敗と、トップ棋士同士にしては珍しく一方的なスコアだったからですが、七番勝負は通常の手合いとは別物ということで、どんな戦いになるのか注目が高かったですね。

 結果は井山名人が一気に4連勝してしまいました。
 相性が悪いと言ってもトップ同士、一方的なスコアになるほどの実力差があるとは思えませんし、シリーズ前の高尾九段は絶好調でしたので、この結果には驚きました。

 前期名人戦でもそうでしたが、七番勝負の井山名人は、検討陣の予想に無い好手を繰り出すことが度々ありました。
 高尾挑戦者が優勢と言われる局面があっても、予想外の好手で打開して結局最後には勝ってしまうので、実は高尾九段が優勢という見立て自体が誤りなのでは?と思えてしまいます。
 井山名人にはどこまで見えているのか、深すぎて誰もついていけていないのがカッコいいですね。

第4局での”予想外”

 左下の割り込みを打ったとき、検討室では感嘆の声が上がったそうです。


 右上のコウ替わりに右下の白が復活し、形勢やや苦しくなったところでの勝負手。プロでも見ていないところを見えているようです。難しくてよく分かりません。

 第4局での井山名人の妙手については、朝日新聞の囲碁ページでの林漢傑七段の解説が分かりやすいです。


 井山名人と高尾九段はまた直ぐに重要対局でぶつかります。
 11月に行われる棋聖戦挑戦者決定戦で、この二人が張栩棋聖への挑戦権をかけて戦います。ついでに大和証券杯ネット囲碁オープンでも次の準決勝であたります。
 高尾九段はいつまでも負けているわけには行きませんが、また張栩-井山の七番勝負が見たい気がします。
 

 井山名人、これからも勝って勝って勝ちまくり、世界戦でも勝ってください。

 囲碁の神様に説教される3人。

呉清源先生です。(asahi.com)

日中韓台新鋭対抗戦3日目

2010-10-05 23:11:40 | 囲碁
 三日目は台湾チームとの3位決定戦です。

 LGSの速報で見ると、日本は3勝5敗で負けてしまったようですね。

 2年連続で最下位となってしまいました。
 残念ですね。

 3日目は黃翊祖七段が林至涵九段に勝利、村川大介五段と鈴木伸二二段も勝ちました。
 安斎伸彰六段は陳詩淵八段に、三谷哲也六段が蕭正浩七段に、それぞれ半目負けを喫してしまい、チームの勝利を得ることが出来ませんでした。

 安斎六段、三谷六段は共にポイントゲッターとなることが期待されましたが、3戦全敗と悔しい結果になってしまいました。


 【安斎vs陳棋譜再生】

 半目勝負です。難しい。
 世界戦なのでダメが全て詰まっているのが終局図なんですね。

 日本が世界の4番手じゃだめですよね。
 今度の「知恵の和ジャパン」に期待しましょう!
 金メダルを取るんだ!

段級位認定5~9月の結果

2010-10-05 16:02:56 | 囲碁
 碁ワールド誌の段級位認定コーナーに毎月挑戦しています。
 1~4月の結果はこちら

 弱点が死活だということは分かっているので、死活本を買ったりしましたがちゃんと読めてません。
 そんな勉強不足の結果が出てしまいました。

 級位コース
 5月 54点 (4級)
 6月 64点 (3級)
 7月 58点 (3級)
 8月 74点 (2級)
 9月 48点 (4級)

 終わりダメなら全てダメ。
 9月の結果が残念です。8月号が過去最高点だったので9月号も応募したときは満点とった気でいたんですが、全然ダメですね。
 9月は「10点」の数も過去最低の8問中4問でした。9月は段位コースの方が成績が良かった。

 序盤中盤手筋死活の各項目の「10点」獲得の数を5か月トータルで示すと、

 序盤 14/15
 中盤  3/5
 手筋  6/10
 死活  4/10

 相変わらず死活は分かっていません。詰碁が怖いです。
 布石は大体出来ていますね。でも選択式ですから実戦では上手く打てるかわかりません。
 序盤の点がいいですが、実戦では序盤に隅でカカリ、シマリなどから定石らしきものを打ったとき、死活や手筋の理解度が重要になるため、この分野が苦手な私は序盤から石を取られてしまい、碁が終わることもしばしばあります。

 死活虎の巻を買いましたが読んで覚えるのもかなり大変ですね。
 布石本の方がサラッと読めるので好きなんですよね。
 死活は反復が大事ということですね。


◎ ついでにこの間のIGOAMIGOでの実戦でできた詰碁もどきの形があったので紹介します。


 この黒、実は白先黒生き、つまり完全に生きていると思われます。
 白番の私はどうにかなりそうだったのでとりあえず1線をアテました。黒はこの1子を繋ぐと損する形だったようですね。

 白は3に打って、この白はもう取られないと思われます。セキになりそうです。
 黒は1子を助けず、カケツギなどを打っていれば3目(多分)の地を持つことが出来ました。セキより2目得ということなのかな。

追記)コメント欄でさこさんが指摘してくださいました。黒が1子を継いだとき、白3でキリから行けば黒死でした。上図の白3ではセキにされるので失敗だったのでした。切る手は白1で検討して駄目だったので頭から抜けてしまいました。


 実戦は黒が4に打ってしまったので白5で取られてしまいました。これはオマケです。

 碁会所で上手と打つとき一番勉強になるのは、生き死に関わるところを放置していると、ちゃんと殺してくれるところですね。
 級位者同士の戦いでは、生き死をそっちのけで他を打ち合ったりするのはよくあることです。

 勉強勉強ですね。
 10月号のトライアル100を早くやらないと。

日中韓台新鋭対抗戦2日目

2010-10-05 00:52:56 | 囲碁
 二日目の相手は韓国チームでした。

 結果は1勝7敗で負け。
 負けは予想のうちとは言っても、やはり悔しいですね。

 1勝したのは内田修平四段です。李泰賢三段に勝ちました。
 昨日も勝ったので2連勝ですね。

 去年と同じく台湾との3位争いになってしまいました。
 相手の棋士は、台湾ではトップクラスの棋士ですが、日本チームも次代のトップ棋士となるためには必勝の覚悟で戦って欲しいですね。

 三谷六段、内田四段、鈴木二段あたりの結果が重要になってくるのではないかと思います。
 この際、8-0で勝っちゃって下さい。


◎ アジア大会の囲碁日本代表チームの愛称が決まりましたね。

 「知恵の和ジャパン」

 だそうですけど。。。どうでしょうか。

 やっぱり「Go!Go!ジャパン」が単純で分かりやすいんじゃないですかね。
 私は「石心ジャパン」とかちょっと監督に媚びてみたんですが、落選です。

 でも「おむすびジャパン」(By 将棋の熊倉紫野女流初段)が一番可愛いですね。