碁ロック

30過ぎて囲碁を覚えました。
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三星火災杯&先週の碁

2010-10-17 01:44:44 | 囲碁
 山下道吾本因坊が日本人棋士として唯一勝ち残っていた、第15回三星火災杯のベスト16戦が先週の13日に行われました。

 対戦相手は世界最強との呼び声高い韓国の李世ドル九段。
 山下九段は李九段とは世界戦で過去に2度対戦しているようですが、勝ったことはありません。

 国内戦で抜群の調子の良さを見せている今の山下九段だけに、今回はいけるんじゃないかと期待していましたが、、、。

 結果は李世ドル九段の白番中押し勝ち。
 やっぱり強いですね~。

【棋譜再生】

 厚みが役に立たない展開にされてしまうような感じですね。上辺で3子取られたところで形勢苦しいんでしょうか。
 コウで白は全てヨセるコウダテを打てて黒はコウに勝っただけになった気がします。

 李世ドル九段は翌日の8強戦で中国の古力九段に負けてしまいました。
 世界の壁は厚くて高いですね。

 山下本因坊は気を取りなおして、国内棋戦で更に活躍して欲しいです。
 まずは今週木曜の名人戦最終予選決勝の瀬戸大樹七段戦をきっちり勝ってリーグ入り。
 そして、もうすぐ始まる天元戦挑戦手合いでコケないようにしてほしいです。


◎ 先週の世界戦と同じ日に女流本因坊戦の挑戦手合第2局も行われました。


 【謝vs向井棋譜再生】
 前回と違いゆっくりした立ち上がりでしたが、ジャーナルでの瀬戸七段の解説によると、向井千瑛四段が決め手を欠いて、謝依旻女流本因坊が逆転した碁だったようです。

 謝先生は前々日の囲碁フェスにフル出場するなど忙しいはずですが、流石ですね。
 向井四段は3連敗は絶対に避けたいですね。同期で友達でライバルだけど、笑っていられない事態になるかも。


 その他にも注目対局がありました。

 本因坊戦リーグではリーグ初参加の瀬戸大樹七段が趙善津九段に勝利。
 女流名人戦リーグでは万波奈穂二段が吉田美香八段に土を付け、リーグ内は更に混戦模様。
 王冠戦では山城宏九段が挑戦権を得ました。今年は絶好調ですね。
 碁聖戦予選Aでは安藤和繁四段が片岡聡九段に勝利。碁バイルセンターで配信もされていました。
 碁聖戦予選Aでは林漢傑七段、三谷哲也六段も勝利。

 碁聖戦で取り上げた方々は私が勝手にアミーゴ関連棋士と位置づけて応援している棋士です。
 瀬戸七段も「碁的」で出演したのでアミーゴ棋士に認定。山城九段も囲碁フェスを見に来ていましたね。

 謝先生も勝ったし、「囲碁普及に関われば手合いにも勝てる!」みたいなジンクスを作って欲しいですね。


◎ 毎週みている囲碁将棋ジャーナルですが、今週はアナウンサーが澗随さんの担当でした。

 この人いつも言うことが変ですが、今週は解説で瀬戸七段が来たせいかイケメン押しのコメントが多くいつも以上にウザッたかったです。

 でも澗随さんの「無駄話」にツッコミながら観ているのが楽しいんですけどね。

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