棋聖戦挑戦手合七番勝負の第5局は、張栩棋聖が挑戦者の井山名人に白番2目半勝ちしシリーズの通算を3勝2敗としました。
第4局までは互いに黒番を勝ち合って2勝2敗でしたから、今回張栩棋聖が白番で勝ち防衛にリーチをかけたのはとても大きい。
第4局、劣勢を終盤まで粘り半目勝ちを得たところから流れが変わったのでしょうか。
第4、第5局とも、BS解説の棋士は2日目夕方の放送の時点で、「井山挑戦者の勝ち」を宣言していました。
しかし、実際はそこから棋聖の執念の勝負手で形勢不明、そして逆転してしまいました。
まさに棋聖の防衛への執念のなせる技ですね。
もちろん井山名人には勝ちへの道筋はありました。
しかし正着を逃してしまい、逆に張棋聖は井山名人のミスを逃さなかった。
流れは張栩棋聖へ完全に傾いたと言えます。
でもまだ、井山名人なら立ち直せると思います。
私は井山名人の棋聖奪取を応援します。
棋聖戦第6局は3月10,11日に行われますが、その1週間前には十段戦挑戦手合五番勝負の第1局が打たれます。
十段戦も張栩、井山の頂上決戦です。
棋聖戦前にこの1局が入ることが、対局者にとって吉とでるか凶とでるか。。。
張栩棋聖は、十段戦と棋聖戦の間にもう1局、NECカップの決勝で山下道吾本因坊と対局があります。
張栩棋聖は忙しいですね。
花粉の飛ぶ季節になり、張栩棋聖の体調が心配です。
◎ 地元の碁会所、川越本因坊で新たな碁敵をみつけました。
その日ははじめ2子局(黒)を2局打ち勝利。
この勝ちで今月の大会や練習後を含めた実戦(生碁)が10連勝を超えました。
なんだか「上達の気配」を感じます。
勝手に碁会所での点数を10点ほど上乗せしてみました。(普段は勝ち負けで1点ずつ上下します。)
3局目、席亭に紹介されたのは外人さんでした。
白人の若い学生さんです。20歳前半でしょうか。もっと若いかもしれません。
碁会所に来るのは2回目で、前回は1級格で打っている方に互先で勝利したそうです。
ということで、私が黒を持って打ってみることになりました。
【棋譜再生】
結果、大差でやられたわけですが、エキサイティングな楽しい碁でした。
序盤の大失敗があり、私の形勢が良くなったことはありませんでしたが、Tさんも「楽しかった」と言ってくれました。
黒9までの手の抜き合いで、闘志がメラメラ燃え上がりました。
黒11はハサむべきだったかと後悔があります。
右上をウッテガエシで取られたのはお恥ずかしい。これで序盤早々勝てそうにない形になってしまいました。
左下、星に一間高ガカリっていうのは無いものなんでしょうか。
私の持っている定石本には星には小ゲイマガカリしか載っていません。
ちゃんと本を読まずにいるので、星に一間高は今までよく打っています。
形も悪く、急所に来られて苦しみました。
中央と右辺が振り変わった形になりましたが、これでは勝てません。
完敗です。
Tさんは、手筋や急所に手が行きます。部分的な強さが私よりずっと優っていました。
普段はKGSで6kで打っているそうです。
Tさんは若いですが、引き離されないように努力して勝利したい。
Tさんも「また会えるといいネ」と言ってくれました。
新たな碁敵と見定めました。
この国際戦が白熱したので、夕方からの会社の飲み会に遅刻してしまいました。
第4局までは互いに黒番を勝ち合って2勝2敗でしたから、今回張栩棋聖が白番で勝ち防衛にリーチをかけたのはとても大きい。
第4局、劣勢を終盤まで粘り半目勝ちを得たところから流れが変わったのでしょうか。
第4、第5局とも、BS解説の棋士は2日目夕方の放送の時点で、「井山挑戦者の勝ち」を宣言していました。
しかし、実際はそこから棋聖の執念の勝負手で形勢不明、そして逆転してしまいました。
まさに棋聖の防衛への執念のなせる技ですね。
もちろん井山名人には勝ちへの道筋はありました。
しかし正着を逃してしまい、逆に張棋聖は井山名人のミスを逃さなかった。
流れは張栩棋聖へ完全に傾いたと言えます。
でもまだ、井山名人なら立ち直せると思います。
私は井山名人の棋聖奪取を応援します。
棋聖戦第6局は3月10,11日に行われますが、その1週間前には十段戦挑戦手合五番勝負の第1局が打たれます。
十段戦も張栩、井山の頂上決戦です。
棋聖戦前にこの1局が入ることが、対局者にとって吉とでるか凶とでるか。。。
張栩棋聖は、十段戦と棋聖戦の間にもう1局、NECカップの決勝で山下道吾本因坊と対局があります。
張栩棋聖は忙しいですね。
花粉の飛ぶ季節になり、張栩棋聖の体調が心配です。
◎ 地元の碁会所、川越本因坊で新たな碁敵をみつけました。
その日ははじめ2子局(黒)を2局打ち勝利。
この勝ちで今月の大会や練習後を含めた実戦(生碁)が10連勝を超えました。
なんだか「上達の気配」を感じます。
勝手に碁会所での点数を10点ほど上乗せしてみました。(普段は勝ち負けで1点ずつ上下します。)
3局目、席亭に紹介されたのは外人さんでした。
白人の若い学生さんです。20歳前半でしょうか。もっと若いかもしれません。
碁会所に来るのは2回目で、前回は1級格で打っている方に互先で勝利したそうです。
ということで、私が黒を持って打ってみることになりました。
【棋譜再生】
結果、大差でやられたわけですが、エキサイティングな楽しい碁でした。
序盤の大失敗があり、私の形勢が良くなったことはありませんでしたが、Tさんも「楽しかった」と言ってくれました。
黒9までの手の抜き合いで、闘志がメラメラ燃え上がりました。
黒11はハサむべきだったかと後悔があります。
右上をウッテガエシで取られたのはお恥ずかしい。これで序盤早々勝てそうにない形になってしまいました。
左下、星に一間高ガカリっていうのは無いものなんでしょうか。
私の持っている定石本には星には小ゲイマガカリしか載っていません。
ちゃんと本を読まずにいるので、星に一間高は今までよく打っています。
形も悪く、急所に来られて苦しみました。
中央と右辺が振り変わった形になりましたが、これでは勝てません。
完敗です。
Tさんは、手筋や急所に手が行きます。部分的な強さが私よりずっと優っていました。
普段はKGSで6kで打っているそうです。
Tさんは若いですが、引き離されないように努力して勝利したい。
Tさんも「また会えるといいネ」と言ってくれました。
新たな碁敵と見定めました。
この国際戦が白熱したので、夕方からの会社の飲み会に遅刻してしまいました。