碁ロック

30過ぎて囲碁を覚えました。
初段を目指して修行中。

更新停滞、一括更新、長文注意です。

農心辛ラーメン杯が始まりました。

2010-10-19 23:12:37 | 囲碁
 日中韓が5人1組の勝ち抜き制で争う団体の国際棋戦、第12回農心辛ラーメン杯が日曜日から始まっています。

 日本からは、井山裕太名人、坂井秀至碁聖、高尾紳路九段、羽根直樹九段、結城聡九段の布陣で出場しています。

 日曜日の第1戦、韓国の李世ドル九段と中国の王檄九段が対戦し、李世ドル九段が勝ちました。
 今日行われた第2戦では、日本の1番手、井山名人が李世ドル九段に挑戦しました。
 名人戦を4連勝で終えて絶好調の井山名人ですので、ここで大物食いを見せて欲しかったですが、、、。


 【井山vs李棋譜再生】

 残念ながら李世ドル九段の黒番中押し勝ちとなりました。
 李世ドル九段は一番手に出場し、10連勝を狙っているとか。
 日本チームも最強の井山名人が一番手で出ましたが、負けてしまいました。
 はたして李世ドル九段は止まるんでしょうか。日本選手は何勝できるんでしょうか。

 李世ドル九段の打ち方はなんか怖いですね。相手に地を一つもくれないつもりのような。
 大石同士の攻め合いのなかで井山九段は取られてしまいましたが、先日の山下九段との碁でもそんな感じでしたね。
 相手の目や根拠を奪って厳しく攻めて、自分も目がないですが攻め合いで勝ってしまう。読みがとっても深いってことでしょうか。

 布石を打ち合って全体の構想を練るというより、序盤から石がガツガツぶつかり合っていますね。大場を打つって場面が少ない。急場が続く感じです。
 右上の団子になったところも、団子にされても死ぬわけじゃないし、白を切って攻める方が大事ということなんでしょうか。
 序盤に孤立した自分の石もどんどん助けてしまって、逆に白地がない。

 難しくてわかりません。私にはあまり見慣れない打ち方です。

 日本選手では、テレビアジア選手権で活躍した結城聡九段に期待したいです。
 去年、日本選手で唯一勝利(2勝)を得た羽根直樹九段も、最近は元気が無いですがここで活躍してまたフィーバーして欲しい。

 がんばれニッポン、金メダル!