あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

先生の話

2008-08-30 00:14:16 | Weblog
8月30日

Nさんのお見舞いに行った。

彼女が好きだろうと思って新宿高野のマンゴジュースを持っていった。

それとともに手術前に頼まれていた新聞を持っていった。

予想どおり、Nさんは元気で起き上がって新聞を読んでいた。

あれ、と思ったら自分で地下の売店で買ってきたそうだ。

元気なのよう~。

でしょう?

手術も痛くなかったそうだ。

しばらく手術の時の話が続く。

当日手術に立ち会ったお姉さんと姪御さんの反応が興味深い。

お姉さんに先生の話、どうだったと聞いたそうだ。

お姉さんは即座に首をふったそうだ。

あなた、知らない方がいいわよ。

それで終わってしまったそうだ。

姪御さんが現れたときにも同じことを聞いたそうだ。

彼女の説明によるとガンがもうひとつあったという。

どうも、余分に切り取ったリンパをガンと思ったようだ。

私はNさんと喜ばせようと、先生は多分転移していないっておっしゃっていたわよと伝えた。

え~っ!二人ともそんなこと全然言っていなかったわ。。

がん首を並べていても人間って聞いてないんだということがわかった。

多分、私は経験者だし、ある程度知識があるから、先生の言っていることが理解できたから、Nさんにまとまった話ができたのだと思う。

「無」の状態の人がいくら説明を聞いても、もしかしたら全然肝心なことを聞いていないのかもしれない。

これって何かあったら医療事故が起こる原因にもなるのでもないかしら。

録音でもしないと、後々で揉め事になるかもしれないと思った。

このような機会に遭遇したら、バッグに録音機を潜めておかないと。。

これって法律違反なのかしら?