記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

待っていたのね

2008-03-10 | うさぎ
何ヶ月ぶりかの「うさぎの無い」週末のおりがみ家でした。

土曜日の夜、自治会の会議から帰宅したおっとは
そっとキッチンの引き戸を開けてヒーヤンケージのあった棚の前をみて
「あ、そうか」といってしばし沈黙。

だまって缶ビールをちびちびやってるおっとに

「明日の日曜日、様子を見に行ってくるけど、一緒に行く?」

ときくと

「パピーウォーカーは育てた仔を手放したらもう会いにいったらいかんのだよ」

「それ、盲導犬のはなしでしょ??」

「会ったらよけいつらくなるかもしれないし」





で日曜日。まぁおっととうえむすめの朝寝坊だった事!!!!

したむすめは早朝、中学生大会のお手伝いで番長高校へ行きましたが・・。
うえむすめは寝癖を気にしつつ昼近くにバイトへ。

残った中年夫婦は・・・

ナゴヤのマラソンでQチャンが失速するトコを見たあと・・

「じゃ、わたしシモコたちの様子見にいくね」

と支度してると・・・

「俺も行く」


やっぱり見たいよね。会いたいよね~。
動物をほっとけないのはおっともわたしも同じ。

もう7、8年昔。
がけ保では雑種のワンコ一匹とウサギを3匹飼っていました。
だから
休日の世話をするのをチートモ苦にしないおりがみ家でした。
小学生のうえ、したやおっとも一緒に。
ウサギ小屋の掃除、犬の散歩。保育所の近くの公園へいくと、常連さんのワンコたちにあうのが楽しかったなぁ。
犬はおっとに会うと嬉しくて、すぐ腹ばいになってしっぽ振ってました。
汚れた食器や犬小屋の掃除も2人のむすめがさっさとやって。
団地に住んでいるのでこういう経験をむすめたちにさせてやれてよかったわ~と思っております。


時は流れ

事情があってワンコを獣医さんにひきとってもらい
ウサギたちは寿命つきていなくなり・・・


むすめたちも成長し、休日の飼育係は休業。

また巡り来た
休日の保育所の動物の世話。


場所が自宅から保育所に代わっただけと言うか・・・はははは。


当番表の作成や仕切りは年長担任にやってもらう事になりました。
彼女の「飼育観」はおりがみの「飼育観」とはそうとう隔たっていて、もう、何言っても聞かない年齢ですから。(お互いに)
おりがみはあくまでかげながらシモたちを見守る事にしました。

当番は当番で勝手にやってもらって、おりがみはおりがみで「たりないわ」と思ったトコを手ェ出すということ。ウサギに負担をかかることはできませんし、見逃せませんので。




車で10分かからず保育所着。



数時間前に、年長担任が餌を入れてあった形跡はありました。

そら、飢えはしないでしょう。「おなかすきゃたべる」ですからね。
でも歯が悪いシモコには牧草をよく噛んで食べさせるのが大事なんですよ~。
ペレットしか食べられないのでは明らかに戦意不足。違う、繊維不足!!です。

しかも
小屋にいれっぱなしでまるまる一日過ごしたのは初めての経験のヒーシモ。
ちゃんと自己主張してました。


ヒーヤンはトイレをひっくり返しトイレ砂をぶちまけていました。
シモコはえさ入れをぶっ飛ばしてペレットはすのこの下に散乱。


これで掃除しなかったらどうなる?


おっとはジーッと見つめていて

「・・・・・おやまぁ」

「まぁ・・予想通りだねぇ」

「たべものさえ与えていればいいって言うのは・・・なぁ・・」


しばし、トイレ砂とケージ下の新聞紙を交換する間、運動タイムです。



おっととヒーヤン
狭い運動場ですが「おとーさん走ろう走ろう」と催促します。





おっととシモヤン
シモコはうれちくてチッコとばしてます・・・。


穴掘りだって張り切っちゃいます。


30分ずつ、計1時間の本当にささやかな時間でしたが外でのびのび。

おっともわたしもほっとしました。
ヒ~もシモコもしっかり食べて動いてましたから。

生きていること、それが一番。
ベーさん(びーち君の相棒)が言ってるようにマンネリで良いんですね。
彼らのバヤイは。



自己満足といわばいえ。



うさぎたちは待っていた。
ケージから外にでて
人と触れ合うのを。
気持ちよい掃除してもらったケージで寝転がるのを

だぁれもいない園庭の小屋で
じっとじっと待っていたのだよ。










日曜日や祭日・・なるべく来るようにするからね。
かつてそうして30代をすごしてきたんだ。わたしたちは。


でも
そうしたくても
どうしても
どうがんばっても
これないときは

すまない。
ゆるしてくれ、耐えてくれ。


身勝手なニンゲンを嫌いにならないでおくれ・・・。

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4 コメント

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諸々 (giants-55)
2008-03-12 18:47:45
書き込み有難う御座いました。

「パピーウォーカーは育てた仔を手放したら、もう会いに行ったらいかんのだよ。」という御主人様の御考え、確かにそうなんですよね。一旦自分達の手を離れてしまったら、新たに受け取った人達の流儀が在るでしょうし。でも、そうは言っても、家族として暮らして来た以上は、情が移るのも仕方ない事で、その辺の兼ね合いが難しいですよね。積極的にどうこうするのでは無く、「足りない部分」を密かに補うというおりがみ様達のスタンスがベターだと自分も思います。

それにしても、これだけ多くの人達から愛情を貰っているウサちゃんは幸せ者ですね。

P.S. こちらのブログも含め、鎌倉に触れた記事を目にする度に「鎌倉を歩きたいなあ。」という思いが募っていました。兄弟が鎌倉大好き人間で、常々「鎌倉はブラブラ歩くと楽しいよ。」と聞かされて居た事も在ります。観光客は予想していたよりも多かったのですが、ポカポカ陽気の中を散策する顔々は皆幸せそうでしたね。又、ブラブラ歩き回りたいと思っておりますので、その際には色々アドヴァイス下さいませ。
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イキイキ☆キラキラ (lamb_labo)
2008-03-12 23:08:07
うひょー!
シモコとひーヤンが生き生きしている

ペットショップで
「この犬買いたいな」と無邪気に話す親子の背後から、「・・生半可な気持ちで動物を飼うことは許さん!説教してやる!!」と息巻くオットを羽交い絞めにして抑えること数度・・・。

彼と年長担任さんをさしで話し合わせたら大変なことになりそうですね・・・。

ともかく元気でよかったよぉ。
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giants-55様へ (おりがみ)
2008-03-13 09:34:21
つくづく、盲導犬育成のボランティアさんてすごいなぁって思います。
わたしら家族のできるコトはささやかなものです。
ヒ~シモが苦痛や恐怖や飢えを感じないで心地よくマンネリな毎日が過ごせるように・・と願うばかり

>鎌倉
当たり前のことですが、観光客は天気の悪い平日は少ない。お寺らめぐりなら小雨模様の水曜日がねらい目。神社仏閣は雨の中でこそ存在感が増します。お堂の中から巡礼者や渡世人や旅の隠居ご一行が出てきそうです。
月曜と水曜は定休日のお店とかも多いので、グルメ目的の時は営業日のチェックをお忘れなく。
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lamb laboさんへ (おりがみ)
2008-03-13 09:44:50
天気がよければこうやって短時間でも外に出せます。
飼育本によれば午前と午後に30分ずつ運動をさせてやればベストて書いてあります。
性別が違うから一緒に出せないので2時間かかっちゃうから、「一回だけ30分」が限界。でも、出さないよりはマシでしょう。問題は荒天の時ですが・・。
家にいれば「へやんぽ」が可能なのですがねぇ・・。

>ペットショップ
動物を飼うときに、自動車みたいに教習所に通うのはどうでしょう?
飼う動物の種類によって検定問題をテストしたあと「ボクをすてないで」「犬を飼う」「犬の十戒」「クルーン」などのホンを読んで読書感想文を書いて提出する。ここでやっと仮免。
仮免公布のあと、実際に教習犬などを使って実技検定をする。そのあとやっとペットをお家に迎え入れることができる。・・・なんて業界が大反対するかな???

それくらい面倒くさいものなんです、はい。
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