蒼天翔ける 初めてのお医者さん②

月曜日、期末試験のため午前中に帰宅してくれたうえちゃんと、もうひとつのケージを買いにホームセンターへ。
獣医に行く間に同じケージに入れるのは得策ではないと。
ケージにトイレにトイレ砂、水呑ボトル、えさ入れ・・計７０００円也。
うさぎを飼う初期費用です。
仮のラティス製ケージからシモヤンを新ケージに移す。

「また引越し？」とソワソワのシモヤン。
　
あわただしく人間は昼食をとりつつ、ひーやんをケージから出して運動タイム。
なんか一晩で随分猛々しくなったような気がするですよ・・。




交替でシモヤンを出し、運動させる。
健気にもひーやんのケージに近寄っていこうとするシモヤン・・・。



縄張りを主張しだしているひーやんに近づけるのはちとキケン？足で阻止。のおりがみ。


運動タイムもそこそこに、ケージごと車で獣医さんにＧＯ！

保育所OBの保護者が獣医さんご夫妻でして。
保育所で飼ってる動物はいつも世話になってました。
似顔絵甲子園チームおりがみのメンバーだった、なおみさん家です。

ギターとバイクが趣味のカッコいいパパ先生登場。


パ「おりがみせんせい、今日は何ですか？あら、うさぎ、また飼いだしたんですね」
お「ええ、まぁ・・」
パ「どうされたんですか？」
お「かくかくしかじかです」


性別を確かめてほしい（昨晩の状況など話す）
シモヤンの目やにとシモヤンの歯のかみ合わせを診てほしい
爪の状態を診てほしい

などなど、お願いしました。


パパ先生がシモヤンから診察です。

パ「うーん。こっちは女の子ですね」
お「はぁ」
パ「前歯が不正こう合だね。このまま伸び続けるとよくないから歯を切ります」
お「そうですか・・えぇぇぇ！はぁきるぅ？？」

シモヤン、ママ先生に押さえつけられ口をこじ開けられ。
パパ先生がニッパーで歯をバチン！！

パ「だれか保育所で切れる人いる？」
お「いいいいい・いましぇんよそんな人～（泣）」

シモヤンから「ウエェ！！」と悲鳴があがった気がしました。

パ「目は結膜炎ね。治りにくいよこれ。目薬出すね。１日４回さしたげてね」
お「はぁい、目薬は前に飼ったウサギでやった事あるので大丈夫です。」


続いてひーやん。

診察台でも大暴れ。
警戒心てんこもり。

ほら、金八先生の加藤優状態ですわ。
ひ「なんだよ！！はなせよったらぁ！！」ジタバタジタバタ。
爪を切るのも大騒ぎ。

お腹の下をパパ先生が神妙な顔で触診してゆきます。

パ「うーん、ウサギのって小さいからわかりにくいんですがね・・・」
お「いちおう、女の子って言われてもらわれてきてるのですが・・」
パ「この動き方はねぇ・・うーん」

女の子としても、気性が荒い子は相手をかじったりするので、別にした方が賢明でしょうとのこと。

パパ先生が「もう一回触らせてみて」とひーやんを高く抱きかかえる。

パ「エイエイ降りてこーい」とひーやんを軽く上下に揺さぶって再び触診。
お「おお、これは・・（ボールがあたった矢野さん？・・・）」
パ「あ、やっぱし、あったよあった。男の子だ。」



「あハァ？？」


パ「・・というわけで、乗っかっちゃってるということは赤ちゃんが生まれる可能性がありまーす」

お「ひええーーーー。先々月うまれたばかりっすよ、このシト達～！！」

パ「よくあることですよ。ハハハのハ。同じとこに住まわすならこっち（ひーやん）去勢しないとドンドン生まれちゃうよ」





ああ、もう少し早く獣医さんに来るべきだったよぉ。（⊃Д｀）゜。・゜

したちゃんが言っていた。
「ひーやんは雄かもよ。性別は早く確かめに言ったほうがいいよ。仔うさぎがドンドン生まれたら、困るのはおかーさんたちでしょ？生まれた仔たちもかわいそうだよ。近い血はどうしても弱い仔が生まれるから」
と警告してくれたんですが。

「よくあること＝性別間違い」・・・うーん・・・。


参った参ったと待合室に出てきたおりがみに聞こえてきた有線放送は




ダーリンダーーーーーーーーーーーーーーーーーーリン（from１４歳の母）



アララのラ～♪






まぁね。こうなったら、気をつけて別々にケージで飼うしかないわね。仔が生まれたらそのときはそのとき。（←開き直ったおりがみ飼育員）

お医者さんを体験して、またスコーシ大きくなったひー＆シモであります。


とくに、ひーやんの面構え、ほっそりと面長になってきて。オシリのどっしりとした持ち応えがなんともいえない。だんだんおっさんぽくなってくるんだろうなぁ。

夜の保育所で、別々のケージにいるのに、少しでもひーやんの近くに行こうとするシモヤンがなんとも健気でありましたが。