石巻覚え書きその１

先週の土曜日、宮城県石巻市の炊き出しのお手伝い。
庄内農民連と横浜福祉・保育人のコラボで雑煮５００食というメニューでした・・。


ではしばしへっぽこ写真でお目汚しくだされよ・・・。



夜の0時に横浜を起ち首都高、東北道をひた走り朝が白々と明けてきました。
水田では田植えが・・



ところが・・仙台が近づいてくると窓の外には・・がれき。
被災地に入ったのです。



仮設住宅用の杭かな？？



田植え機をはこぶトラックも。




どうやらここは仮設住宅の建設中。



大きなショッピングモール。
ここは無傷だった？


「炊き出しにいっても食べにくる人いないんじゃない？？」と思うくらい
シーンと静かな朝の町。
お店やファミレスもやっているみたいだから・・とおもって
坂を降りたとたん・・あの光景が








そうだったそうだった。
福島の相馬も


道一つ隔てたところが命と暮らしの分かれ目になっていたんだ・・・。






ドロの跡。
窓を開けると臭う生臭さ・・・。

ふた月経ってもガレキは残っているし、破壊された町並みはシンとしずかで・・

車の中の私達は言葉を失った。




石巻駅前。
市役所は無事だった。
早朝７時過ぎ。
罹災証明を求める人がもう来庁して待っていた。

ボランテイァの人が駅に降り立っていた。
通学用の臨時代行バスが学生達を乗せては降ろしていた。


ここは・・被災地。そう改めた感じた。




市役所の前には石森章太郎の代表作キャラクターが立っていた。

石巻は石ノ森章太郎の出身地。
海のそばには「ふるさと記念館」というパビリオンがあって
仮面ライダーや００９達が町のあちこちにたっている。


私は００９がダイスキで・・まさかこういうかたちで石巻に来るとは・・思いもしなかった。