ドから上のレまでの9音限定で、そして4度のチューニングをすれば、デス
前回は
「ピタゴラス音律は、弦の間1.5倍または3倍の音にして、オクターブを越したら、周波数を半分に減らす」という原理で説明していました
ギター(コントラバスもそうらしいです)などでは弦間は基本4度(1本だけ3度)です
「下の弦の4倍音ハーモニクスと、上の弦の3倍ハーモニクスが一致する」ということで合わせることができるのです( . . . 本文を読む
数百年前を想定するとはいいながら、
前回の「二胡の音階をたどる」のような8の字運動はやってられませんね。
ワンタッチで各音程を鳴らす道具がほしいところです
今ならスマホでドレミを順番に鳴らすアプリがあるかもしれませんが、一昔前なら(今でも)横にピアノとか適当な楽器があれば、それで合わせてることでしょう
その点、楊琴のようなものはいいですね。チーンと鳴らして、しばらく残響が鳴ってくれる。その間に . . . 本文を読む
それでは二胡ではピタゴラス式(三分法)にはどうやってたどるのでしょうか?
もちろんチューナーのない100年前を想定します
前にD調では方法を書きました
「ペンタトニックからドレミソラシドへ」
ここではそれ以外のG調、C調、F調、A調、B♭調について書き加えます
一応全部の調が、同じようにたどることができます
ただし各調でたどり方が微妙に違います
まずD調とG調
煩雑ではありますが、8の字を . . . 本文を読む
これまでは二胡D調で話してきました
ほかの調のためにはややこしい表をたくさん作るのは面倒なのでセントだけの表示にします
純正律は平均律つまりチューナーに対しラ(移動ドで)は、17.6セント=5.02Hz=3.55mm小さくなるということで見当をつけてください
前処置としてセント一覧表を出します
表1
よくある記述法のひとつです
(岩宮愼一郎:図解雑学CDでわかる音楽の科学,ナツメ社,20 . . . 本文を読む
さて今回は第二指、三指の位置
こういうのは、楽器をやっている人にとっては弦を押さえる位置がmm表示されると実感しやすいです
セントだけならば、大したことない差なのか、重大な差なのかわかりません
押さえる位置が1mm以内ならば、ビギナー中級者にとっては誤差範囲と言えるでしょう
上級者にとっては? 私にはわからない世界です
D調第二指はミとシ 第三指はファと上のド
表1
まず外弦第三指のド
内 . . . 本文を読む
次回は第二指について書くと予告しましたが、心に引っかかっていたのもを先に書きます
それはドの音階のこと
D調ソは、外弦開放弦。A=440なり442で合わせますから、平均律であろうが、ピタゴラス/純正律であろうが、変化のしようがなく、442または440Hz。
開放弦ですから千斤からの距離は0mm
問題はド
ピタゴラスと純正律は294.67Hz。平均律は295.00Hz その差0.33Hz
同 . . . 本文を読む
初心者のころ、少なくとも私は第一指の位置どりは苦労しました みなさんどうだったでしょうか?
特にD調ラ
最初の先生についた間なしのころ、先生にその位置を教えていただきました。「もっと低く」だったと思います?
でも悲しいことに、絶対音感のない私は10分もするとその高さを忘れてしまいます
曲を弾くようになったら、弾くうちに音がずれてゆくのがわかります
どうもD調ラを弾いた後だったような気がします
外 . . . 本文を読む