本当は最初にこの写真だったのかもしれません。でもあえて最後にしました
荒川沖にのこる茅葺屋根の家と宿場の親方(問屋)の家
佐野屋
荒川沖宿には本陣はなく、いくつかの旅籠があるのみでした。いま2軒、昔をとどめる風情で残っています
残念ながらブロック塀で建物全体の写真を撮ることはできません いかにも惜しい
屋根はご覧のように5角形というか、野球のホームベース型をしています。
非常に珍しいと思うので . . . 本文を読む
荒川沖の隣にある乙戸地区での祭りを見ました
2台の立派な山車が町を練り歩きます
2台の山車は立派なものです。100人以上の子供たちが綱を引いてゆきます。
この付近にこんなに子供が多かったのかと思うくらい
後ろの男衆がてこを動かして方向転換します
笛と太鼓が半端なく上手です。若い人達ですが、何年もずいぶん練習しているのでしょうか?ひょっとして太鼓はドラマーがやっているのでしょうか?ただしメ . . . 本文を読む
並木道とはおしゃれなイメージですね シャンゼリゼ、表参道、御堂筋
でも荒川沖の並木道は、いちおう建て込んではいますが、おしゃれな店などなく、レンタカー屋や廃工場などとても賑やかなところとはいえません
手前下方が旧街道。橙色センターラインの道が国道6号
場所は中心街(宿場)から離れたところです。場所は荒川沖交差点の一つ南「荒川沖南区」交差点から始まって南100mほどの区間。東側のみです
. . . 本文を読む
荒川沖=荒川池(または枝川池)説
などとは、いかにも郷土史家らしいこじつけ、ないし当て字のように見えるかもしれません
しかし茨城県内の取手から荒川沖までは、奇妙な当て字とも思える地名が連続するのです
取手(とりで)、佐貫(さぬき)、牛久(うしく)、乙戸(おっと)、大角豆(ささぎ)、女化(おなばけ)、神立(かんだつ)
大角豆(ささぎ):乙戸沼の北隣の地名です。フリガナなしには初見で読める人はま . . . 本文を読む
駅前の暗渠から上流500mほどは、暗渠とはわからないように巧みに舗装されています。排水網も小さいです。
しかし、ふつう道路は直線主体なのに対し、いかにも湿原をくねくねと蛇行する川のように曲がりくねっています
国道6号と東大通りの交差点手前でいったん地上に出ます。人が落ちないように網で囲われ、初夏のいまは草が絡まってちょっと見にはわかりにくくなっています。(写真は網の上から撮っています)
. . . 本文を読む
写真1.は現在の駅前の様子ですが、レストラン「コトブキ」と飲み屋「マルハチ」の間に、川の名残の水路が暗渠となって地下を流れています
このような暗渠は2本あります
(注:暗渠とは「水路の上にコンクリートなどで覆って水は地下を通すようにした土木構築物。水は外から見えないようになっている」)
写真1
いまどき、なぜか路面をコンクリートで覆っている路地があるのを不思議に思ったことはないでしょうか? . . . 本文を読む
昨日、つくば市にある国土地理院で25000分の一の地図の旧版を買ってきました
国土地理院では5万分の1の地図その他の現行および旧版のみならず、古今東西の世界史地図もデジタル化していて、交付請求書を窓口で出せば10分ほどで印刷してもらうことができます
荒川沖駅付近の地形についてどうのこうの書くより、これが決定的な証拠になります
以下の地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(土浦:昭和40年)を . . . 本文を読む
誰もが荒川沖という地名を不思議に思いますね
たとえば、あちこちの街道を歩き回る趣味の人のブログでは、かならず由来について触れています
そこでは荒川沖という地名の由来は、
「荒川」という川はない。近在の乙戸川がしばしば氾濫し暴れ川のようである or この辺り一帯は一面の湿地帯であった。
荒川沖は、南方にある荒川本郷から分かれた分村で、そこから見ると沖にあるように見えた。
概ねこのような説明になっ . . . 本文を読む
荒川とか、沖とか
を考えるときに、茨城南部の台地地形を知る必要があります(千葉県北東部を含む)
JR-Jovan線に乗って、松戸を過ぎたあたりから、やたら切通しが多くなります
でもトンネルはありません
一方で、これまた土手の上を走ることも多くあります
つまり5mとか10mのレベルで上り下り起伏があるのです
これはJovan高速や圏央道でも同じです。(注:Jovan高速では柏あたりでトンネルがあり . . . 本文を読む
さびれた町を象徴するのが、駅東口にあった大型商業施設「MEGAドンキホーテ」(旧長崎屋さんぱる)が取り壊されていることでしょう
パノラマ風にします
広角でも追いつかないので2枚にしました
これは私が31歳の時にここに来たときからあった施設で、そのころは繁盛していました
長らく茨城はご無沙汰していたのですが、5年前に東京の社宅を出されて、茨城の持家から通勤することとなり、
このあたりを . . . 本文を読む
1年ほど前に国道6号線で車を走らせていると目についたのが「一里塚」という看板
「荒川沖」の1つ東京寄り「ひたち野うしく」駅から500mくらいのところ
以来そこを通るたびにちらちら眺め、ネットで検索して本物とわかって写真撮影
こんなものにお目にかかるとは思っていませんでした
ここは土浦市と牛久市の市境にあり国道6号をはさんで両側に対になっています
西側は土浦市で「荒川沖一里塚」、東側は牛久市で「中 . . . 本文を読む
私はいま茨城県土浦市荒川沖近辺に住んでいます
茨城県と言っても西日本の方には不案内でしょうから、地図を示します
上野からJovan線に乗って、特急45分、快速で55-70分。東京への通勤も可能とは言えますが、つくばエキスプレス(TX)が開通したこともあって、乗客は減り、行きは必ず座れます。学園都市の入口はTXに奪われ、Jovan線の最寄りの駅も科学万博以後にできた「ひたち野うしく」駅に奪 . . . 本文を読む