
日本全国民が、敵になる――
上映時間 125分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2013/04/26
ジャンル アクション/サスペンス
映倫 G
【解説】
木内一裕の同名小説を「十三人の刺客」「悪の教典」の三池崇史監督、
「ストロベリーナイト」の大沢たかお主演で映画化した
エンタテインメント・サスペンス・アクション大作。
孫娘を殺された富豪によってその首に10億円の懸賞金がかけられた
凶悪犯を福岡から東京へと護送することになった5人のSPと刑事たちが、
全国民を敵に回して繰り広げる孤独な戦いと葛藤の行方をスリリングに
描き出す。共演は松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也、山崎努。
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【ストーリー】
日本の財界を牛耳る大物・蜷川隆興の孫娘が惨殺された。
容疑者は8年前にも少女を殺害し、釈放されたばかりの清丸国秀。
警察の懸命の捜査が続く中、全国紙に“清丸を殺害すれば10億円を
支払う”との蜷川による全面広告が掲載される。
日本中がにわかに色めき立ち、観念した清丸は潜伏先から
福岡県警に自首することに。さっそく清丸を警視庁に移送するため、
SPの銘苅一基をリーダーとする5人の精鋭が集められる。
タイムリミットは送検までの48時間。だがその行く手には、
ありとあらゆる所に潜み、“クズ”を仕留めて10億円をいただこうと
殺気立つ日本全国民が待ち構えていた。
4月26日(金)公開

公式サイト
【感想】 (109シネマズ川崎にて鑑賞・5・1・水)
<


>3.7
キャストの中でファン(好き)と言えば、山崎 努さんくらいなので
(あっ!伊武さんも好きかな)、大沢さんや藤原さんとか
俳優目当てで観に行ったわけではなく
、予告編が面白かったのと
三池監督なので、エンタメとしてハズレはないかなと
思って鑑賞に臨みました。
台湾まで行って撮影した新幹線のシーンとか、開通前の高速道路を使った
パトカー総動員のシーンとか、邦画としたら、かなり頑張ったアクションシーンは
見応えがあって良かったと思いますが、ストーリーは、いろいろと
つっこみたくなるところも多くて、見終わってみれば、つまらなくはなかったけど、
ふつうに面白かったかな(期待したほどではなかった(^^ゞ)と言う印象です
新幹線の人質シーン当たりまでは、結構面白かったのですが、
その後はトーンダウン
かなり退屈な流れになってしまいました
主なキャストは・・・

銘苅(大沢 たかお)・・・・・・警視庁警備部警護課第四係に所属のSP<警部補>
3年前に無免許運転の人間に妻を引き殺された過去を持つ
白岩(松島 菜々子)・・・・警視庁警備部警護課第三係に所属の女性SP<巡査部長>
小学3年生の息子を持つシングルマザー
清丸(藤原 竜也)・・・連続殺人犯。8年前に少女を暴行殺害して服役、仮出所後に
また同じような事件を起こす
原作の白岩は男性らしいので、作品に華を添えると言う意味で
松島さんの起用なのでしょうね。
家政婦のミタを思い出させるような松島さんの演技でした
藤原さんは、舞台役者なので、いつもオーバーな演技でが苦手なのですが、
今回の役は良かったです。クズのクズ、最低の人間、いや人間じゃないな(苦笑)、
最低のクズ野郎で、観ている私をイラつかさせてくれました
蜷川(山崎 務)・・・・財界の大物。孫を殺害した清丸に10億円の懸賞金を賭ける。
奥村(岸谷五朗)・・・警視庁捜査一課の警部補。
神箸(永山 絢斗)・・・警視庁捜査一課の巡査部長。
山崎さんも77歳になるんですね~。年取っちゃったなあって思ったのですが
それは演技でもあったのかしら?

関谷(伊武 雅刀)・・・福岡県警刑事部捜査一課の巡査部長。
大木(本田 博太郎)・・・警視庁警備部警護課第四係の係長<警部>
由里(余 貴美子)・・・銘苅たちを助ける個人タクシーの運転手

それぞれの人に辛い過去があって、また、切迫した状況から
10億に目が眩んでしまうというのはわかるとしても、
登場人物の感情があまり伝わってこないので
(演技が悪いというのではなく脚本の問題だと思います)
全体的に話に厚みがなく、展開やラストも予想を越えるものでは
なかったように思います。
(予想を裏切られたのは、
白岩<松島さん>が
殺されたことでした
>
逮捕から送検まで48時間のリミット、あり得ないような、
でもあり得るかも?とも思える「10億円に目が眩んで、
日本全国民が、敵になる」というスチュエーションは
面白かっただけに、ツッコミどころの多い展開になってしまったのが
ちょっと残念でした
とは言え、アクションシーンは派手ですし、俳優陣の演技もいいので、
エンタメ作品としてはそれなりに楽しめると思います
これは、本のほうが面白そうですので、時間ができたら原作を
読んでみたいと思います。

その他
ネタばれあります!
原作者は、1983年から2003年まで「週刊ヤングマガジン」で
連載されていた「ビー・バップ・ハイスクール』(BE-BOP-HIGHSCHOOL)
の
きうちかずひろ(木内 一裕)さんで、この小説がデビュー作ということに
驚きました
新幹線ホームでの人質事件
出てきた民間人のオッサン、あ~~!
欽ちゃんの良い子悪い子普通の子の
普通の子だった長江健次くん(もうくんじゃないけど・苦笑)じゃあないですか!
彼もこんなにオッサンになっちゃったんですね~
白岩は前途有望なSPなのに、2回も清丸に出し抜かれるって(^^ゞ
そして、銘苅は、防弾チョッキ着ていたのに、白岩は、なぜ着てなかったのかな?
任務中に私的メール打つのっていいのかな(^^ゞ
個人タクシーの余さんが大沢さんたちを助ける動機は
いまいちわかりませんが、それはいいとしても、検問でトランクを
開けないってどうよ!(笑)
検問ですから、あり得ないと思うのですが・・・
清丸の母親が自殺したのがニュースで
流れるのはわかりますが、遺書は放送で読まないですよねえ
ラストのほうで
銘苅が「お孫さんは、そんなことをのぞんでいません」
「お孫さんの声が聞こえませんか?」みたいなことを蜷川に対して
言うのですが、私は「あんなひどいことされて殺されたお孫さんなら
『清丸を殺してくれっ!』と言っているんじゃないかと思ちゃいましたよ(苦笑)
蜷川は、「孫の声は聞こえん」って言ってましたけどね
蜷川が清丸に刀を投げつけた時、
清丸が取り上げるだろうなと思ったら、その通りに(苦笑)
しかも、あのシーン、刺されなくても、交わすことができたような・・・
あれだけ警官いるんですから、足とか撃てばいいのに・・・って
それを言っちゃあ、おしまいですよね(^^ゞ
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上映時間 125分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2013/04/26
ジャンル アクション/サスペンス
映倫 G
【解説】
木内一裕の同名小説を「十三人の刺客」「悪の教典」の三池崇史監督、
「ストロベリーナイト」の大沢たかお主演で映画化した
エンタテインメント・サスペンス・アクション大作。
孫娘を殺された富豪によってその首に10億円の懸賞金がかけられた
凶悪犯を福岡から東京へと護送することになった5人のSPと刑事たちが、
全国民を敵に回して繰り広げる孤独な戦いと葛藤の行方をスリリングに
描き出す。共演は松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也、山崎努。

【ストーリー】
日本の財界を牛耳る大物・蜷川隆興の孫娘が惨殺された。
容疑者は8年前にも少女を殺害し、釈放されたばかりの清丸国秀。
警察の懸命の捜査が続く中、全国紙に“清丸を殺害すれば10億円を
支払う”との蜷川による全面広告が掲載される。
日本中がにわかに色めき立ち、観念した清丸は潜伏先から
福岡県警に自首することに。さっそく清丸を警視庁に移送するため、
SPの銘苅一基をリーダーとする5人の精鋭が集められる。
タイムリミットは送検までの48時間。だがその行く手には、
ありとあらゆる所に潜み、“クズ”を仕留めて10億円をいただこうと
殺気立つ日本全国民が待ち構えていた。



【感想】 (109シネマズ川崎にて鑑賞・5・1・水)
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キャストの中でファン(好き)と言えば、山崎 努さんくらいなので
(あっ!伊武さんも好きかな)、大沢さんや藤原さんとか
俳優目当てで観に行ったわけではなく

三池監督なので、エンタメとしてハズレはないかなと
思って鑑賞に臨みました。
台湾まで行って撮影した新幹線のシーンとか、開通前の高速道路を使った
パトカー総動員のシーンとか、邦画としたら、かなり頑張ったアクションシーンは
見応えがあって良かったと思いますが、ストーリーは、いろいろと
つっこみたくなるところも多くて、見終わってみれば、つまらなくはなかったけど、
ふつうに面白かったかな(期待したほどではなかった(^^ゞ)と言う印象です

新幹線の人質シーン当たりまでは、結構面白かったのですが、
その後はトーンダウン

かなり退屈な流れになってしまいました

主なキャストは・・・

銘苅(大沢 たかお)・・・・・・警視庁警備部警護課第四係に所属のSP<警部補>
3年前に無免許運転の人間に妻を引き殺された過去を持つ
白岩(松島 菜々子)・・・・警視庁警備部警護課第三係に所属の女性SP<巡査部長>
小学3年生の息子を持つシングルマザー
清丸(藤原 竜也)・・・連続殺人犯。8年前に少女を暴行殺害して服役、仮出所後に
また同じような事件を起こす

松島さんの起用なのでしょうね。
家政婦のミタを思い出させるような松島さんの演技でした

藤原さんは、舞台役者なので、いつもオーバーな演技でが苦手なのですが、
今回の役は良かったです。クズのクズ、最低の人間、いや人間じゃないな(苦笑)、
最低のクズ野郎で、観ている私をイラつかさせてくれました


蜷川(山崎 務)・・・・財界の大物。孫を殺害した清丸に10億円の懸賞金を賭ける。
奥村(岸谷五朗)・・・警視庁捜査一課の警部補。
神箸(永山 絢斗)・・・警視庁捜査一課の巡査部長。

それは演技でもあったのかしら?

関谷(伊武 雅刀)・・・福岡県警刑事部捜査一課の巡査部長。
大木(本田 博太郎)・・・警視庁警備部警護課第四係の係長<警部>
由里(余 貴美子)・・・銘苅たちを助ける個人タクシーの運転手

それぞれの人に辛い過去があって、また、切迫した状況から
10億に目が眩んでしまうというのはわかるとしても、
登場人物の感情があまり伝わってこないので
(演技が悪いというのではなく脚本の問題だと思います)
全体的に話に厚みがなく、展開やラストも予想を越えるものでは
なかったように思います。
(予想を裏切られたのは、

殺されたことでした

逮捕から送検まで48時間のリミット、あり得ないような、
でもあり得るかも?とも思える「10億円に目が眩んで、
日本全国民が、敵になる」というスチュエーションは
面白かっただけに、ツッコミどころの多い展開になってしまったのが
ちょっと残念でした

とは言え、アクションシーンは派手ですし、俳優陣の演技もいいので、
エンタメ作品としてはそれなりに楽しめると思います

これは、本のほうが面白そうですので、時間ができたら原作を
読んでみたいと思います。




連載されていた「ビー・バップ・ハイスクール』(BE-BOP-HIGHSCHOOL)
の

驚きました


出てきた民間人のオッサン、あ~~!
欽ちゃんの良い子悪い子普通の子の
普通の子だった長江健次くん(もうくんじゃないけど・苦笑)じゃあないですか!
彼もこんなにオッサンになっちゃったんですね~

そして、銘苅は、防弾チョッキ着ていたのに、白岩は、なぜ着てなかったのかな?
任務中に私的メール打つのっていいのかな(^^ゞ

いまいちわかりませんが、それはいいとしても、検問でトランクを
開けないってどうよ!(笑)
検問ですから、あり得ないと思うのですが・・・

流れるのはわかりますが、遺書は放送で読まないですよねえ

銘苅が「お孫さんは、そんなことをのぞんでいません」
「お孫さんの声が聞こえませんか?」みたいなことを蜷川に対して
言うのですが、私は「あんなひどいことされて殺されたお孫さんなら
『清丸を殺してくれっ!』と言っているんじゃないかと思ちゃいましたよ(苦笑)
蜷川は、「孫の声は聞こえん」って言ってましたけどね


清丸が取り上げるだろうなと思ったら、その通りに(苦笑)
しかも、あのシーン、刺されなくても、交わすことができたような・・・
あれだけ警官いるんですから、足とか撃てばいいのに・・・って
それを言っちゃあ、おしまいですよね(^^ゞ


今作もまずまず楽しめた感じですね♪
たしかに新幹線を降りた辺りから、あらら…と一気にトーンダウンし、
折角の日本国民から狙われるという設定がイマイチになってきました(汗)
そうそう、白岩のことは私も気になりました。
なぜ防弾チョッキを着ていなかったのでしょう?
自分の能力を過信していたのかもしれませんね。
藤原くんの不気味さ、大沢さんの一本調子な演技が気になりだして、、、(笑)
あと、エキストラもそうだけど、トレーラー運転手やホームの男性とか演技に熱が入り過ぎ不自然さがあったこともチョットね^^;
黒澤監督の『天国と地獄』のような全編緊迫した作品を三池監督に期待したらダメなのかな~なんてね(笑)
被害者遺族が10億円で犯人の殺害依頼とか、それを守らなければならないSPとか、設定は良いんですが、何から何まで過剰反応で胸やけしちゃいました。
人のどうにもならない葛藤を描く社会派な内容にしながら、なんでもかんでも都合良く苦難に陥ったり、善意に助けられたり、お涙ちょうだい劇になったりという展開が嫌いです。
観ている時はそれなりに楽しめたのだけど、感想を書こうという段階になって、あまりの予定調和にだんだんイライラしてきちゃってどんどん酷評になっちゃった(笑)
そうですね、「十三人の刺客」は好きだったのでこの作品もそれなりに楽しめました
やっぱり、新幹線が終わってからは、なんかトーンダウンでしたよね
銘苅は着ていたのに、白岩は着ていないってなんか矛盾してますよね~
そんなことも含めて、ツッコミどころが多くて残念でした
itukaさんは、キャストがダメだったのもイマイチな要因みたいですね
>藤原くんの不気味さ、大沢さんの一本調子な演技が気になりだして、、、(笑)
あ~~、なんとなくわかります(笑)
そうですね、新幹線の人質の時の母親もなんかわざとらしかった(^^ゞ
そう言えば、トレーラーの男性も・・・
ホームの男性は、長江健次くんでしたが、力入った
演技でしたねえ
予想していたより緊迫感は味わえなかったですね。
でも、三池監督なので、エンタメとしてそれなりには
観れました
丁寧にご挨拶ありがとうございます(笑)
>何から何まで過剰反応で胸やけしちゃいました。
あ~~、なんとなくおっしゃりたいことわかります。
感想書いているうちにどんどん酷評って言うのも
すごくわかります。
私は酷評までは行きませんが、観ている時は、4くらいつけてもいいかなあ~なんて考えて(苦笑)いましたが、感想書いているうちに、いっぱい矛盾点が出てきてしまって
たいむさんがおっしゃるように、葛藤を描く社会派
な内容なのに、予定調和と言うか、無理やり感動
させようとしていると言うかそういうところが私もちょっとひかっかってしまいました
脚本次第ではもっと面白くなりそうな作品なだけに
残念でした
三池作品らしい突っ込み満載ながらも、
なぜか見入って楽しんでしまう作風は流石でした。
キャストも微妙に…な感じのキャラもありましたが、
概ねよかったと思います。
p.s. 海外からの返信です。遅くなってすみません。
海外から、わざわざコメント恐縮です
全然遅くないですよ。
>評価同じですね★
本当は、3.8でしたが、7に変えちゃいました(笑)
そそ、思ったほどではなかったと言いながら、
それなりに楽しめたのは、やはり三池監督だから
だと思います
GWは(今も?)海外なんですね~
お仕事かな?お疲れでませんように
突っ込みどころもあるけど、見ない振り(笑)えへ。
ラストのほっこりシーンは好きです♪
みすずさんは、キャスト目立てでしたか!
それなら、それなりに楽しめたでしょうね
そそ、ツッコミどころは、見ないフリが1番ですよね
>ラストのほっこりシーンは好きです♪
あれで、少し、気持ちが救われますよね