Cinema Collection 2

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(2015/6より)

★ウォーロード/男たちの誓い(2008)★

2009-05-24 23:46:50 | 旧ブログ記事
THE WARLORDS


投名状






それは命を懸けた義兄弟の契り。





映時間 113分


製作国 中国/香港


公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)


初公開年月 2009/05/08


ジャンル アクション/アドベンチャー/歴史劇


映倫 PG-12





【解説】





ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の豪華共演で贈る


歴史アクション大作。清朝末期の中国を舞台に、義兄弟の契りを


交わした3人の男たちの熱き友情と彼らが辿る悲劇的な運命が、


圧倒的スケールの戦闘シーンと三者三様の葛藤が交錯する


感動の人間ドラマで描かれてゆく。監督は「君さえいれば/金枝玉葉」


「ウィンター・ソング」のピーター・チャン。





【ストーリー】





19世紀末期。清朝軍の将軍だったパンは自分の部隊を全滅に


追いやられ、失意の中で荒野を彷徨う。そんな時、謎の女リィエン


と出会い、心癒やされる。しかし、翌朝すでにリィエンの姿はなく、


その後パンは、盗賊団のリーダー、アルフと彼を兄のように慕う男


ウーヤンと遭遇する。





彼はそこで、あのリィエンと再会する。彼女はアルフの妻だった。


そんな中、盗賊団の過酷な境遇を目の当たりにしたパンは、


生き抜くためには軍隊として朝廷に仕えることが最善と訴え、


アルフに受け入れられる。


こうしてパン、アルフ、ウーヤンは義兄弟の契り“投名状”を交わし、


運命を共にすると固く誓い合うが…。





ポスター.jpg





投名状





【生死を託し助け合い、不幸も苦難もともに乗り越える。


義兄弟を傷つけし者には必ず死を。その者が義兄弟であれ


必ずや死を。天地山河にこれを誓う。裏切りには天誅を。】



<パンフレットより>





【感想】


????????????????????????





ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武・・・こんな豪華な顔合わせ、


観ないわけには行きません(笑)





しかも、予告編がかなり良くて、義兄弟の契り、男の友情、葛藤?


みたいなものが漂っていて、これは男たちの熱いドラマだ~~と


かなり期待して観に行きました??





で、結論から言いますと、ストーリー的にわかりにくい点も


ちょっとあったり(^^ゞ予告編から想像したような、義兄弟の契りの


“投名状”を交わしたことからの心の交流、葛藤、固い絆みたいなものが


思っていたより感じられなかったことは残念でしたが、それでも、


やはり3人の演技のアンサンブルは見応えありましたしa


泥臭い感じのリアルな戦いのシーンとか含めて結構好きな作品でした?





馬.jpg





足を骨折しないのかなあとか変なところでドキドキハラハラして


しまいます??ちなみに、向って右の画像の馬は


目隠しされていますa





地味な作品ですが(キャストは豪華だけど・笑)、自分的には、


今、公開されているレッドクリフのパート2より好みかもしれないです


レッドクリフが華麗な作品なら、こちらは渋い作品と言う感じでしょうか・・・





9世紀後半の清代後期、アヘン戦争敗北を機に、社会不安が激化、


そんな時期に「太平天国の乱」が勃発、この作品は、この激動の時代が


舞台になっています。歴史に疎いかたは、鑑賞前に「太平天国の乱」を


ざっと予習して行ったほうがいいかも?





*太平天国の乱 





また、この物語は、実在した歴史上の人物、両江総督「馬新貽<ばしんい>」の


暗殺事件がもとになっています。(民間伝承の一つである物語を


映画化していて、1973年に公開された香港映画「ブラッド・ブラザーズ/刺馬」


のリメイクでもあるようです)





*「馬新貽」





以下ネタに触れた部分があります





まず、ざっと人物紹介





豪華3大スター競演!





ジェット・リー.jpg


<ジェットリー=パン・・・清王朝の将軍。新しい国作りのために


信念をかけて戦う。目的達成のためには手段を選ばない>





アンディ.jpg


<アンディ・ラウ=アルフ・・・盗賊<800人>のリーダー。


新しい国作りよりも、仲間と家を守る事が何よりも大事。>





金城.jpg


<金城武=ウーヤン・・・冷酷な面を持ちながらも、情熱的で純粋。


義兄弟の契りを何よりも大切と考えている>





リィエン.jpg


<シュー・ジンレイ=リィエン・・・遊郭に売られる時アルフに助け出され


妻となる。アルフへの思いは恩義に近い。パンに出会い一目で恋に


落ちる。。。>





?アルフを嫌いではなかったと思うのですが、


彼女に教養があったがためにアルフでは、物足りないと感じることも


多かったのでは?強くて、そして教養もあるパンに惹かれていったのかな


と勝手な想像をしました。





ホアン.jpg


<グオ・シャンドン=ホアン・・・蘇州城の城主。部下たちを救うために


自ら命を捨てる。>





??役どころがいいからかもしれませんが、素敵な人でしたね~~。


彼の台詞に泣きました??戦争での被害者はいつも庶民(ここでは農民)


彼らは、戦いたくて戦っているわけではないのに・・・・


命をかけてまで、部下を守ったのに、彼の死が無駄になりつらかった・・・


また、約束を守ることができなかったアルフの心情を思うと切なかった??





清朝軍事会議の悪大臣たち





悪大臣.jpg





?自分たちの安泰ばかりを考え、パンたちを将棋の駒のように扱い


自分たちに脅威を与えるとなったら、抹殺すると言うやりかたは


許せない・・・いつの時代でもこんな人たちがいる?





義兄弟の絆よりも戦争に巻き込まれて、翻弄されて行く


人間たちの無残な生と死を見せつけられたような気がします??


レッドクリフでトニー演じる周瑜が「この戦いに勝者はいない」と


言っていましたが、レッドクリフよりも、もっとその台詞が


心にに響いた作品でした・・・





アンディ・ラウ.jpg





3人とも好きなんですが、特に金城さんは、最近急上昇なんですが


でも、やはり、アンディ・ラウが1番素敵だな~~??


最初に馬に乗って登場したシーンから「おお~~!??」っと思うほど


オーラ感じてしまいました。ジェット・リーより年上でビックリ!


香港では、いまだにアイドルだと言うのもわかるほど魅力的でした??


ただ、思ったよりシーンが少なかったのは残念でしたが・・・





アルフィーは、嫌いではないですが、エンドロールで日本の曲使うのは


いつも言ってますが、やめて欲しいです?


余韻ブチこわしです(号泣)





オリジナル版が観てみたいですし、この作品の元?になっている


「ブラッド・ブラザーズ/刺馬」も鑑賞したいと思いました。





5月8日(土)から公開





パンフ.jpg


<パンフレット¥600?クリックで公式サイトへ>





オマケ





英語原題のThe Warlordsと言うのは、戦争の道かと


単純に思ってましたら(^^ゞ「清末、私兵を持って


地方に割拠した軍人」とのことだそうです。



<パンフより>















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