Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★天使と悪魔(2009)★

2009-05-21 00:00:00 | 旧ブログ記事
ANGELS & DEMONS





ガリレオの暗号が、ヴァチカンを追いつめる。





メディア 映画


上映時間 138分


製作国 アメリカ


公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)


初公開年月 2009/05/15


ジャンル サスペンス/ミステリー/アドベンチャー





【解説】





「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で


贈る“ロバート・ラングドン”シリーズ第2弾。


ダン・ブラウン原作のシリーズ1作目を、映画版では時制を前後させ


続編として製作。教皇選挙(コンクラーベ)が行われるヴァチカンを舞台に、


宗教と科学の数百年にわたる対立の歴史が招いた恐るべき陰謀の阻止に


奔走する宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍をサスペンスフル


かつダイナミックに綴る。


共演は「ミュンヘン」のアイェレット・ゾラーと「スター・ウォーズ」


シリーズのユアン・マクレガー。





【ストーリー】





ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授は、


ルーヴル美術館での一件以来冷戦関係だったヴァチカンから


思いがけない協力要請を受ける。





秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れていた。


それはかつてガリレオを中心とする科学者によって組織されるも、


ヴァチカンの激しい弾圧で消滅したものと思われていた。


しかし秘かに復讐の機会を待ち続け、教皇の逝去を受けて行われようと


していたコンクラーベに乗じてついに復活を果たしたのだ。





彼らは最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに


殺害すると予告、その上ヴァチカン全体を爆破する計画まで


進めていた。そのためにスイスのCERN(欧州原子核研究機構)


から恐るべき破壊力を秘めた“反物質”をも盗み出していた。


そこでCERNの科学者ヴィットリア・ヴェトラも駆けつけ、


ラングドンと協力して事件解決に乗り出すが…。





ポスター.jpg





【感想】


????????????????????????





私の基本は、映画を観てから原作を読むのですが、


前作ダヴィンチコードは、映画化になる前に、お友達に薦められて


原作を読んでしまってました。





そして、しばらくしてから映画化になると知りましたので、


原作を読んでからの鑑賞となりました。原作を読んでから


映画を観ると、どのように映画が作られているかとか原作との


違いを比べてしまう観方になってしまい、ミステリーや


サスペンスの面白さがどうしても半減してしまいます。


だって犯人も結末もわかっているのですから。。。


と言うことで、今回は映画化になると知っていたこの作品は、


原作を読まずに観ることにしました。





以下ネタバレです











枢機卿.jpg








まあ、原作を読まなくても、予告編でユアン・マクレガーが


出ているのを観て、彼が犯人なんだろうなあと予測はついて


しまうのですが、それでも原作を読んでいないと、


途中で、「そう思わせておいて、実は犯人はユアンじゃないのかな?」と


一瞬思ったり、え~~、この人がこんなに早く殺されちゃうの(T^T)とか


・・・という事でまずまず楽しめました?


ですので、私は、やはり映画を観てから原作読むほうが好きで~すa





映画を観たので、やっと原作読めます。原作はきっともっと面白いのだと


思いますので楽しみです





ホール.jpg





監督曰く、「原作の基本は押さえつつ、いくつかのシークエンスを


改変した、最新型の『時限爆弾』ストーリーになっている」との


ことですが、長い原作を思い切って改変したことで、物語は


スピーディーな展開になっていて、誘拐された4人の枢機卿が、


1時間ごとに殺され、最後に反物質が爆発するまで時間が


わずかしかないと言うのは「24」を観ているようで(笑)、


結構ドキドキハラハラ、サスペンスアクションとして


エンタメ作品としてそれなりに楽しめましたa





二人.jpg





その一方で、人物の描写が浅くなってしまったのか、


カメルレンゴ<ユアン>の動機やヴィットリアの役の


必要性などが弱くなってしまったような気もしました。


この辺は、原作にはかなり詳しくあるようなので


本を読んで自分なりのフォローしたいと思っています。








扱う題材が宗教と科学(^^ゞどちらも私には苦手?分野、難しいかな?と


思ったのですが、それほど苦になりませんでした。





キャストは以下の通りです





トム他.jpg





ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)・・・ハーヴァード大学教授<宗教象徴学>


<かなり不評だった前作の髪型から、いつものトムの髪型に変わりました。ラングドン教授の


イメージが定着してきました。>






ヴィットリア・ベトラ(アイェレット・ゾラー)・・・CERN科学者


<イスラエル出身。ミュンヘンでエリックバナの妻役。知的で、美しくて、科学者役は


ピッタリでした>






パトリック・マッケンナ(ユアン・マクレガー)・・・カメルレンゴ:前教皇侍従


<もっとユアンの出番が多いかと思ったのですが、前半は割りと少なくて残念。


オビワンもいいけど、カメレルンゴの彼も素敵でした>






米 カメレルンゴとは役職で、もとは財務管理を任務した侍従。


現在は事務的な役割を担うポジション。






リヒター他.jpg





オリヴェッティ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)・・・ジェンダルメリア警部


<イタリア・ローマ出身。どこかで観たことあるんだけど・・・


あ~~!そうだ!ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛


に出てた~~と思い出しました・笑>






リヒター(ステラン・スカルスガルド)・・・スイス憲兵隊隊長


<最近出演作多いです。ゴヤ、マンマミーア、この役とかなり役の幅も広いです


ジョニーファンにととっては、もちろん、いつまでもウィルのお父さん役です・笑>






シュトラウス(アーミン・ミューラー=スタール)・・枢機卿


<この方も最近よくお見かけします。イースタン・プロミスザ・バンク、この役と


存在感がすごいですね>









キーワードは、4つかな。。。





大勢.jpg





1 CERN<セルン>(欧州原子核研究機構)





  世界でも最高峰の素粒子物理学の研究所。現在は反物質の研究で


  注目されているが、世界初のWebサーバー<World Wide Web>を


  作ったことでも知られる。





  ?このような機関が実際にあると始めて知りました。


  そして、反物質も実際にあるんですね。


  もちろん、映画に出てくるような威力のあるものではないですが(^^ゞ





2 コンクラーベ(教皇選挙)


 


  教皇の逝去から15日から20日の間に始る。コンクラーベ当日、ヴァチカンの宮殿


  システィナ礼拝堂で投票が行われる。投票者の3分の2の票を集めるものが出るまで


  投票は何日にもわたって繰り返される。





  ?コンクラーベって、根競べって聞こえますが、何日も投票が繰り返されるって


  やはり、コンクラーベは根競べなんだなあと思いました<笑>


  


 3 イルミナティ(秘密結社)





  実在したイルミナティは、ダンブラウンが描いたような組織ではなく


  記録に残るイルミナティの時期もダン・ブラウンンが示した16世紀ではなく


  18世紀後半。ドイツのパヴァリア(現・バイエルン州)でインゴルシュタット大学の


  アダム・ヴァイス・ハウプト教授によって設立された。


  


  ?秘密結社と言えば、すぐに浮かぶのが


  フリーメーソンです。





4 ベルニーニ(芸術家)





  永遠の都ローマに、総合演出を施した男。それが17世紀世界最大の


  芸術家と称された。何代もの教皇に遇されながらも、半世紀以上に


  わたってローマで膨大な彫刻、建築、空間設計の仕事を完成させ、


  教皇ウルバス8世には 「ローマはベルーニを必要とするとまで


  言わしめた存在。





  ?ラファエロやミケランジェロの名前や作品は


  知っていましたが、このかたのかたは何も知らなかった私です(^^ゞ





ロケーション.jpg





観終った後に感動すると言う作品ではなかったですが、睡魔に襲われることもない


ストーリーでしたし(笑)ローマ・ヴァチカンは歴史や美の宝庫、


ロケーション、建造物、彫刻を大画面で観て、観光気分も味わえた作品でした。


ハンス・ジマーのドキドキ感を煽るような音楽も良かったです





5月15日(金)から公開





パンフ.jpg


<パンフレット¥600?クリックで公式サイトへ>















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