
事件の真相を求め、外交官・黒田がイタリアを駆ける。
上映時間 125分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2009/07/18
ジャンル サスペンス/ミステリー
【解説】
フジテレビ開局50周年記念作品として邦画初となるオールイタリアロケが
敢行されたサスペンス・エンタテインメント。「ホワイトアウト」の
人気作家・真保裕一が企画の段階から参加し、織田裕二主演となる本作の
原作を書き下ろした。
日本人少女の失踪に端を発した謎の犯人グループによるイタリア大規模連鎖テロの
真相を追い、少女誘拐事件の解決へ奔走する日本人外交官の姿を、アマルフィ海岸
はじめ世界遺産ともなっているイタリアを代表する名所、景勝地を舞台に
壮大なスケールで描く。監督は「県庁の星」「容疑者Xの献身」の西谷弘。
【ストーリー】
イタリアで予告されたテロから日本人を守るため、外交官・黒田康作が
クリスマス目前のローマに派遣された。だが、ほどなくして、ひとりの
日本人少女が失踪する。彼女は、亡き夫との思い出の地であるイタリアを
訪れた旅行者・矢上紗江子の愛娘だった。
そして、この誘拐事件の通訳担当となった黒田は、紗江子へ掛かってきた
犯人からの電話を受けたことで、彼女の“偽りの夫”として事件に
巻き込まれていくことに。
しかし、警察の介入を犯人に見破られるなどして事件の解決は遠のくばかり。
さらに独断で事件の調査を進めるものの、外交官には捜査権限がないため
イタリア当局から越権行為と指摘され、大使館内でも孤立する黒田。
やがて、誘拐事件は連鎖テロへ発展し、イタリア全土に広がっていく。
こうして犯人グループの思うがまま捜査が混迷を極める中、黒田は事件の
鍵がイタリア南部の港町・アマルフィにあることを突き止めるのだが…。

【感想】
<









予告編から気になっていたこの作品、ジャンルも好きですし、キャストも
好きなので、邦画ですが(笑)観に行ってきました

サラ・ブライトマンの

頭の中でグルグルまわっていましたし~(笑)
邦画だと言うことと、フジの制作と言うことであまり期待をしなかったのが
良かったのか(笑)冒頭から惹きこまれ、最後まで飽きることなく観られて
面白かったです



織田さんは、若い頃から、私の好きなタイプのイケメンではないのですが
(笑・役者さんとしてはもちろん好きです!)
織田さんの演じる役柄はどれも好きで、織田さんと言うより織田さんの演じる人物に、
いつも惚れてしまう


今回の黒田もそう!織田さん、いつもカッコ良すぎるんじゃない!って
思って観ていました。
ミステリアスでストイックでクールな黒田、ステキでした


天海さんが母親役をやる年齢になったことにもビックリ(笑)
どちらかと言うと母親とか看護士(どちらかと言うと医師でしょ)とかと言う
イメージはないのですが(^^;気が強いって言うのはピッタリですし、
似合わないイメージは演技力でカバーしていました^^
<BOSS観ていたせいか、銃の持ちかたハマッテるって思ってしまいまいした(ーー;)>
役柄から考えたら、もっとか弱いタイプの女優さんのほうがとも思いましたが、
イタリアの景色に負けない美しさ、スケールの大きさ、織田さんや浩市さんと
堂々と渡りあう演技力と言うことでは、ピッタリだったと思います


浩市さんはシーンとしては少なかったのですが、ホワイトアウトを
観ていなかったので、予告編から、いい人だとばかり思っていたので、
やられました(^^ゞ
今にして思うとキャストから容易に犯人とわかることなのに(ーー;)
最後のほうのシーン、1枚の白黒の写真の映像と妻への想いなどを語る
ところにちょっと泣かされました


福山さんは、特別出演で、シーンは、やはり少ないのですが、織田さんと
福山さんのいい男のツーショットは目の保養になりました(笑)
ちなみに天海さんは、この二人プラス浩市さんの3人とお食事する機会が
あったそうで、「見目麗しい男性がたを目の前に、ごはんを食べる機会があって
素敵な経験をさせていただきました」と言っていました(笑)
実にうらやましい(笑)
黒田の上司?らしい電話の相手の声、どこかで聞いたことがあるんだけど・・・
と思い出せなくて・・・エンドロールで中井貴一さんとわかってスッキリしました^^
声だけの出演なのに、すっごい贅沢~

戸田さんはそこそこ出番がありましたが、大塚さんや伊藤さんの使い方は
もったいなかったかも?

<ローマ市警の警部さんが、髭を伸ばしている時のロバート・ダウニー・Jrにちょっと見えてしまって~笑・もちろん
ロバートのほうが全然ステキなんですけど・笑>

特に、タイトルにもなっている『アマルフィー』は、初めて知った地名でしたが
世界遺産にも登録されている美しいアマルフィー海岸を含めて
実際に行ってみたいなと思うほど素敵なところでした。

<断崖絶壁に建ち並ぶアマルフィーの美しい町並み。どこか中世を
思わせます>
映画は、とても丁寧に作られていると感じ、好きなんですが
豪華なキャスによる、贅沢なイタリアロケで、美しい映像の普通な
サスペンスストーリーだとも思ってしまいました。
物語に深みとか大きな感動は残念ながらなかったような(ーー;)
ですが、誰も死ななかった展開は良かった思いますし、黒田と紗江子の
ほのかなラブストーリー(ほのかなってところがいいんですよね~。
ありきたりなハッピーエンドにならず)は好みでした。
サラ・ブライトマンの美しい歌声も耳に残りますし、観終った後は、
不思議と爽快感も感じた作品でした


<1997年に世界遺産に設定されたカゼルタ宮殿><世界の歌姫

観終わってみれば、ローマのどんな美しい景色よりも、どこまでもどこまでも
ひたすらカッコイイ織田さんが一番印象に残った作品ではありました(笑)

今度は南米(ブエノスアイレス?)に赴任の黒田、今回明かされなかった
彼の過去も気になるし(ドコモではないから、アマルフィービギンズ観れないし~笑)
続編はあるのかも?


<パンフレット¥600

<お値段の割には中身いいです・笑・イタリアのロケーションの写真と詳しい説明
監督、主要キャストのインタビュー、黒田康作や外交官についてなど
いろいろとわかります>
ギリシャ神話のヘラクレスは愛する妖精の死を悲しみ
世界で最も美しい場所に亡がらを埋めて町を作った
彼女を永遠のものとするために・・・
その町の名はーーアマルフィ
<109シネマズ川崎で鑑賞>

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