★ニューイヤーズ・イブ(2011)★

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NEW YEAR'S EVE

どんなに悲しいことがあっても
ほんの少しの勇気を出せば、いつでも人生を輝かせることができる。
２０１２年、きっとあなたにも、希望の１年が始まるー。

映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/12/23
ジャンル ロマンス
映倫 G

【解説】

大みそかのニューヨークを舞台に、きずなを取り戻そうと奔走する
人々の再生と希望の物語が展開する感動ドラマ。
監督は、『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル。ロバート・デ・ニーロ、
ヒラリー・スワンクといったアカデミー賞受賞スターから
ザック・エフロン、アビゲイル・ブレスリンといった若手まで、
超豪華キャストが顔をそろえている。タイムズスクエアで行われた
年越しカウントダウンイベント中に撮影を敢行したことも話題に。
１２月２３日（金）公開

公式サイト

【感想】＜１０９シネマズ川崎にて鑑賞・１・１０＞
＜＞４．５

昨年この作品を映画鑑賞の〆にしたかったのですが、どうしても都合がつかず
年が明けてからの鑑賞となりました。
いや～～昨年やっぱり観とけば良かった～と後悔・・・
ベタなお話ではあったけれど、こんなハートフルな作品で１年の最後を、
締めくくりたかったなあ。。。
これを観ておけば新年に対する意気込みも違ったかもとか思ってしまいました。
評価は、いろいろ分れているようですが、私は大好きな作品で、大満足！
昨年のマイベスト１０を作ったとしたら、まちがいなくベスト入っていた
作品だったと思います

監督は、前作「バレンタインデー」のゲーリー・マーシャル、
「バレンタインデー」の大晦日版と思ったら、前作のヒットで映画会社から、
ああいう映画をまたやりたいと監督に要望があって、できた作品なんですね。
でも、比較したら、私は、こちらの作品のほうが、遥かに好きですけど＾＾

登場人物がたくさんいて、それぞれにエピソードがあるわけですが、
場面がコロコロと切り変わっても、お話がわからなくならないのは、
豪華キャスト（有名な俳優たちが演じている）だからなんでしょうね。
何しろ、３人のオスカー受賞者、ロバート・デニーロ、ヒラリー・スワンク、
ハル・ベリーに演技派のミシェル・ファイファー、異色な所で、
ジョン・ボン・ジョヴィ、ｅｔｃと凄いです。

と言うことで、豪華なキャスト紹介


スタン（デ・ニーロ）・・・元カメラマン。
末期癌で入院しているが延命治療を拒否、病院の屋上で
ボール・ドロップを見るのが最後の願い

エイミー（ハル・ベリー）・・・誰も見舞いに来ないスタンを看取ろうとするナース


イングリッド（ミシェル・ファイファー）・・・レコード会社の重役秘書。
今年の目標リストを作成、まず最初に会社を辞める

ポール（ザック・エフロン）・・・自転車便のメッセンジャー。イングリッドの
ＶＩＰパーティーの招待状と交換に、彼女の目標達成の手伝いをする


ランディ（アシュトン・カッチャー）・・・コミック画家。年越しのお祝いをバカにして
引きこもるのがポリシー。原因は？？？

エリース（リー・ミシェル）・・・仕事はバックコーラス。ジェンセンのライブで
認められようと張り切っている


コミンスキー（ヘクター・エリゾンド）・・・タイムズスクエアの頑固な電気技師。
クビになっていたが、ボールの故障で呼び出される

クレア（ヒラリー・スワンク）・・・タイムズスクウェアー協会の副会長。
ポールドロップの指揮を取る

ブレンダン（クリス・‘リュダクリス’・ブリッジス）・・・ニューヨーク市警の警官。
クレアの古い友人で、休みを返上して、クレアのために警備につく


ローラ（キャサリン・ハイグル）・・・ケイタリングで成功した人気シェフ。
自分を捨てたジェンセンを許さず、彼からの復縁の申し出を拒否。

ジェンセン（ジョン・ボン・ジョヴィ）・・・今をときめくロックスター。
去年の大晦日にローラに求婚しておきながら、黙って出て行ってしまった

エヴァ（ソフィア・ベルガラ）・・・ローラの部下で副料理長。ジェンセンの大ファン


グリフ（セス・マイヤーズ）・・・テスの夫。賞金を狙う
ジェームズにライバル意識を燃やす

テス（ジェシカ・ビール）・・・臨月の妊婦。賞金に目がくらみ、出産を早める効果が
あるということをあれこれと試すが。。。

ジェームズ（ティル・シュバイガー）・・・妻が臨月で、新年最初のべービーの賞金を
ねらっている。テスとグリフにライバル心を燃やす


サム（ジョシュ・デュアメル）・・・レコード会社の御曹司。
去年の大晦日に逢った女性との約束に心が揺れている

ヘイリー（アビゲイル・ブレスリン）・・・キムの娘。同級生のセズと０時のキスを
すると決めているが、母親に夜の外出の許可をもらえず。。。

キム（サラ・ジェシカ・パーカー）・・・ラジオシティーホールの衣装係。
離婚してから、お洒落も外出もあきらめている。。。

このキャストの中で、私のお目当ては、大好きなミシェル・ファイファー、
結構シーンが多くて嬉しかった（笑）
スターのオーラ消して、イタイけど（笑）可愛げのある女性を好演。
そして、やっぱりいいなあと思ったのが、ハル・ベリー、看護士エイミーの
優しさと強さが感じられたのは、彼女の演技があればこそ！
地味なナース姿で、スタイルいいのにもったいないなあと思ったら、
さすがマーシャル監督、最後は、鮮やかな変身をさせてくれて、
美しいハルを魅せてくれました。彼女のエピソードには泣けたなあ。。。

ヒラリー・スワンクは苦手な女優さんなんですが(^_^;)、今回は適役で
良かったです。役柄が良いせいか（苦し紛れのスピーチの内容が良かった！）
ちょっと苦手意識なくなかったかも？（笑）
ロバート・デニーロは、さすがの存在感。彼がいるだけで、映画の雰囲気が
グレードアップ！

と１人１人に触れていたら、きりがありませんが(^_^;)、「ｇｌｅｅ」が
大好きなので、リー・ミッシェルの出演も嬉しいところ！
ｇｌｅｅの時より、派手なメイクでしたけど（笑）ジョン・ボン・ジョヴィとの
デュエットや紅白歌合戦では最後に歌われる定番の「蛍の光＜Auld Lang Syne＞」の
ソロで、彼女の美しい歌声が聞けたのも良かったです。

ニ枚目のジョシュ・デュアメルの御曹司は、これまたピッタリな役なんですが、
意外と三枚目の役どころで笑わせてもらいました。ザックもアシュトンも良かった！
成長したアビゲイルちゃんは、化粧が似合わない？今回は、ちょっとオーラを
感じられなくて、残念だったかも(^_^;)

最後に、あと、１人、ニューヨークと言えば、この人！アビゲイルちゃんの
母親役のサラ・ジェシカ・パーカー！やっぱりニューヨークが似合います！
彼女なら、馬車に乗って来ても許す（笑）
そうそう、夫のマシュー・ブレデリックもイヤミな？市長役でカメオ出演していました。

本作では、大晦日の大イベント「ポール・ドロップ」（私は、お恥ずかしながら
このイベント知らなかった(^_^;)）の指揮を執るクレアのエピーソードを軸に、
恋人同士の恋愛、親子愛、夫婦愛、友情などが面白おかしく、切なく、ハートフルに
描かれている群像劇で、観る者の心に響くエピソードが盛り込まれており、
誰かしらに、感情移入することが、何かしらに共感することができるのでは
ないでしょうか？

「これは、１年の喜びや幸せ、失敗や後悔を振り返れと言うメッセージ
ではないでしょうか？新しい年はあなたにチャンスをくれます」この台詞は、
ヒラリーが演じるクレアのスピーチに出てくるのですが、新年を迎える前に、
大晦日に、後悔したことは無いか、やり残したことは無かったのかと
自分の心に問いかけるのも悪くないかも～と思いました。
あ～～～やっぱり、昨年のうちに観ておけば良かった(T^T)

最初は、笑いながら観ていた私ですが、ラストには、涙がこぼれてしまった・・・

この作品の悲喜交々のエピソードと、死に行く老人（消えて行く命）、
生まれてくる赤ちゃん（新しい命）を観て、ニューヨークの大晦日の
１日のお話なんですが、大袈裟かもしれませんが、人生の縮図を
見せられたような気もしました。

やっぱり、好きだな。この作品
あっ！でも、こういう群像劇では、「ラブアクチュアリー」が１番ですけどね(^_-)-☆

オマケ

・エンドロール中の面白映像では、この映画の中の２つのエピソードの
パロディ版？が描かれています。
お茶目なデ・ニーロに思わず吹き出しそうになっちゃいました
デニーロ、私の涙、返してくれ～（笑）

・映画史上初となる１００万人もの人が祝うタイムズスクエアの
カウントダウン・イベントでの撮影を実現。

　　『ニューイヤーズ・イヴは
新しい年が
良い年となりますようにと願う日だ。

今の日本もきっと
そう祈るんじゃないかな』ーゲイリー・マーシャル



【ストーリー】
ニューヨークの大晦日。
忙しないながらも誰もが新年への期待で気持ちが浮き立つ特別な一日。
世界中が注目するタイムズスクエアでのカウントダウン・イベントを取り仕切るクレア。
失敗の許されない一大イベントを前にナーバスになる彼女を、ニューヨーク市警の
警官ブレンダンが黒子となってサポートする。大きなパーティを任され大忙しの
ケータリング会社社長ローラは、タイムズスクエアでのカウントダウン・ライブを
控えた元カレのロックスター、ジェンセンと再会する。
病院のベッドで新年を迎える偏屈で孤独な報道カメラマンのスタン。
そんな彼を、看護師のエイミーは優しく気遣う。友だちとカウントダウンを見に行く
約束をした15歳の少女ヘイリー。憧れの彼とのファースト・キスを夢見ていたが…。


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