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気ままに生活してるシニアの残日録

2024京都旅行(その1)

2024年05月19日 | 街歩き

昨日まで、夫婦で京都に旅行に行ってきた、2泊3日。ここ数年、京都には何回か旅行に来ている。初日は、朝5時に自宅を出発、羽田空港まで車を運転し駐車場に入れる。フライトは7時半発、8時半伊丹着。飛行機はおおむね満席のように見えた。

伊丹空港のレンタカー会社で車と契約内容を確認、荷物を積み込み、京都に向けてスタート。京都到着後、四条河原町の高島屋の駐車場に入れ、高島屋内の創業明治6年、京都すき焼の草分け的存在の名店「三嶋亭」に行き、すき焼きを食べる、3,300円だったか。三条の本店で食べると1万円以上するメニューしかないが、高島屋店では庶民でも手が出る値段で食べられるのがうれしい。すき焼きはその場で焼くのではなく、既に調理場で焼いたものをお皿に盛りつけて出てくる方式、ただ肉の量は多く、十分に老舗のすき焼きを堪能できた。

さて、次に近くの喫茶店「築地」に行く、行ってみたい店だった。河原町通りからちょっと横道に入ったところにひっそりとあるが有名店。入ってみるとすぐに座れた。室内はヨーロッパ風とでもいうのだろうか、レトロな感じもする、音楽はクラシックが流れている。非常に落ち着いた雰囲気

この店は、昭和9年の創業、店内には床にステンドグラスのような色のついた敷石が埋め込んであったり、アンティークの調度品が置いてあったりして別世界のムードが漂う。ウィーンを意識しているのだろうか。

ゆっくりくつろいだ後は、次なる目的地、ちょっと離れたMIHOミュージアムに向かう、京都から車で1時間、滋賀県甲賀市信楽町にあり不便だが、だから良いともいえる。

ここは前から一度行ってみたい美術館だったが、休館日が多く、都合が合わなかった、今回、念願かなって初訪問となった。日本の美術館を紹介する本や雑誌などでは、ここは必ずと言っていいくらい紹介されるところだ。

ここの大きな特徴は、滋賀県の山の中の自然に溶け込むように美術館が作られていることだろう。美術館全体が一つの芸術作品といってもいいものになっている。詳細は別投稿に譲りたい。

さて、美術館に3時半くらいまでいて、この日はせっかく滋賀県まで来たので、京都に帰る途中の大津市の石山寺に寄ってみようと思った。ご存知の方もあろうが、現在放映中の大河ドラマ「光る君へ」で主人公の紫式部の「まひろ」が女友達の「さわ」と一緒に滞在したあの寺である。

美術館から車で30分くらい、到着したのが4時過ぎだった。結構観光客が来ており、紫式部ののぼりがいっぱい立てかけてあり、参道を歩いていくと、寺から続々と参拝の終わった観光客が出てくる、そして紫式部関連の土産物売り場や、展示室などがあり、大いに盛り上がっているようだ。

しかし、受付で入場券を買おうとすると、本堂などすべて4時半までで終わりだと言われ、ショックを受ける、せっかく来たのに・・・まあ、仕方ない、よく調べなかったからいけないのだ、あきらめてこの日は京都に帰ることにした。

京都に戻り、ホテルにチェックイン、場所は四条堀川交差点近く。ちょっと休んで夕食に出かける。今日は行き当たりばったりで適当な店に入ろうと思い、南座の正面の「レストラン菊水」に行ってみた。洋食レストランで、大正5年創業の老舗、建物は国の登録文化財だ。

1階のレストラン&パーラーはお手頃値段のメニューで敷居が低いため混んでいるかなと心配したが意外と空いていてすぐに入れた。ビールを注文し、私はチキンのグリル、嫁さんは洋食弁当をたのんだ、値段は2千円から3千円程度のリーズナブルなものだ。料理をつまみにしてビールを飲み、後はグラスワインの赤を1杯飲んだ。

おいしかった、ご馳走様でした。

この日は朝早かったので、あとはどこにも寄らずにホテルに帰えろうと思ったが、歩いて15分くらいの「石塀小路」という京都らしい屋敷や店が集まった小道に行ってみた。ところが入口に「私道につき撮影禁止」の注意書きがあった。入口のところだけ写真を撮って、小路を端から端まで歩き、雰囲気を味わいホテルに帰った

お疲れさまでした。



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