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気ままに生活してるシニアの残日録

麻布台ヒルズに行く

2024年07月13日 | 街歩き

この日は、都心に昨年末に完成した新しいビル、麻布台ヒルズの見物に行ってみた。開業したばかりの時は見物客で混んでいるだろうから、少しずらして今回行ってみることにした。純然たる「お上(のぼ)りさん」である。

地下鉄日比谷線の神谷町駅を降りて、案内に従ってビルの方に進んでいくと、そこはもうヒルズの地下に直結している。朝10過ぎに到着した。麻布台ヒルズは森JPタワー、レジデンスA/B、ガーデンプラザA/B/C/Dに分かれているので、全容を把握するには時間がかかるが案内のパンフレットが置いてあった。

先ずは、森JPタワーの34階にあるHills Houseというカフェに行ってみた。JPとなっているのは、かつて日本郵政グループ飯倉ビルがあった所だから。ここは完成当初は無料の展望台になっていたが、カフェ(夜はバー)に入らないとダメになった。1階から直結のエレベーターがある。

カフェではアイス和紅茶850円を注文、これにチャージフィー500円がかかるが、これは展望台の入場料のようなものだろう、合計で1,350円、展望台に来たと思えば安いか。どこが景色が良いかと聞くと、階段を降りた下のフロアだと教えてもらい、降りていくと、そこは広々とした展望フロアであった。4人掛けのテーブルがいくつか置いてあるが、先客は1組だけ、意外と空いていた。

景色は抜群であった。この日は晴れだが雲が結構あった。見えるのは浜松町方面から東京タワー、田町、目黒方面から六本木ヒルズあたりまでの180度。東京タワーが近くに見えて迫力満点だった。

30分位いたが、あとから続々とお客さんが入ってきた、外人さんもいるが日本人も多い。子供連れの家族もいる。土日は混んでどうしようもないだろうなと思ったが、まだ穴場かもしれない。

事前にネットでどんな店があるか調べていたら、この森JPタワープラザ1階にあの蔵前のペリカンカフェがあるのを見つけてびっくりした。下町のパン屋さんがこんなすごいところに進出したなんて・・・

このあと、ヒルズの中をぶらぶらして、11時過ぎにランチを食べ(これは別投稿で)、そのあとビルの外に出て、外からビルを見る、ビルの全貌は見えないのでいつもテレビなどに出てくるグニャグニャ曲がった特徴ある外観をしているビルの角で写真を撮った。

そのあと、地上階をちょっと歩いたら、バターで有名な「エシレ」があったのでのぞいてみると、クロワッサンが650円と高い、エシレバターが高いのでそれを使って作ったクロワッサンも当然高いか。缶入り焼菓子を見ると一番小さいのでも4,500円くらいと高い、さすが、高く売るのがうまい欧州企業だ。中身も良いのだろうが、見た目と値段で高級感を出すのがうまい。今日はパスして、今度、嫁さんの誕生日プレゼントにでも買うことにしよう、と買わない理由をつけた。

エシレと言えば、丸の内に店があるのは知っていたが、先日パンを買った池袋西武地下の「LE BIHAN」(「ル ビアン」)の横にも店があった、こちらの方は何となく入りにくい雰囲気があった。

そのあと、もう一度B1フロアをぶらぶらしたら「%」というカフェがあった。ここは、「スペシャルティコーヒーロースター、アラビカ東京」という店で、日本人オーナー(東海林克範氏)が2013年に香港でスタートし2014年に京都にフラッグストアをオープンしたスペシャルティコーヒーブランド、創業10年で、世界の20以上の国と地域に、150店舗を超えて展開中で東京初出店、同じヒルズの4階にもあるようだ。

ここは普通のカフェと違って、店内には座席はわずかしかなく、テイクアウトが主なのかもしれない。店内を見ると、生のコーヒー豆も販売し、かつ、右側のガラス張りの部屋には焙煎機があり、店内で焙煎して抽出しているようだ。

焙煎した豆を店頭で挽いて、そのあとは多分エスプレッソマシンで抽出しているようだ、今日は店頭で酸味のない味が良いというと、ブレンドが良いと言われ、アメリカンブレンド450円を注文した。カップは結構大きく、値段は良心的だと思った。

さて、麻布台ヒルズであるが、設計については、森ビルと日本設計、日建設計、日建ハウジングシステム、山下設計の各社が分担し、 グニャっとした形状の低層棟の設計とランドスケープデザインを担ったのはイギリスのヘザウィック・スタジオが担当した。また、施工については、清水建設、三井住友建設、大林組がそれぞれ担当したとwikiには出ていた。

お上りさんとして楽しめました

 



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