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ノトス・カルテット演奏会を観る

2023年01月21日 | クラシック音楽

今日はもう一つ録画しておいたクラシック倶楽部から「ノトス・カルテット演奏会」の2019年7月2日の日本公演を聴きました。

テレビの説明では、ノトス・カルテットは2007年ベルリンで結成、世界でも珍しい常設のピアノ四重奏団、数々のコンクールで入賞、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演し高く評価されてきた、とのこと。インタビューでは、自分たちはピアノの入った四重奏が好きでオーケストラと遜色のない演奏ができる、レパパートリーは有名な曲もあるが、あまり知られていないけど刺激的な曲もあり、そのような曲を知ってもらうのは価値がある、と説明している。

メンバーは

  • バイオリン:シンドリ・レデラー
  • ビオラ:アンドレア・ブルガー(女性)
  • チェロ:フィリップ・グラハム
  • ピアノ:アントニア・ケスター(女性)

曲目は

  • ピアノ四重奏曲 イ短調(マーラー)
  • ピアノ四重奏曲 ハ短調(バルトーク)

アンコール

  • 愛の悲しみ(クライスラー作曲、ブルガー編曲)
  • 愛のあいさつ(エルガー作曲、リゴラッティー編曲)

テレビの説明では、バルトーク(ハンガリー)のピアノ四重奏曲の全曲が初演されたのは作曲されてから60年以上経過した1946年だった。その後、公的な演奏記録は無く楽譜の所在もわからなくなっていた、それを再発見したのがノトス・カルテットだった、そして今回の演奏は日本初演だとのこと。

演奏と聞いてみると、2曲のピアノ四重奏はいずれも素晴らしく、演奏も力が入っていた感じだった。マーラーのイ短調は1楽章のみの短い曲だが、マーラーにしてはわかりやすい曲だった。この曲はマーラー16歳の時の作品で現存する彼の唯一の室内楽作品とのこと。若いときはわかりやすい曲を書いていたんだ。

アンコールの2曲はおなじみの曲だろう。私でも知っている聴きやすい曲だ。アンコールで弾くのにちょうど良い曲なのでしょう。



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