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気ままに生活してるシニアの残日録

亀戸の「升本本店」で昼食

2024年03月14日 | グルメ

亀戸天神の梅を見に行った時、「升本本店」で昼食を取った。初訪問である。ただ、升本の弁当は銀座三越で売っており、歌舞伎鑑賞の時によく買うし、会社勤めのころは会議などでよくここの弁当がでておいしく頂いた思い出があるので、本店を一度訪問したいと思っていた。

亀戸の駅から歩いて10分弱、蔵前橋通りの交差点の角、11時から開店しており、11時半頃に到着した。入口を入ると帳場というか受付スペースがあり、絵や店のパンフレットなどがおいてあり、食事をする場所はその左奥にある。入っていくと、4人掛けのテーブル席に案内されたが、受付右に階段もあるので2階にも席があるみたいだ。

1階は4人掛けのテーブル席が10席くらいはあるようだった。先客が2組だったか、入口手前の方の席に案内された。中は落ち着いた上品な雰囲気。昼のメニューは「亀戸大根あさり鍋めし」と「亀戸大根あさりせいろ蒸し」の2つしかなく、いずれも税込み2,200円。私は鍋の方を選んだ。

このメニューは、亀戸大根あさり鍋・麦菜飯・亀戸大根3種盛り・季節の小鉢・甘味がセットで出てくる。鍋はみそ味のスープで、中には大根、あさり、ネギ、油揚げ、豆腐などが入っている。お茶碗にご飯を盛り、その上に鍋て煮立った大根などをしゃもじでぶっかけて食べる。結構おいしかった。鍋には大根や浅利がいっぱい入っており、この内容なら値段の価値は十分あると思った。

店の説明では、亀戸大根は別名お多福大根と呼ばれ、文久年間(1860~1864)から大正・昭和のはじめ頃まで、その名の通り亀戸で栽培されていたが、宅地化が進み、今では「幻の大根」となった、今は厳選された契約農家で栽培したものを提供しているとのことだ。

今日は寒かったので鍋を選んで正解だった。ごはんの量も十分で、鍋の中身も十分、お新香や甘味も付いていて満足した。見ていると結構客が入ってくる、人気があるのだろう、客層は年配の上品そうな方が多かった。そういう雰囲気の店なのだろう。

ごちそうさまでした。

 



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